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■COMBAT ARMORS MAX03 アビテート T10B ブロックヘッド レビュー


1/72で展開しているMAXファクトリーのダグラムシリーズ。
今回はブロックヘッドが発売されました。
価格は6,000円です。相変わらずボックスアートが素晴らしいですね。

付属品は銃持ち手とマグランチャー&背中のカバーパーツが付属します。

水転写デカールはラインマークやコンソール類もフォローされていました。


順調にリリースが続いているMAXファクトリーのダグラムシリーズ。
今回は連邦軍の新主力機ブロックヘッドがプラキット化。今回はXネブラ対応型ではなくノーマルのブロックヘッドです。
2人乗りでボリューム満点の機体をバランス良く立体化しています。


マグランチャーは背中に取付可能で外した時は付属品にあるカバーパーツで穴を隠せるようになっています。
キットはダグラム同様ポリキャップが使われたフル可動キットで接着の必要がないスナップフィットモデルとなっています。


今回もマルチカラーキットで塗装をしなくても大体設定通りの配色に仕上がるようになっています。
マグランチャーは色の抜けが結構ありますが、本体はミサイルポッドやアンテナを少し塗るぐらいで良さそうなので部分塗装派の方も楽できると思います。

バストアップ。
エッジはカッチリしていて機関砲の銃口も開口されています。
コクピットはもちろんクリアパーツが使われていました。


頭部アップ。
パイプは垂れ下がったような形状で不気味さが増している気がします。
口っぽく見えるスリットの奥にもクリアパーツが使われていました。


6連装ミサイルポッドは軸可動。
鼻の機関砲は砲身が上下に動きますが左右には可動しません。


頭部は可動しませんが簡単に引き抜けるようになっていて奥にあるガンナーシートを覗く事ができます。


腕の2連装対アーマーライフル
前腕はロール軸がありひねりを加える事ができます。
手首は大きさも良い感じで力強く造形されています。


腰アーマーはフロントとサイドが可動。
膝アーマーも可動します。


足首はBJ接続で足裏はシンプルなデザイン。


可動はダグラム同様あまり動きません。
腰や肩はBJですがスイング幅はわずかですし肩アーマーも覆うようなデザインなので干渉しがち。


下半身も必要最低限といった感じで膝は二重関節ですが画像ぐらいしか曲がりませんし股関節もあまり開かないので派手なポーズは取れません。
とは言えマグランチャーを構えて歩くようなポーズなら十分取れます。

パイロットシートのキャノピーは画像のように開閉できます。

ダグラムと並べるとここまで差があります。
ダグラムが9.63m ブロックヘッドが11.78mと2m以上の差がありますが各パーツの太さも段違いです。


背面にはポリキャップが仕込まれていました。
そのうち吊り下げ用に使ったりするパーツが出たりするのかも。



マグランチャーはフォアグリップが可動。
銃持ち手にピッタリ合うように作られています。


ですがちょっと透ける感じでチープに見える部分もあります。
色も足りないのでここは塗装すると良いかも。


四肢は合わせ目があり挟み込み構造が多いです。
ですが作りはしっかりしておりこの巨体でも保持力は十分です。

ダグラムはガンプラで言うHGサイズでしたがこちらはMGサイズでボリュームがあるからかズシっとした重さがありました。
プラモですがこの重量感はなかなかよい感じです。


以上COMBAT ARMORS MAX03 アビテートT10B ブロックヘッドでした。
今回は何と言ってもそのボリュームが魅力的でダグラムと並べると同スケールには見えないぐらいです。
可動は必要最低限と言った感じであまり動きませんが見えなくなるガンナーシートなども作りこまれています。
後ダグラムと比べるとプラキットとしての精度がかなり上がっている印象で、大きな機体ですが
そのまま組んでも変に歪む部分はありませんしポロリと外れる部分も無くとても組みやすくなっていました。