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HGUC MS-06S　シャア専用ザク（2002年発売）　レビュー

今月HGでリニューアルされるシャア専用ザク。
昔ガルマザクを作った事がありましたがHGUCシャアザクは昔買った事はあったものの今は残っていないので
良い機会だと思いもう一度買って組んでみました。
価格は1,100円で2002年発売のキットです。



付属品はザクマシンガン、ザクバズーカ、ヒートホーク、ヒートホークジョイント、銃持ち手左右分です。



シール類はモノアイを補うホイルシールのみです。



HGUCでキット化され今月リニューアルされるシャア専用ザク。
キットは非常にシンプルなものでアニメを意識したのかディテールなども最小限。
HGらしい手の加えやすい物になっています。
部品数も少なめなので組み立ても手軽でサクッと作れます。



キットに使われているポリキャップはPC-123プラス。
ABSやKPSなどは使われておらず全てポリキャップで動く関節です。
各所の動力パイプは柔らかいプラで成形されています。



キットの配色は成形色でほぼ再現されています。
ランドセルや口ダクトの一部や武器類のセンサーなどは塗装が必要ですが
本体部分は組んだだけでほぼイメージ通りに仕上がります。




頭部アップ。
頭部は上下分割で一部に合わせ目が出ます。
モノアイは可動式ですがモノアイはシールでディテールはありません。



シンプルな構造の胴体は昔のキットなので腰可動はありません。
ランドセルもシンプルな造形が特徴でバーニアなどもありません。




サイドスカートにはジョイントを取り付ける事でヒートホークを装着可能。
またリアスカートのラッチにはバズーカを装着できます。



シールドはBJで接続され可動します。
裏打ちパーツもあるのでペラさは感じません。



スパイクアーマーはポリキャップで可動。
前腕や肩ブロックなどには合わせ目が出ます。



スパイクアーマーは前後分割でスパイクをまたぐ合わせ目あり。



股関節は昔のキットなのでBJ接続。
股関節軸のスイングギミックやスタンド穴などもありません。



脚部は左右貼り合わせなので中央に合わせ目が出ます。
こちらもディテールなどは最小限です。



足首は大きく引き伸ばす事が可能。
足裏は蓋パーツがあり肉抜きがありません。



可動範囲など。頭部はBJ接続ですが腰可動はありません。
肘は90度ほどでさすがに最近のキットほど動かないのですが肩は前方に大きくスイング可能。



脚部も股関節がBJであまり大きくは開けません。
膝も90度ほどですが足首は引き延ばせばしっかり接地させる事ができます。



武器を装備させて。





ザクマシンガンはモナカですがスコープやフォアグリップが可動。



マガジンも着脱可能で一通りギミックは揃っています。




銃持ち手が左右分あり手首も丸指で太めの造形なのが良い感じです。







ザクバズーカもマシンガン同様フォアグリップとスコープが可動。
左手にも銃持ち手があるので両手にしっかり武器を持たせる事が出来ます。



グリップがスイングしたりはしませんが肩に担いで両手持ちさせるのも楽です。




ヒートホークは単色のブルー・グレーなので全塗装が必要です。
サイズも小ぶりで保持ピンなども無いため持ち手から抜けやすく、くるっと回ってしまいがちです。




腰の回転が無く、可動範囲もさすがに狭い所があるので格闘ポーズなどはちょっと厳しめに感じる所も。
リニューアル版ではどうなるのか気になります。




HGUCガンダム（REVIVE）やHGオリジンのシャア専用ザクと並べて。
ディテールがシンプルなのもありますが新しめのキットと比べると頭身も低いです。




以上HGUC MS-06S シャア専用ザク（2002年発売）レビューでした。
昔のキットなので関節構造などはさすがに古さを感じる所はあるのですが
肩のスイングや足首の引き伸ばしギミックなど新しいキットにも見劣りしない部分もあります。
キットは初期のHGUCらしいシンプルな物でその分合わせ目なども目立つのですが
その分安価ですしディテールは最小限で
ヤスリがけもしやすいので合わせ目消しや塗装などを練習したいという方にもピッタリなキットだと思います。
今度発売されるリニューアル版はこちらからどのように進化しているのか楽しみですね。

(プレミアムバンダイ)
HG ジム・キャノン（ロケット・バズーカ装備）などが受注されています

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