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HGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー] レビュー

以前HGUCでハイゼンスレイIIがキット化されましたが
そちらをベースにハイゼンスレイII・ラーもキット化されました。
価格は6,490円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
説明書はモノクロで機体説明などはありませんでした。

付属品はコンポジットシールドブースター×2、クローモード用差し替えパーツ&リード線×2セット、
武器持ち手、変形用パーツ、それにディスプレイスタンドが付属する他、

ご自由にお使いくださいとあるジョイントパーツ類があります。
このジョイント類ですが今回のキットはハイゼンスレイII+フルドドII拡張セットという内容なので
フルドドIIのランナーにある使わないジョイントパーツ類になります。

余剰パーツ類。
ハイゼンスレイII同様ウーンドウォートのランナーも流用されているため余剰は多めです。

付属のシール類はコンポジットシールドブースターの刃と各種センサー、股間のV字を補うホイルシールと
マーキングシールが付属します。


以前発売されたハイゼンスレイIIをベースに成形色を白基調に変更。
肩部にクローユニット&スラスターユニット、強化型ウィンチキャノンを装着した
ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]がHGUCでキット化されました。
基本的にハイゼンスレイII+フルドドIIという内容ですが、頭部のマスクが新規パーツでガンダムタイプのマスクに変わっています。
また腰部に取り付けられたブーストポッドも新規パーツとなります。



ハイゼンスレイIIの時からHGとは思えない大きさでしたが
ラー形態になることでボリュームはさらにアップ。
とんでもない存在感があるキットとなっています。
キットの配色は各種センサーを始め股間のV字などはシールでの再現となります。
それと胸ダクトなどの一部のグレーやブーストポッドのメガ粒子砲砲口など細かい部分は塗装が必要です。


もちろんフルドドIIを外してハイゼンスレイIIにする事もできます。




頭部アップ。
右側はハイゼンスレイIIの頭部です。
フェイスパーツが新規となっていてガンダムタイプのフェイスパーツに変わっています。
それ以外は特に変更なしです。

巨大な四肢と比べるとかなりコンパクトな胸部。
大部分が色分けされていますがマルイチモールドなどは塗装が必要です。


背面にはヘイズルIIと同型のラッチ付きのブースポッドが装着されています。
また肩の後ろ側にはマルチアームユニットが接続されそちらのアームに
クロー&スラスターユニットと強化型ウィンチキャノンが接続されています。

こちらのアーム類は以前発売されたフルドドIIの流用です。


なのでウィンチキャノンの砲口は差し替えで展開可能。


クローユニットは差し替え無しで開閉可能。
肩部のビームキャノンは横方向になら回転できますが前方に倒す事はできません。



腕部は相変わらず独特の形状です。
肩フレームの剛性感は十分あり、平手の形状も変わらず。


腰部は股間のアームやブーストポッドの砲口が展開可能。
ただ砲口カバーは差し替え式に変わっています。

新造されていますが砲口のディテールもきちんとあります。
ただいつものラッチ付きブーストポッドと違い、横に接続穴はありません。


並べてみるとかなり小型化されているのがわかります。
それと裏面はほぼ肉抜きになってしまっているので埋めたい方は結構大変そうな部分です。


巨大なリアスカートはハの字に開く事ができます。



巨大な脚部は成形色が変わったのみ。
正面から見れば合わせ目も出ない作りで色が白メインになったので形状も分かりやすくなりました。
膝から伸びているパーツも可動します。


脛パーツは接続位置を変更する事で2段階の長さ調整が可能です。


巨大な脚部に比べるとかなり小さい足首。
小さいながらスイングが可能です。

コンポジットシールドブースターはハイゼンスレイIIと違い2本付属しているので
1キットで両手に携えたポーズを再現出来ます。



コンポジットシールドブースターはウーンドウォートなどの流用で特に変更点はありません。
ブレード部分の色分けはシールで補えます。

可動範囲はハイゼンスレイIIと変わらず。
フルドドIIはアームが可動するため思ったほど邪魔にはなりません。

ただ腕の形状とコンポジットシールドブースターの形状が干渉しやすいデザインのため構えさせ辛いのは変わりません。

ウィンチキャノンは角度固定用のダボがあるので前に向けても垂れ下がるような事はありません。

巨大で複雑なデザインですし
肘や手首のスイング軸など一部重さに負けやすい所があり
可動範囲もあまり広いとは言えないのでグリグリ動かして遊ぶといった感じのキットではないです。



差し替えでコンポジットシールドブースターはクローモードにする事もできます。
ジャバラアームは肘に固定する方式。
リード線は2本あるので両方ともクローモードで飾れます。

続いて変形ですがこちらも基本的にハイゼンスレイIIと変わっていません。
Gトップファイター&Gボトムファイターの場合
差し替え変形で余剰パーツも出ますが、フルドドIIを除いた余剰は画像ぐらいなので管理も楽だと思います。



上半身とコンポジットシールドブースターを使ったGトップファイター。
成形色が白系になったのですが、上半身は紺色のパーツが多いので意外とイメージが変わっていないのが面白いです。
こちらは付属のスタンドを使ってディスプレイが可能。



こちらは下半身を使ったGボトムファイターです。
どちらも付属のスタンドで飾れるのですが、スタンドは1つしか付属しないため
この状態で浮かせたい場合は別途3mm軸のスタンドが必要です。



大部分のパーツは特に問題なく形状を維持できますが、
コンポジットシールドブースターの付け根はどうしても差し替えたりしているとポリキャップ部分が緩みやすく
下側に垂れ下がってくる事が多いです。



さらに2機を合体させてMA形態へ。
こちらの形態ではフルドドIIも合体可能なためまるで要塞のような重厚な姿になります。

小型化されたおかげでブーストポッドは胸部の下側に取り付ける事ができます。

こちらの形態でも調整しないとちょっとコンポジットシールドブースターが垂れ下がりやすい印象。

ですが砲口を展開した姿は圧巻でMS形態にはない迫力があります。


キットを2つ使うかフルドドIIを使うかすればクロー&スラスターユニットをもう1セット足して
ご自由にお使いくださいとあるフルドドIIのジョイントパーツを使う事で
第二形態のようにする事ができますが、フルドドIIを使う場合フレームの色がグレーのため色が合いませんでした。

HGUCのガンダムと並べて大きさ比較。
相変わらずHGUCとは思えない巨大さです。



フルドドIIを使ってラーにしたハイゼンスレイIIと並べて。
ブーストポッドが小型化された事が目立ちます。
覗き込んだりしなければ肉抜きも気になりませんでした。


以上HGUC ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]レビューでした。
こちらは以前発売されたハイゼンスレイIIにフルドドIIをセットしたような内容となっていて
変更点は成形色の他、頭部のマスクと腰部のブーストポッドとなります。
ハイゼンスレイIIではラーにする場合フルドドIIの他、ヘイズルIIのラッチ付きブーストポッドを別途用意する必要がありましたが
今回は簡素な物ですが新規パーツで付属していて小型化もされているので収まりが良く、MA形態でも取り付けられるようになりました。
かなり部品量もありますし、標準的なMGよりも大きいので組むのは大変ではありますが
AOZシリーズならではのシステマチックなデザインとギミックは魅力的ですし相変わらず飾り映えするキットですね。
(プレミアムバンダイ)

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