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■COMBAT ARMORS MAX サバロフ AG9 ニコラエフ レビュー



COMBAT ARMORS MAXシリーズの新作としてキット化されたニコラエフ。
価格は5,000円です。



付属品はリニアカノン部分の蓋パーツのみです。



いつも通り水転写デカールもあります。



太陽の牙ダグラムから色々なCBアーマーをリリースしているCOMBAT ARMORS MAXシリーズ。
新作としてニコラエフがキット化されました。
スケールは今までと同じ1/72でポリキャップが使われたフル可動キット。
スナップフィットも採用されているので手軽に組む事もできますが
今回ややポロリしたり嵌合がいまいちな所があり、
個体差も多少あるとは思いますが自分の物は接着剤が必要でした。



最初期のCBアーマーという事で普通のCBアーマーとはスタイルがかなり違っていて
下半身は人型なものの、上半身は腕が無く楕円形でちょっと垂れ下がったような形状の上半身が特徴的です。
コクピットハッチも大きくちょっとコミカルな印象もある機体です。



マルチカラーキットなので配色はほぼ成形色で再現されています。
足りないのはアンテナ基部やミサイルポッドのフチのグレー、リニアカノンの一部や脚部のスプリングなどです。
コクピットハッチは塗装済みパーツが使われています。



コクピット周りのアップ。
曲面で構成されていて両端がちょっと垂れ下がったような形状です。
右側にはリニアカノンが装備されコクピット横にはそれぞれ3門、合計6門の機関砲があります。
コクピットハッチはうっすらスモークがかった色で質感は良好。




アンテナ基部はグリーンなので一部塗装が必要です。
またコクピット横のライトや真上にあるセンサーはクリアパーツが使われていました。



コクピットハッチはもちろん開閉可能。
今までと同じタイプの地球連邦軍パイロットフィギュアも付属。
パネル類はモールドもありますがデカールで再現可能です。



シートも再現されています。



上半身のパーツは上下分割ですがディテールに沿った分割で合わせ目は出ません。
リニアカノン接続穴は蓋パーツで塞がれていますが両側にあります。
それとライトのクリアパーツと30mm機関砲の砲口はかなりポロリしやすく、小さいパーツなので接着した方が良いと思います。




リニアカノンはそこまで大きく動きませんがスイング可能。
上下分割なので合わせ目が出ます。
後端部や砲口は別パーツ化されていますが中央部分のグリーンは塗装が必要です。



リニアカノンは左側にも取付可能。
また接続穴を塞ぐ蓋パーツもあるのでリニアカノンなしにもできます。



腰部は6連ミサイルポッドが装着されています。
弾頭は別パーツ化されていますが一部グレー塗装が必要。
合わせ目も出ますがスイングは可能です。



脚部は太腿パーツが左右分割で合わせ目が出ます。
ただ股関節はカバーがあるタイプでポリキャップが見えにくくなっていました。



膝下は巨大なダンパーが取り付けられたようなデザインです。
スプリングは一体成型されていて塗り分ける必要があります。



足部分はグレーのパーツも可動するようになっています。
足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。



可動範囲ですが上半身は回転可能。
ごくわずかですが前後にスイングもできます。



下半身ですがこのシリーズでは標準的な可動範囲。
大きく動く訳ではなく膝は100度ほどで股関節もあまり開きませんが接地は十分です。



個体差もあると思いますが、上半身のライトや機関砲の他
脹脛のダンパー状のパーツの嵌合がいまいちで勝手にバラける感じでした。
こちらも自分は接着しています。



スタンド穴はないので浮かせる場合クリップなどが必要です。




腰は360度回転できるので、上半身を180度回転させて射撃するポーズも楽に再現可能です。
こうして見ると逆関節の機体っぽいですね。



自分のダグラムは初回版でヤクトにできないのでハイメタルのダグラムで代用。




上半身のデザインが個性的でプレイバリューは高くないのですが動かしていて面白い機体です。



同シリーズのネイティブダンサーやダグラムと並べて大きさ比較。
普通のCBアーマーと同程度のボリュームでした。



以上COMBAT ARMORS MAX サバロフ AG9 ニコラエフ レビューでした。
今回は脚部こそ人型ですが上半身は楕円形で少し垂れ下がったような形で
今までキット化されたCBアーマーには無いデザインです。
手持ち武装なども当然ないのでプレイバリューは低めですが
他のCBアーマーには無いシルエットが魅力的で大きなコクピットハッチも塗装済みなのは嬉しいです。
ただ一部ポロリしたりバラけやすいパーツがあったので接着剤は用意しておいた方が良いかも。
こちらももちろんですが、
ブリザードガンナーなど多脚タイプの機体もキット化されるようですしどこまでキット化されるのか楽しみなシリーズです。


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