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■ボークス1/24 ゼルベリオス VR-MAXIMA レビュー



ボークスが展開している青の騎士ベルゼルガ物語 1/24インジェクションキットシリーズ第二弾として発売されたゼルベリオスVR-MAXIMA
価格は11,880円です。



付属品はヘビィマシンガン、平手左右分、右マシンガン持ち手2種
肩の差し替え発煙弾発射機、シールド部分の発煙弾発射機&対人榴弾発射機が付属。



水転写デカールはセンサー類とアンテナの青ラインを補うものが付属。



またテスタロッサと同様にランナーの一部にはリベットが造形されていて切り出す事で手軽にリベットモールドとして活用できます。




ケインがテスタロッサに乗り換える前の乗機でカラミティドッグの白兵戦仕様に戦闘用コンピュータVR-MAXIMAを搭載したゼルベリオス。
キットは第一弾のテスタロッサ同様にスナップフィットが採用されていて一応接着剤要らずで組み立てが可能。
関節はポリキャップが使われているフル可動キットです。






スケールは1/24でスタイルも良く、角ばった部分のエッジもカッチリした造形です。
各所のセンサーなどはクリアパーツが使われていて色分けもかなり細かく再現されていました。
早めに予約していた人は8月に引き渡されましたが一般発売は9月17日からとなるようです。



バストアップ。
色分けはアンテナのブルーラインやシリンダーの先など若干足りない部分もありますがほぼ成形色で色分けされています。
テスタロッサにあったようなラインもないので組んだだけでも雰囲気良く仕上がります。



頭部アップ。頭部は左右に回転可能。
モールドもシャープでレンズパーツは全てクリアパーツ化されています。



バイザー部分も可動し内部が見えるようになっています。
頭部は左右分割で合わせ目が出ますがバイザーで正面は隠れるのであまり目立ちません。



また胸部のハッチも開閉可能。
内部もかなり細かく造形され操縦桿なども可動します。
ただし今回もフィギュアはなし。



またハッチ裏側の造形もしっかりしていました。



ミッションパックはマガジンラックが追加されスペアマガジンの着脱が可能です。



また背面部分のハッチも開閉するようになっていました。



肩は選択式になっていて好みで発煙弾発射機を取り付け可能。
肩アーマーは前後分割です。



両腕にはアームパンチギミックを搭載。
上腕の合わせ目はカドに出るようになっていてあまり目立たなくなっています。



バインダーを保持するアームはシリンダーが可動します。



腰アーマー裏にもシリンダーギミックがあります。
可動に合わせ伸縮する作り。



脚部は太腿の合わせ目がディテール化されています。
また太さもあるのでボリュームがあるパーツです。



差し替え無しでジェットローラーダッシュギミックを再現。



それに合わせてカカトのグライディングホイールも後ろ側に展開する事ができます。



足裏はつま先部分のグライディングホイールも再現。
スムーズに回る訳ではありませんがどれも回転可能です。



可動範囲ですが首と胴体は回転のみ。
肩は軸関節の組み合わせで前後スイングなどはなし。肘は二重関節です。



下半身は股関節がBJで膝や足首もまずまずの可動範囲。
可動はそれなりと言った感じですが普通にポーズを付ける分には十分に感じます。



銃持ち手は画像のように持たせるための手首も付属。




ヘビィマシンガンは専用の持ち手で手首に接続します。
ダボがあるのでしっかり保持は可能。分割はシンプルなので中央に合わせ目が出ます。



各関節は重さに負けるような所はなかったのです。
ですが自分のものはとにかく肩と腰アーマーがバラけやすく、動かすたびに外れて大変でした。
個体差もいくらかあるとは思うのですが分解する予定がない方は接着した方が良いと思います。




ジェットローラーダッシュ
脹脛横のブースターも回転します。




電磁誘導方式のアームパンチ
テスタロッサでは伸縮ギミックが固く、調整しないといけませんでしたがこちらはスムーズに伸縮できるようになっていました。





パイルバンカーが装備されたバインダー
付け根はBJ接続で腕のアームもスイングするので比較的自由に構えられます。




先にある穴部分はハードポイントと解釈したそうで、肩同様に武装交換ギミックが追加。
発煙弾発射機(上)と対人榴弾発射機(下)を好みで取り付ける事ができます。
ただこのハードポイントとなるグレーのリング状パーツがそのままでは全く固定できなかったのでここは接着が必要でした。




パイル部分はもちろん伸縮可能。
先端もかなり尖っていました。



キットの大きさは1/100のガンプラと大体同じぐらい。
ただ太さがあるのでボリュームはだいぶ違います。




以前作ったテスタロッサと。だいぶ大きさが違いますがスケールは同じです。
並べてみると大きさもですがテスタロッサの異質さが際立ちます。



また足のフレームが画像のように可動するので降着ポーズも可能です。





降着ポーズはミッションパックのマガジンラックを取り外す必要あり。
特に引っかかるようなところもなく変形はスムーズです。




以上ボークス1/24 ゼルベリオスVR-MAXIMA レビューでした。
第一弾のテスタロッサ同様関節自体はしっかりしており保持力があるのでポーズが付けやすく
またボリュームはありますが部品自体も大きいので組み立てもMGと同じような感覚で組めます。
ただスナップフィットなものの、一部のパーツがバラけやすかったり固定できないパーツもいくつかあったので接着剤も用意しておいた方が安心だと思います。
もちろん降着ポーズやジェットローラーダッシュの展開ギミック、ハードポイントの武装交換などギミック面も豊富で充実した内容のキットでした。
テスタロッサと同じくメタルパイルなどのアフターパーツもリリースされるようなので組み合わせて作ったりしても良さそうです。
■ボークス ゼルベリオスVR-MAXIMA


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