コトブキヤロジコマ　レビュー

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■コトブキヤ　ロジコマ　with草薙素子＆荒巻大輔　レビュー　

コトブキヤから1/35スケールでキット化されたロジコマ
価格は4,104円です。

付属品は差し替えマニピュレータ、差し替え用アンカー発射装置パーツ、スタンドジョイント
それにロジコマと同スケールのフィギュア３体が付属します。

タチコマに続きコトブキヤからキット化された攻殻機動隊ARISEに登場するロジコマ。
タチコマ譲りの愛嬌のあるフォルムですが脚や各所のモールドは旧式っぽさを感じさせる姿です。
キットは関節にABSとポリキャップが使われたフル可動キットで1/35の手のひらサイズながらさまざまなギミックが詰め込まれています。

コトブキヤキットならではの細かい分割とシャープなパーツで小ささを感じさせない精密さです。
マルチカラーキットなので配色もおおまかな部分は再現されています。
さすがに全身の細かいグレーは再現されていないのでその部分は塗装で補う必要があります。

付属するフィギュアは合計３体。
草薙素子フィギュアは頭部、胴体、腕の３パーツで銃を構えた姿で立体化されています。

荒巻大輔は首と胴体の２パーツでシンプルな立ち姿。

人型自走地雷は今にも飛びついてきそうな走り姿で立体化。頭部、胴体、ベースの３パーツ構成です。
このフィギュアのみベースがあり、小さいエフェクトが造形されています。
顔は展開時ではなく人の顔の状態で立体化されていました。

目はボールジョイントで可動する他、バー部分も可動します。

アンカー発射装置は３門タイプに差し替え可能です。

背部コンテナは差し替えで展開を再現。
内部にもディテールがあります。

マニピュレータは収納時と展開時を差し替えで再現します。

腹部にはスタンド穴があり、ガトリングガンパーツを取付可能です。

脚部は伸縮ギミックを差し替えなしで再現。タイヤも回転します。
さらに頭頂部のハッチも可動しますがこの部分に合わせ目がでます。

ロジコマとフィギュアのサイズはもちろん合わせられています。
脚部の付け根はボールジョイント接続でタチコマ同様柔軟な表情付けが可能でした。

コンテナやマニピュレータは取り外しが可能なのでシンプルな初期の姿にする事もできます。

以前発売されたタチコマと並べて。
大きさは同じぐらいですがポッドが無かったり角張っていたりとかなり印象は違います。

細かいキットなので写真に撮ると大きめに見えますが実際はBB戦士より小さかったりします。

マニピュレータは付け根と肘にあたる部分で可動する他、爪も回転します。
ですが付け根のパーツが「コ」の字型のパーツで小さいので乱暴に扱うと折れそうです。
腕を動かす時にも負荷がかかる感じですし取れやすいので差し替える予定がないなら接着してしまったほうが安全かも。

後はアンカー発射装置もやや取れやすいですがそれ以外は特にポロポロ外れたりする部分は無く
小さいキットでギミックが多いにも関わらずなかなか扱いやすいです。

ガトリングガンを取り付けるとスタンド穴が埋まってしまいますがアタッチメントがあるので装着すれば3mm軸のスタンドが使えます。

脚の伸縮ギミックがあるからかタチコマとはまた違ったメカニカルさも楽しめますし武装の付け替えなど細かいギミックが詰め込まれているのも良いですね。

以上コトブキヤ　ロジコマ　レビューでした。
キットフォーマットは以前発売されたタチコマを踏襲していて同スケールのフィギュアも付属するので広がりのあるディスプレイを楽しめるキットです。
1/35というサイズながらも細かいギミックが詰め込まれていて特に足の伸縮はスムーズに可動するのもあり動かしていて面白いギミックでした。
配色もほとんど再現されているのですが、設定通り仕上げたい方は全身の丸モールドなどにある細かいグレー塗装がちょっと大変かもしれません。
それと腕パーツ基部はサイズの関係もあり破損しやすそうなので動かす時は注意した方が良いかも。

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