バンダイ　1/12　K-2SO

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■バンダイ　1/12　K-2SO　レビュー　

スターウォーズプラキットシリーズに最新作のローグワンからK-2SOが登場。
価格は2,592円です。

付属品はスタンド一式と交換指パーツのみ。

シールはいつも通り水転写デカールとマーキングシールの選択式。
細かいライン状の色分けはデカール＆シールで補います。

ローグワンに登場する帝国のセキュリティ・ドロイドK-2SO。
劇中では再フォーマットされていて反乱軍側で活躍します。
真っ黒なボディに横から見ると水滴を逆にしたような細長い特徴あるプロポーションです。

キットはポリキャップと関節プラが使われたフル可動キットですが
これまでのトルーパーなどとは違い、BB戦士などで使われている丸いBJになるポリキャップが使われていました。
SWキットのキャラクターラインではグロスインジェクションが使われる事が多かったですが
今回はつや消しのドロイドだったので普通のプラ成形になっています。

バストアップ。
肩部分のマークや各所のライン、細かいディテールの色分けはシールまたは塗装で補う必要があります。
ただ大まかな配色はシンプルな色使いなので十分再現されています。

頭部アップ。ガイコツのような頭部に細長い首が個性的です。
目はクリアパーツが使われていますし合わせ目は後ろに出るぐらいで正面や横からなら気になりません。
ただし頭頂部のパーティングラインは目立ちます。

アゴや首などはディテールが細かくメリハリのあるデザインになっていました。
この首パーツは1パーツなのが地味に凄いです。

手足に比べて太く大きい胴体。
アンテナは両方別パーツ。モールドの一部の色分けはシールまたはデカールで補えます。

肩アーマーは独立可動。
腕のパーツは筒状のパーツで合わせ目が出ません。
関節部分は関節軸がクリアパーツで成形され、中央部分が貫通しているデザインを再現しています。

手首は親指以外を差し替える事で握り手にできます。
腹部は銀色のケーブル状の部分なども色分けされていました。

腕と同様に細長い脚部。こちらは普通に合わせ目が出ますが腕同様関節軸はクリアパーツになっています。

またつま先が可動し足裏も細かく再現されていました。

可動範囲ですが胴体は胸部分でスイング。首も良く動きますが胸部分の回転はあまりできません。
肘は90度弱ですが手首がよく動き肩のスイングもまずまず。

脚部は膝が肘と同じぐらいの可動範囲です。
開脚や接地は極端に大きく開いたりはできませんが十分でした。

今回はいつもと同じ足にはめるタイプのスタンドなのですが、
パーツを裏返す事で支柱パーツが取り付けられるようになり
K-2SOの腰裏カバーを外すことで3mm軸のスタンドをしっかり接続できます。

スタンドなしでも十分立てますがさすがにこんな体型だとバランスが悪くコケやすいです。

ディテールの粗密がクッキリわかれているのも面白いです。
ランナーは2枚+ベースのランナーなので組み立てもサクサクできました。

可動範囲はそれほど広くないですがドロイドなので気になりません。

やられたのはトルーパーではないですが脳天ゴツンっぽく。

向きが間違えてしまいそうなパーツはダボの形状が変わっていたり、ランナー自体の配置も分けられたりしている工夫も相変わらずで組みやすいです。

今回残念ながらブラスターは付属しません。
他のキットから持ってくるにしても手首が握り手か平手のみなので流用して持たせるのも厳しいです。

銀色のハゲチョロやオイル汚れなど結構汚されていたので好みで汚しを入れても楽しそうです。

先月発売された同じローグワンからのキット、デストルーパーと。
手足が長いので身長はかなり高いです。

一応アーツ版とも。
トルーパーなどと同様プラキットの方が大きめでした。

以上バンダイ1/12　K-2SO　レビューでした。
デストルーパーに続いてローグワンからのキット化となるK-2SO。
今回は関節プラが多用されていて細い手足ですがプロポーション良く立体化されています。
さすがに細かいラインはシール＆デカールで補うようになっていましたが、基本的な配色は十分再現されていますし
かなり細かいディテールのパーツを少ないパーツ数にまとめているので組み立ても楽しいです。
さすがにこの体型だとコケやすいんですが、今回はきちんと飾れるように支柱パーツもありますしそういった配慮も嬉しいですね。

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