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■HGAC ウイングガンダムゼロ レビュー
 



HGACで発売されたウイングガンダムゼロ。
価格は1,680円です。



付属品はツインバスターライフル、シールド、サーベル2本、差し替え用足パーツが付属。



ホイルシールは黄色の一部と盾の赤やセンサー類を補います。



ウイングに続いてのキット化となるゼロ。
TV版のゼロをオールガンダムプロジェクトフォーマットで立体化しています。
関節パーツの形状こそ違いますがポリキャップやプラを組み合わせた関節構造は引き継がれています。



スタイルは今風になっていますが極端な細身ではなく腕や足は適度な太さがあります。
肩やウイングもMGプロトゼロあたりと比べると結構大ぶりですね。



成形色はMGプロトゼロとほぼ同じ感じです。
スッキリした色ですが赤いプラはやや透ける感じがありました。



バストアップ。配色はかなりの部分がパーツ分けで再現されています。
本体で足りないのはウイングの黄色と細かいダクトなどのグレーぐらいです。



頭部アップ。
小顔なのですがモールドはシャープでアンテナなどを薄くすればかなり見栄えがよくなると思います。
アゴは別パーツで赤色を再現しています。



胸部ゼロシステムはクリアパーツが使われています。
バックパックのフレームはポリキャップが使われていませんが柔らかいプラなので保持力は十分。



ウイングは閉じた状態だとスイングが可能ですが回転は不可。
角度変更も画像ぐらいで少ししか動きません。
マシンキャノンのモールドはありますがカバーの開閉ギミックはありませんでした。



肩のバーニアは差し替えなしで展開します。



腕部はスリーブ状のパーツが使われているので肩アーマーに隠れる部分ぐらいしか合わせ目がでない構造です。
腰アーマーは切り離せば独立可動できるいつもの方式。



脚はシンプルな配色なので色分けは完璧。
足裏のバーニアは別パーツで再現されていますがつま先とカカトに肉抜きがありました。



可動範囲は他のオールガンダムプロジェクトのガンダムとあまり変わらない印象です。
肘は二重関節で十分曲がりますし首の自由度も高いです。



下半身は足首部分を覆うような形なので接地性はイマイチですが膝や股関節は柔軟です。



MGのプロトゼロと並べてみました。
細かい部分の形状が結構違いますね。



ライフル&シールドを装備。
スタンドはいつも通り股関節部分に3mm穴が開いているのでそこに差し込みます。





ツインバスターライフルはもちろん分離可能。
上側の黄色はパーツ分けで再現されていますが砲身の黄色ラインはシールか塗装で補う必要ありです。






シールドは赤部分や黄色部分がパーツ分けされていてディテールの立体感も良い感じです。
先端の伸縮ギミックも再現されていました。




ウイングは開くとジョイントが動かせるようになるので自由度が上がります。



オールガンダムプロジェクトのキットに良くある部分で、
肩や腰のポリキャップの引っかかりが無く動かしていると外れやすいのは相変わらずでした。




サーベルはクリアグリーンのパーツで根本が若干太く造形されています。
長さも良いバランスですね。




バスターライフルの両手持ちは不可能でした。シールドで隠せばそれっぽくはなります。
グリップは差し替えなしで収納可能です。



変形は足首のみ差し替えです。




足裏のバーニアを差し替えパーツに取り付け、脛の装甲を開いて差し込みます。




ネオバード形態の完成。
寝そべり変形なので複雑な部分はありません。
羽の裏側にもキッチリモールドが入っているので下から見ても見栄えは良いですね。




HGサイズなのもありますがジョイントの強度も十分でどこか勝手に閉じたりする所はありません。
ロックはないですが特にズレやすい部分もなく、腰裏にスタンド用の穴があるので飾りやすいです。



ディテールが多いので軽くスミ入れなんかをしてやると締まりそうです。








あまり手間がかからなそうだったので目立つ部分以外のゲートやヒケ処理をすっ飛ばして塗装してみました。
一応全塗装してあります。青や赤はキットより明るめの色にしてみました。



本体はほぼつや消し仕上げ。
加工した所はほとんどなく、頭部をシャープにして一部の薄すぎるモールドを軽く彫り直したぐらいです。




肩や胸は黄色ではなくゴールドで塗っています。目はシルバーの上に蛍光グリーンを塗っています。
デカールはNCデカールの他にMGサンドロック用のデカールを貼り付けています。
胸部のゼロシステムは内側にホログラムシートを貼り込んでいます。



ほとんどパーツ分けで配色を再現しているのでウイングの黄色ぐらいしか手間がかかる部分がなくサクッと完成できました。


太腿やカカトなど一部のパーツのモールドはかなり薄いので彫り直した方が良いと思います。




武器類はそれほどでもありませんが、肩やマスク部分のクリアランスがタイトなのでこの部分はできるだけ塗膜を薄くしたほうが良さそうです。



それと加工せずに塗るとバインダーも一部擦れる箇所(羽と突き抜けて露出するダクト等)があるので気にする方はすり合わせしたほうが良いかも。



膝など一部の目立つ合わせ目は段落ちモールドにしてごまかしておきました。




スミ入れは白部分がパープルとホワイトとライトグレーを混ぜたもの
青部分とライフルなどがフラットブラック、フレームや赤部分はフラットブラウンを使っています。



サーベルは蛍光グリーン+ホワイトで塗装。



一応色レシピなどを (C)クレオス (G)ガイアノーツ (F)フィニッシャーズです
■白  (C)クールホワイト+(C)黄橙色少量
■青  (F)SFコバルト+(C)クールホワイト
■赤  (F)ブライトレッド+(C)クールホワイト+(C)チェリーレッド
■金  (C)ブルーゴールド
■黄色 (C)黄橙色+(C)クールホワイト
■バーニア等  (G)バーチャロンカラーフレームメタリック
■フレーム色  (C)ニュートラルグレー+(C)ダークアース+(C)ホワイト
■武器     フレーム色に黒を混ぜたもの
つや消しは瓶のスーパークリアつや消しを使っています。





以上HGAC ウイングガンダムゼロ レビューでした。
関節はオールガンダムプロジェクト共通フォーマットなので肩などがやや抜けやすい部分が気になるものの
可動範囲は広く、変形も足首の差し替えのみなので手軽に楽しめます。
パーツ数がそれほど多くない割にパーツ分けはかなり頑張っていて目立つ部分はウイングやライフルの黄色とシールドの一部ぐらいなので
部分塗装派の方もあまり面倒な部分は無く気軽に楽しめるキットだと思います。

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