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■HGBD インパルスガンダムアルク　レビュー


HGBDにインパルスガンダムアルクがランシエと同時にキット化されました。
価格は2,052円です。



付属品はアルクライフルと変形時に使うスタンドジョイントパーツが付属。



付属のシールは各種センサー類などとサイドアーマー部分の色分けを補うホイルシールが付属。



ベースキットがインパルスのためそちらに使う余剰パーツがいくつかあります。
肩アーマーなども余りますが頭部や胸部等のパーツが一部足りないためノーマルのインパルスには組めません。
コアスプレンダーはそのまま余りますがシルエットフライヤーはバーニアを本体の背面に使います。



エミリアが使用するガンプラ、インパルスガンダムアルク。
ベースキットはインパルスで機体色は青系になりました。
造形的な変化も頭部や胴体、肩アーマーなどにありますが腕や脚などそのままの部分も多いです。
キットの方もインパルスがベースで使用するポリキャップはPC002。
関節構造などは変わっていません。



インパルスのプロポーションを引き継いでいるのでキットのスタイルはスマートなプロポーション。
キットは分離変形ギミックがありますがインパルスと比べるとやや簡略化されていて
チェストコアフライヤーとレッグフライヤーの２機に分離変形します。なのでコアスプレンダーはありません。



キットの配色は成形色でほぼ再現され胸部や各種センサーを除けば
ビームキャノン部分のブルーやグレーなどが足りないぐらいです。
そして今回は同時発売されたインパルスガンダムランシエとの下半身の交換や各ユニットの合体ギミックもあります。




頭部アップ。
頭部は大きいアンテナが横に広がっているのが特徴的でマスクやアゴパーツも別パーツ化されています。



ツインアイのパーツはクリアパーツ。
後頭部は左右分割で頭頂部に合わせ目が出ます。



首はプラパーツで根本のスイングもあり。
胸部は一部新規パーツ。胸部中央のグリーン部分はシールがあります。



バックパックはウイングがある小ぶりな形状。
こちらはスイング可能になっていました。



余剰パーツにコアスプレンダーパーツがあるのでフォースシルエットなどを取付可能。



基部は２穴タイプなので手軽なパック交換も出来ます。



肩アーマーは新規で色分けも再現。
上からパーツを被せる作りなので合わせ目もほとんど目立ちません。
（薄いブルー部分の肩接続軸周りや裏面に少しあります）



腕部はインパルスと共通。
手首は一種類で前腕には合わせ目があります。



フロントアーマーはインパルスと同じでそれぞれ可動します。




サイドアーマーはビームキャノンになっていて合わせ目の大部分はディテール化されていました。
ですが砲口やノズル周りは合わせ目が出ます。
サイドアーマー中央はブルーですがこちらはシールあり。
砲口やノズルはグレーなので塗装が必要です。



リアアーマーには２本のプロペラントタンクが取り付けられこちらもスイング可能。
タンクは上下分割で中央に合わせ目あり。



アーマー裏や股関節はインパルスと共通です。



脚部はインパルスと同じで変更点はカラーリングのみ。
脹脛のスラスターは可動します。



変形の関係でつま先も可動。
足裏はつま先などに一部肉抜きがあります。




可動範囲はほぼインパルスと変わりなしです。
肩ジョイントは跳ね上げるタイプで上に大きく腕を上げられますが、アンテナが横に長いので干渉しやすくなっています。
肩の接続部はBJなので前後のスイング幅もそれなり。



脚部はサイドアーマーが大型化しましたが通常のインパルスとあまり変わらない程度の開脚が可能。
接地は極端に良い訳ではありませんが膝などは十分曲がります。



付属武器のアルクライフルを持たせて。







アルクライフルはブラストインパルスのケルベロス高エネルギー長距離ビーム砲を携行するというコンセプトの武器らしくサイズはかなり大きめ。
センサーのグリーンはシールで補えます。
タンクはスイング可能でグリップも収納可能。
左右分割なので中央に合わせ目が出ます。




巨大な武器ですが手首をぐっと腕側に押し込めば今の所片手保持は可能です。
ただしっかり押し込まないと手首軸が負けるのでそのうち調整が必要になるかも。
肩の関節もKPS同士なので腕が垂れ下がる事も無かったです。



また余剰パーツでインパルスのライフルも組めるので一応そちらも持たせる事は可能でした。



続いて分離変形ギミック。
チェストコアフライヤーとレッグフライヤーの２機に分離変形します。
コアスプレンダーはありません。
まずは上半身と下半身を分離。



上半身は肩を上げ腕をまっすぐ伸ばします。



そして前腕のジョイントにアルクライフルを接続。
腹部にスタンド用ジョイントを取り付けます。



レッグフライヤーはインパルス同様膝をクランク状に曲げ、足首をたたみます。
後はサイドアーマーを回転させ砲口を前に向けます。





これでチェストコアフライヤーとレッグフライヤーの完成。
どちらもスタンドジョイントがあり3mm軸のスタンドが使えます。
変形は簡単かつスムーズでロックなどはありませんが複雑に動く所もないので特にバラけやすいパーツも無いです。




レッグフライヤーの方はそれほど変わった印象はありませんが
チェストコアフライヤーはライフルが機首っぽくなるのでいくらか飛行メカっぽい印象は強まりました。





この分離ギミックを生かしたランシエとのレッグフライヤー交換ギミックなどがありますが
そちらは次回に紹介します。





ベースキットのインパルスと。
頭部や肩、胸部などが大きく変わりましたがそのままのパーツも多めです。




インパルスガンダムアルク単体でのレビューは以上です。
次回は同時発売されたインパルスガンダムランシエと２機組み合わせた合体ギミックを紹介します。


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