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■HGUC グスタフ・カール（ギレンの野望Ver.）　レビュー

以前発売されたHGUCグスタフ・カールをベースにキット化されたグスタフ・カール（ギレンの野望Ver.）
価格は2,592円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
説明書は新規でしたがモノクロで機体説明などはありませんでした。



付属品はビームライフル、右銃持ち手、サーベル刃2本のみです。



ホイルシールは各種センサー、アンテナ先端、脚部の黒ラインなどを補うものが付属します。



余剰パーツはUC版の肩アーマーと手甲パーツが余りますが他のパーツが無いのでUC版として組む事はできません。



機動戦士ガンダム　ギレンの野望　アクシズの脅威Vよりキット化されたグスタフ・カール（ギレンの野望Ver.）
こちらは以前発売されたHGUCグスタフ・カール（ユニコーンVer.）の成形色やパーツを一部変更しギレンの野望仕様にしたものです。
なので大半のパーツはユニコーンVerからの流用となっていて
プロポーションや各パーツの形状＆バランスなどはユニコーンVerから変更ありません。
また関節の作りなども共通でポリキャップはPC132が使われています。



機体のカラーリングはライトブルー＆ブルーのカラーリングに加え
各ダクトなどはイエローがつかわれているのでユニコーンVerよりだいぶ派手になった印象があります。
また関節の色も明るくなっていました。
配色は大部分が再現されていますが、脚部の太い黒ラインやアンテナの一部はシールで補う方式で
バーニア内部のイエローなどは塗装が必要です。




頭部アップ。左側がギレンの野望Ver、右側がユニコーンVerです。
大まかな形状は変わりませんが左側にあるバルカンの砲口が1門に減っています。
それ以外は特に変更はなくヘルメットは前後分割で合わせ目あり。
アンテナの先端の色分けはシールで補えます。



バイザーはクリアレッドでバイザー内部のモノアイと4つ目を組み合わせた形状もそのままでした。



中央部分が大きく張り出した胸部。
ダクトや襟周りはイエローになっています。
肩関節は引き出しや跳ね上げが可能で良く動く作りです。



バックパックも基本的に同じ形状で３基のバーニアも別パーツ化されていますが



ユニコーンVerではバックパックから伸びていたシールドアームが無くなり
スッキリした見た目になっています。



右腕部は特に変更は無く肩のブルーの装甲も可動。
前腕や肩などには合わせ目が出ます。



左腕ですが肩アーマーに変更が加えられ画像のようにシールドアームが装着されています。
アームの取り付け穴はポリキャップがありスムーズに回転できます。



ギレンの野望Verではこちらにシールドを取り付けます。
シールドの形状自体はユニコーンVerと変わりません。



グレネードランチャーは変わらずハッチが開閉可能で
弾頭も色分けされています。



腰アーマーは全て可動します。



サイドアーマーにはサーベルグリップを収納可能。



アーマー裏にも裏打ちパーツがありますがフロントアーマー裏はダクト部分と一体成型なのでイエローです。
股関節のスイングギミックなどは特に変わっていません。



脚部は変更点が無く、股関節はBJが使われているものの作りは３軸タイプのジョイントになっています。



どっしりとしたボリュームのある形状。
黒ラインは色分けされていませんがモールドがありますしシールもあります。




もちろん膝関節を引き伸ばし、脹脛にあるグレーのブロックを下げる事で膝の可動範囲を広げるギミックもあります。



足首周りのバーニアは全て別パーツ。
足裏に肉抜きはありません。



手持ちの武器はビームライフルのみでこちらもユニコーンVerから変更なし。



ライフルは造形も共通で成形色が明るくなったのみです。




銃持ち手は右手のみ。保持ダボなどはないので若干グリップががたつきますが軽いので保持に支障は無かったです。



ユニコーンVerの時もでしたが、腰が外れやすいのは変わりませんでした。
個体差も多少あると思いますが、自分の物は腰を回転させたりリアアーマーをある程度上げるとポロっと腰が外れて危なっかしいです。
緩すぎる場合は瞬着などで軸を太らせたりして調整をした方が良いと思います。




シールドはフレキシブルに可動し様々な角度で固定可能。
またアームを差し替える必要が無くなりました。



新規部分は頭部と肩のアーム部分のみで可動に影響する所は特に無いので
可動範囲はユニコーンVerと変わりません。



ビームサーベルはクリアピンクの刃が２本付属。
サイドアーマーに収納されているグリップに取り付けられます。



重量感のあるスタイルですが肩や脚部周りは凝った可動ギミックがあるため意外と柔軟に動かせます。





ユニコーンVerと並べて。
シールドの接続方法が変わっていますが大まかなシルエットは変わりません。




以上HGUC　グスタフ・カール（ギレンの野望Ver）レビューでした。
ユニコーンVerからの変更点は頭部バルカンとシールド接続部のみとなっていて武器含め大部分のパーツに変更はありません。
カラーリングはライトブルーがメインになり黄色なども使われているため地味めなユニコーンVerとは対照的な印象があります。
ですが重量感のあるスタイルは相変わらず格好良く可動ギミックや大味にならないパーツ分割なども良く出来ていました。
ただ腰と股関節の緩さも変わっておらず、自分の物は特に腰部が動かしているとよく外れてしまっていたので
多少調整した方が扱いやすくなると思います。

■プレミアムバンダイ　HGUC　グスタフ・カール（ギレンの野望Ver.）２次発送分が受注されています

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