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HGUC シナンジュ・スタイン（ユニコーンVer.）　レビュー

以前ナラティブVer.がキット化されたシナンジュ・スタインですが
プレミアムバンダイでユニコーンVer.も受注されました。
価格は2,860円です。
説明書はナラティブVerと同じ物で、新規部分の補足があるペーパーが1枚付属していました。



付属品はハイ・ビームライフル、バズーカ＆交換砲身パーツ、シールド、持ち手、右銃持ち手、左平手
サーベル刃2本が付属します。



シールはツインアイと股間部分を補うホイルシールのみです。



一部シナンジュのパーツも使われているのでいくつか余剰パーツがあり
ビームライフルも組む事ができます。



以前一般販売されたシナンジュ・スタイン（ナラティブVer.）をベースにキット化された今回のユニコーンVer.
大半はナラティブVerからの流用で一部の装甲が新規パーツとなっています。
シナンジュ・スタイン系のキットはHGUCシナンジュが大本ですが
ナラティブVer同様関節構造などは改良が加えられた物で、シナンジュより良く動く物になっています。



シナンジュと比べると角張った機体で、UC版はさらに袖が無いのでより連邦の機体のような印象になります。
キットはPC132ABCが使われたキットでABSは使われていません。
色分けはスラスター＆ダクト内部などの細かいブラックなどを除き大部分が成形色で再現され
シールを使う所もわずかです。




頭部アップ。
頭部は特に変わらずツインアイでガンダム風のフェイスです。
バルカンも色分けされていますがヘルメット後ろ側には合わせ目あり。




胸部アップ。
ナラティブVerと大部分は同じ形状ですが、コクピット上側の装甲が変更されエングレービングが無いものに変更されています。



バックパック自体はナラティブVerと共通。
6基の大きなバーニアが目立つデザインで左右のユニットはクランク状のジョイントで繋がれていて回転と若干のスイングが可能。
プロペラント基部などには合わせ目があります。



ただプロペラントタンクが変更されていて短いものに変更されています。
こちらは筒状のパーツが使われていて合わせ目が出ない分割になりナラティブVerより手間のかからない物になっています。



腕部も肩アーマー含め大部分は共通ですが
前腕の装甲が変わり袖のないシンプルな形状になりました。
こちらも合わせ目の出ない分割になったため処理の手間が少なくなっています。



カバーを外すとサーベルが収納されています。
今回も平手が付属しますが手甲パーツが１つ足りないため他の手首から外して移植する必要があります。



腰部は特に変わらず股間の一部がシール。
目立つリアアーマー裏は裏打ちパーツがあります。



肩が引き出し式になり股関節もロール可能になっているのも変わらず。
HGUCシナンジュから改良されかなり動かしやすくなっています。




脚部はナラティブVerと変わりなくスラスターユニットなども角張った形状が特徴的です。
スラスターユニットと脹脛のカバーは可動します。



脹脛内部のバーニアも別パーツで再現。
足裏は裏打ちパーツがあり肉抜きはありません。





ベースになったナラティブVer.と。
造形的な変更点はエングレービングが無くなったぐらいなので可動範囲は同じです。
カラーリングは明るめのホワイトになりヒロイックさが強調されています。




武器を装備させて。
今回もちょっと左右に傾きやすいですが3mm軸のスタンドで浮かせる事ができます。



ハイ・ビームライフル。
下がナラティブVerの物です。





ライフルはバズーカなどの着脱ギミックがなくなりシンプルな構造になりました。
新規パーツが使われていて銃口は別パーツになっていますが
ほかはモナカで合わせ目が出ます。
また白一色で細かいグレーは省かれているので塗装箇所はそれなりにあります。



ギミックが無くなった分軽いので
大きいライフルですが保持は楽になった印象です。




シールド。
左側がユニコーンVer.右側がナラティブVer.です。
こちらも大部分が新規で裏面はνガンダムのシールドのような構造になっています。




シールドは基部で回転可能ですがマウント位置は一箇所のみ。
表側のラインの一部や裏面のミサイルなどは成形色では再現されていないので塗装の必要があります。
またライフル同様グレネードランチャーなどの装着ギミックは無くなっています。



バズーカ。
上がユニコーンVer.ですがこちらは特に変更なしです。




差し替えで砲身の伸縮を再現可能。
グリップもそれぞれ可動します。




グリップが可動するため両手持ちもさせやすいですが
砲身がモナカで合わせ目が目立つのも変わりません。





サーベルはクリア刃ですがカラーがイエローからクリアピンクに変わっていました。




余剰パーツでシナンジュのライフルが組めるのですが
こちらをそのまま装備させる事ができます。
またグレネードランチャーもしくはバズーカとの合体ギミックもそのまま楽しめました。



最後に塗装してしまっていますがシナンジュも一緒に。
袖がない分一番シンプルな機体になっています。




以上HGUC　シナンジュ・スタイン（ユニコーンVer.）レビューでした。
UC-MSVからのキット化となったシナンジュ・スタインですが
大半はナラティブVer.からの流用となっています。
そのためシナンジュから改良された関節も引き継がれているので可動も最新キットと遜色のない物です。
今回は袖が無くなっていてカラーも明るいホワイトになっているのが特徴です。
武装も一部新規でナラティブVerのようなギミックは無いので若干遊びの幅は狭まっているものの、
合わせ目は減っている部分があり袖もないので仕上げやすさなどはアップしていると思います。
カラーリングもナラティブVerよりかなり明るくなっているのでシナンジュはもちろんナラティブVerと並べても楽しめるキットですね。

(プレミアムバンダイ)
HG ガンダムG40などが受注されています

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