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MG ガンダムバルバトス レビュー


・12/21
メイス部分の説明を訂正しました。




HGはもちろん、1/100やHRMでもキット化されていたバルバトス。
今回はMGでキット化されました。
価格は4,950円です。



付属品はメイス、太刀、300mm滑腔砲、三日月フィギュア
武器装着用ジョイント、持ち手パーツ、握り手パーツ、それにスタンドジョイントが付属します。



シールはマーキングシールの他に、ツインアイと滑腔砲のセンサーを補うホイルシールがあります。



ランナーの都合で余剰パーツも少しあります。



まずはガンダムフレーム。
今回も他のバルバトス同様ガンダムフレームが再現されていてこちらのフレームに装甲を取り付けていく方式になっています。
各所にあるシリンダーはシルバーで塗装されたパーツが使われていてキラっと光るアクセントになっています。




頭部のツインアイはクリアパーツで再現されていますが
一応シールもあります。




1/100では大半が省略されていたシリンダーですが
今回は全てのシリンダーが可動。
背骨のシリンダーまで首の可動に合わせて伸縮します。



肩も2つのシリンダーで繋がれていてそれぞれが伸縮。
基部はBJである程度動きに追従します。




もちろん肘と膝、それに足首のシリンダーも動きに合わせ伸縮。



装甲を取り付けてガンダムバルバトスの完成。
今回キット化されたのは第4形態で他の形態を再現するパーツは付属しません。
特徴的な電源マークのような部分もきっちり成形色で色分けされ
HRMほど派手ではありませんが、MGらしくディテールも多く追加されています。



今回は関節にABSやポリキャップは使われておらず全てKPSの関節になっていました。
ただ複雑なシリンダーギミックがあるので動かすのに気を使う所はあります。



色分けは1/100から大きく進化していて
配色は成形色で再現され細かい部分も別パーツ化されていてメリハリがつけられています。
また指先なども鋭くよりイメージに近い造形になりました。






頭部アップ。
写真右側が1/100です。
アンテナが長くなり頬のパーツもシャープになったためより凛々しい顔つきになりました。
またマスクのスリットも開口されています。




胸部はコクピットが開閉可能です。
また両胸のエイハブリアクターは中央のリングが回転するようになっていました。
胸部中央のマークはクリアピンクのパーツで再現されています。



立ちポーズの三日月フィギュアは1パーツですが立体感のある良い出来です。



バックパックは中央のスラスターが可動。
また両サイドにあるアームも差し替え無しで展開しシリンダーも可動します。



バックパックのジョイントは1/100の物とは互換性が無かったです。



肩のマークはクリアパーツで再現されています。



肩アーマーのフチの黄色なども別パーツ化されています。
手首は親指のみ可動し他の指を差し替えるタイプでした。
肘部分にはジョイント穴があります。



腰部も細かく色分けされアーマーは全て可動します。



リアやサイドには若干肉抜きはあるものの裏打ちパーツあり。
ですがフロントにはありませんでした。
股関節軸は上下にスイング出来ます。



脚部も膝のマークはクリアパーツで再現。
細かいイエローやグレー部分も色分けされています。



脹脛横のスラスターは若干回転可能。
さらに脹脛の装甲は下方向にスライドします。



スライドさせる事で膝の可動範囲が広がります。
装甲を下げてもディテールがきっちり入っていました。



足首はつま先が可動。
アンクルアーマーも可動しますし足裏はもちろん肉抜きなしです。






1/100(右側)と比較。
各所のディテールが細かくなり密度感も増していて大味な印象はありません。
また各部もよりシャープに造形されていて指先などもよりイメージに近くなっていました。





脚や腹部が長くなったりしているためか身長は少し高めになっています。




可動範囲など。
1/100もなかなか良く動くキットだったので劇的な変化はありませんが
シリンダーが干渉しやすかった腰はスムーズに回転するようになり、
首や腰も良く動くようになっています。
ただシリンダーギミックがあるので肩は1/100の方が上がりました。
ですが関節位置が見直されていて肩の位置がより自然になっています。



