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■バンダイ1/144 ミレニアム・ファルコン(ランド・カルリジアンVer.) レビュー

バンダイSWシリーズの新作として29日に公開されるハン・ソロ仕様のミレニアム・ファルコンがキット化されました。
価格は6,480円です。

ふぞくひんはスタンド2つにレーザーエフェクト、それにポッド用ノズルパーツが付属。


今回もデカールは水転写デカールとマーキングシールの2種が付属します。


映画ハン・ソロ仕様としてキット化された今回のミレニアム・ファルコン。
まだ公開前なので詳しい事はわかりませんが
サイトの解説文によるとランド・カルリジアンからハン・ソロが手に入れた時の形状を再現したキットなそうです。





今回は機体の形状やディテールがだいぶ変えられていて機首部分のクチバシ状の形状がポッドによって埋まっていて
その分全長がやや長くなっているのが大きな特徴となっています。
またキットはこれまでのミレニアムファルコン同様一部クリアパーツが使われていますが装甲などは単色で
青いマーキングなどはシールもしくはデカールで補う方式となります。


使い倒される前なのかむき出しのメカ部分がだいぶ減り、クチバシ部分も埋まっているので従来のミレニアム・ファルコンよりスッキリした印象。
またアンテナが正面ではなく上を向いていたり機体中央にあるレーザーキャノンが裏表各1門になっているなどの違いがあります。



コクピットですが今回はフレームタイプのみでクリアパーツのキャノピーは付属しません。
フィギュアは3体付属していてハン・ソロ、チューバッカ、ランド・カルリジアンのフィギュアが付属。


また機体内部にはラウンジが再現され、フィギュアをこちらにセットする事も可能。
ただ組み立て後に見るには上面装甲を取り外す必要があります。


わずかな段差や丸穴の下にあるメカディテールなども精密なモールドで再現されています。


各所のモールドは従来のミレニアム・ファルコンよりパイピングが少なめ。
またアンテナは丸型で上を向いているのも特徴的です。


レーザーキャノンは内部もきっちり再現されていました。


グリルまわりは6つのグリルが1パーツで成形されていて組みやすくなっていました。
またノズルはそのままだとあまり見えませんがクリアブルーのパーツが使われています。
フラップも立体的に再現されちょっとした隙間も精密感があります。


裏面ですが一応着床脚や昇降口を付けられそうな構造にはなっているのですがキットには付属しません。


機体横のメカディテール。
比較用にEP8版のミレニアム・ファルコンも撮ってみました。
上が今回のキット、下がEP8版です。


円盤とクチバシ部分の接合ラインに隙間がないのが印象的です。


またパイプのようなディテールも少なく、むき出しのメカ部分がだいぶ少なくなっていました。


それでも艦船模型の煙突にあるファンネルキャップやエンジンっぽいパーツなど模型のパーツを組み込んだような所も色々ありました。

スタンドはSWシリーズ共通の支柱で上下左右角度をそれぞれ3段階変更可能です。



またレーザーエフェクトも付属。
エフェクト自体はこちらもスター・ウォーズシリーズ共通のエフェクト形状で
クリアパーツのジョイントを砲身に取り付けて再現します。


続いてポッド分離ギミック。
こちらは機首部分がポッドとなっていて画像のように分離可能。
分離させたらポッドにはノズルパーツを取り付けます。


分離後の機首ディテールも非常に精密。隙のない仕上がりになっていました。



分離したポッド。
こちらもカバーを外せばスタンドが使えます。

ノズル基部やノズル内部のモールドもかなり細かく造形されています。

ポッドを分離させると従来のミレニアム・ファルコンに近いシルエットになります。


モールド自体は非常に精密ですが組やすさは相変わらずで合いなどもとても良好でした。


また別売の発光ユニット(白)2灯式を使う事でコクピット&後部エンジンの発光が可能になります。
ただ発光部分は2つなのでエンジンを2箇所で発光させたい場合コクピットの発光はできません。
このあたりは今までのミレニアム・ファルコンと同じでした。




EP8版と比較。
むき出しのメカやパイプ状のディテールが少なくまだ使い込まれていない印象です。


以上バンダイ1/144 ミレニアム・ファルコン(ランド・カルリジアンVer.)レビューでした。
今度公開されるハン・ソロ仕様のミレニアム・ファルコンという事ですが
同じスケールでキット化されたEP7&EP8版とはだいぶ形状が変わっていてポッドの射出ギミックが加わったのが大きな違いとなっています。
また今回は昇降口や着床脚はありませんでしたが、船内のラウンジが再現されていたりする目新しさもありました。
別売のLEDユニットが必要ですがエンジンの発光も可能ですし、大きさや精密さのわりにパーツ点数が意外と抑えられていて非常に組みやすいキットになっていました。
これまでのミレニアム・ファルコンとは違う所ばかりなので並べて飾っても楽しいキットですね。

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