■TOP

■COMBAT ARMORS MAX ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ　レビュー

MAXファクトリーCOMBAT ARMORS MAXシリーズにダグラム対空武装強化型ザック装着タイプが登場。
パッケージはいつもと違い絵ではなく写真になっていました。
価格は4,900円です。



付属品は無塗装タイプのキャノピー２種、ターボザック、ミサイルポッド、無可動版キャノピー軸受パーツ
平手、左リニアカノン持ち手が付属。



水転写デカールも付属し各所のマーキングの他、コクピット内部のデカールもあります。



TV本編には登場しないものの、メカニックデザイナー大河原邦男氏が描いてきた様々なバリエーションを
コンバットアーマーバリエーションと題してキット化された今回の対空武装強化型ザック装着タイプ。
こちらは以前発売されたダグラムをベースに新規で対空武装強化型ザックをセットしたものとなっています。
スケールは1/72で接着剤の要らないスナップフィットキットとなっています。



新規パーツで構成された２本のリニアカノンが装着されたザックは
ジェネレーターが強化され下部には２つの脱着式燃料タンクが装備されています。
成形色は渋いロービジ仕様となっていてノーマルのカラーリングからだいぶ変更されていました。
配色は大部分が再現されているようですがザック部分は細かい塗り分けが必要となります。



頭部アップ。
ザック以外はノーマルのダグラムと特に変わりはないようです。
キャノピーはフレームが塗装済みのパーツもセットされ
ノーマル版は無色クリアでしたがこちらはスモークの成形色になっています。



キャノピーのハッチは開閉可能。
横に装着されたスモークディスチャージャーは丸軸なので回転可能です。



キャノピーですが未塗装の開閉ギミックがない物とあるもの２種も付属し
基部パーツを交換する事で根本の展開ギミックもオミットする事ができます。
またミサイルポッドも付属しスモークディスチャージャーと交換する事でヤクトタイプにする事も可能。



胴体などの赤色はより暗い色合いになっていました。
分割は変わっていないので合わせ目はでます。
サイドアーマーは可動しますがフロントアーマーは固定なので脚を上げると干渉しやすいです。



腕部はノーマルダグラム同様右手にアームリニアガンが装着されています。
上腕の他、肘部分にはロール軸があり細かく表情が変えられます。



左手の手甲には20mmチェーンガンのディテールがあります。
交換手首には平手もあり、握り手共々しっかりした造形です。



新規パーツの対空武装強化型ザック。
こちらの各パーツは基本モナカなので合わせ目は出ます。
それと個体差もあると思いますがリニアガンの片側は合いが微妙で、そのままだと若干隙間が出来ました。
タンクはダークブルー、パイプなどはダークグレー、リニアカノン後端のノズルはレッドのようなので
再現する場合は塗装が必要となります。



リニアカノンはポリキャップでスムーズにスイングできますが左右には振れません。



砲口や後端部分は別パーツ化され砲口も細いですがきちんと開いています。



燃料タンクはどちらも取り外し可能です。



脚部もノーマルダグラムと共通。
ダグラムシリーズの第一弾なので最近の物と比べると合わせ目などもちょっと目立ちやすい分割です。



足裏は肉抜きなし。膝やカカトのバーは別パーツ化されています。



手持ち武装はこれまで通りありませんが、２本に増えたリニアカノンとぐっと渋くなったカラーリングで印象はだいぶ変わります。



可動範囲はノーマルダグラムと同じです。
肘膝は90度ほどですが股関節がBJかつフロントアーマーに干渉しやすいため
派手なポーズや膝立ちなどは厳しいです。




特に軸の長さなどは変わっていなかったので上腕がちょっと抜けやすいなと思う所は変わらなかったのですが
組んで時間が経っていないためか保持力やポロリはさほど気になりませんでした。
ただ最初のダグラムは経年で上腕や前腕の装甲などがポロポロ外れるようになっていて
取れやすくなっているパーツが結構あるのでそのうち多少調整は必要になるかも。



キャノピーは塗装済みですしスモーク成形なので質感は良好。
ただゲート跡をきっちり消したい場合は塗装が必要になると思います。



ターボザックも付属しているのでロービジカラーのダグラムとして組む事もできますし



ミサイルポッドを付けてヤクトタイプにする事もできます。



ザックが省かれずしっかり付属しているのは良いですし交換も手軽です。




左手にのみリニアカノンの砲身を握る手首が付属。
どちらのリニアカノンの砲身も握る事ができます。





第一弾のダグラムと。
ザックは大型化されリニアカノンも2門になっているので背面はだいぶボリュームアップしています。



・塗装レシピはありませんでした。

以上COMBAT ARMORS MAX ダグラム　対空武装強化型ザック装着タイプ　レビューでした。
今回は第一弾のダグラムに新規の対空武装強化型ザックを追加、
成形色をロービジカラーに変更したキットとなります。
本体は第一弾のダグラムなので股関節の可動がいまいちな所はあるのですが
リニアカノン自体は問題なく構えられますし塗装済みキャノピーも変わらず付属。
ロービジカラーもミリタリー色が強く出て格好良いですし、付属品も省かれた物はないので
ノーマルのダグラムとし組む事もできるため、成形色が問題なければ上位互換の内容になっています。
ミサイルポッドも付属しているのでボーナスパーツ無しの初版ダグラムを持っている方にも便利ですね。

(amazon)








■ガンプラレビュー一覧（カテゴリ別）


■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧（メーカー別）


■レビュー一覧はこちら
■TOP