腰は横にもスイング可能。
シリンダーギミックがありますが肩も前方向に大きくスイング出来ます。




下半身もさほど大きな違いは無かったですが
若干膝立がしやすくなった印象です。



各武装はバックパックに取付可能。
太刀とメイスは付属のジョイントを使って取り付けます。



付属武器の太刀。
1/100の物も一緒に並べたかったのですが
他のキットと一緒にしまってしまったのか見当たらなかったので下に前撮った写真を載せておきます。
刀身は1パーツでシャープに再現され鍔の部分は別パーツ化されています。
グリップには細かい溝があり、持ち手と噛み合うようになっていました。



こちらは昔レビュー時に撮った1/100の太刀です




持ち手がグリップと噛み合うので滑り落ちるような事もありません。
グリップが長めなので両手持ちも出来ました。
スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプでアクションベース1や4などに対応している物です。
スライドさせて取り付けるので簡単には抜けませんでした。




背骨のシリンダーや肩のシリンダーは関節を極端に動かすとたまに外れる事があります。
パチンとはめるだけなので付け直しはさほど苦労しませんが一応動かす時は気をつけたほうが良いと思います。




300mm滑腔砲。
1/100などでは滑空砲と書かれていましたが今回は滑腔砲という名称になっています。
こちらは折りたたまれた状態です。



砲身をスライドさせ曲げる事で展開が可能。



上がMG、下が1/100です。
若干長くなり白の色分けがパーツ分割で再現されています。




グリップ部分はスライドしますしグリップ自体も左右にスイング可能です。
砲身などはモナカで合わせ目が出ますが
基部は段落ちモールドだったりディテールに組み込まれている部分もあります。



身長を超える長さで迫力十分。





バックパックのアームが展開するのでそのまま抱えるように構える事ができます。



もちろん右側にも装備可能です。



続いてメイス。
こちらも下が1/100です。
全体的に先端が鋭くなり、先がより窄まったような印象で劇中に近いシルエットになっています。




グリップを押し込むと先端のパイルが飛び出すギミックがあります。



こちらも根本部分など一部に合わせ目あり。



メイス部分のパーツは画像のように分割されていて、
なんとなく取り外し式の武器に見えたりします。
もちろんこういったギミックがある訳ではなく、手持ち用の武器でもありません。
・訂正
公式動画の説明で剣として持たせる事もできるとあるそうです。
教えてくださった方ありがとうございました!



ただ一応持たせる事は可能でした。
ですがグリップが細くグラグラで安定はしません。


溝に合わせればしっかり固定できます。



太刀や滑腔砲と同じ持ち手パーツで持たせるのですが
グリップにはリング状のモールドがあり、そこに引っ掛けることで持ち手の位置を固定する事ができます。



グリップには十分な長さがあり、両手で持って振り上げるようなポーズも可能です。



ただ太刀の持ち手などと共用なのでちょっと隙間が出来ます。
メイス用の固定手首があれば嬉しかったかも。






それと持ち手を何度か取り外していると若干抜け癖が付いて太刀なら問題ないのですが、
重さのあるメイスをもたせているとよく手首がバラけるようになります。
ただピンを太くすれば良いので調整自体は簡単です。





最後に1/100HRMと並べて。
HRMほどの派手なアレンジではないですが
MGらしくハイディテールかつ凝った関節構造に進化しています。




以上MG ガンダムバルバトス レビューでした。
ついにMG化もされたバルバトスですが1/100のキットと比べると
パーツ分割がかなり細かくなり、特徴的な肩や膝などのマークや細かいダクトなども別パーツで再現されていました。
またガンダムフレームの作りもより凝った物になり
全てのシリンダーが連動するようになっているのは驚きます。
その分やや動かすのに気を使う所はありますが、目一杯曲げない限りは外れる事はなくスムーズに動きました。
武器も基本的な物は揃っていますし、本体含め鋭さも増していてバルバトスのイメージにより近いキットに仕上がっています。
このフレームをベースにどれだけMG化されるのか楽しみですね。

(プレミアムバンダイ)
HGUC バルギルなどが受注されています。 icon

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