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HG境界戦機　メイレスビャクチ（F.G.E.カラー）　レビュー

HG境界戦機シリーズ第一弾として発売されたメイレスビャクチがFGEカラーとして再度キット化されました。
価格は2,860円でプレミアムバンダイでの受注品となりますが
箱や説明書はカラーで機体説明などもあり一般販売品と変わらない物でした。

付属品は180mm携行擲弾砲、60mm携行機関砲、マチェットナイフ、四連装誘導弾携行発射機、
汎用携行盾、ウェポンラック、マルチランチャー、右銃持ち手、左右持ち手が付属。
写真右下に写っているのは余剰パーツとなります。

シール類ですが胸のシリンダー、コクピット周りのダクト、腕のバーのイエローや
太もも横のグレー、それにマルチランチャー弾頭などの色分けを補うホイルシールとマーキングシールが付属します。

HG境界戦機外伝のフロストフラワーより再びメイレスビャクチがキット化。
こちらは強奪される前のユーラシア軍カラーで
機体色がブラウン＆グリーン系でまとめられたミリタリー色が強いカラーリングとなっています。

また今回は武装も一部新規造形で再現。
ウェポンラックに懸架する仕様は変わっていませんが、グレネードランチャーとマチェットに変更され
右肩にはチャフや煙幕を散布する特殊弾がセットされたマルチランチャーが装着されています。

ビャクチ本体は流用で造形的な変更点はありません。
機体のカラーリングが大体再現されていますが
頭部以外のイエローは一部シールでの再現となり塗装が必要な部分もあります。
また大腿部横の一部のグレーなどもシールで補う方式です。

頭部アップ。
頭部は細かく色分けされカメラ部分もクリアパーツが使われるなど凝った作り。
パーツもシャープに成形されていました。

胸部ですがこれまでと同じく胸のシリンダーのメタリックイエローはシールでの再現となります。
またコクピット周りの黄色いダクト部分などもシールなのは変わっていません。

シリンダーの伸縮ギミックも変わらず、リアアーマーは大きいですが跳ね上げられ裏打ちパーツもしっかりあります。

ウェポンラックの作りは変わっておらずアームがフレキシブルに可動。
武器を抜き取る動作も再現可能です。

肩の3mmジョイントに接続されたマルチランチャーは回転可能な他、弾頭が開くように可動します。
弾頭部分のレッドはシールで再現する方式。

腕部はカラーもですがバーなどもあり他のメイレス系と比べるとミリタリーチックな作り。
バー部分のイエローはシールで補えますが、3mmハードポイント周りのイエローは塗装が必要です。

脚部も無骨なデザインでがっしりとした造形。
こちらの膝のイエローや太もも横のグレーはシールで補えますが
やはり3mmハードポイント周りのイエローは塗装が必要です。

足首の構造も変わらずつま先なども自由度が高いです。

武器を装備させて。
新規武装もウェポンラックにきちんと装着する事ができます。

本体は特に変わっていないので可動範囲についてはこちらのレビューを参照してください。
独特の関節ですが自由度は高く柔軟に動きます。

こちらが新規で付属する180mm携行擲弾砲（グレネードランチャー）。
8連ランチャーとなっていてカラーはグレー単色。
付属の右持ち手でしっかり持たせる事ができます。

シンプルなモナカなので一部に合わせ目は出ますが両手持ちも可能です。

続いてマチェットナイフ。
こちらは1パーツで成形されています。

こちらもアームに装着されているため抜き取る動作も再現可能。
カラーはこちらもグレー単色で特に塗り分ける必要は無いようです。

結構大ぶりなナイフなので迫力は十分。
こちらも角型グリップですし抜け落ちるようなデザインではないので安定しています。

またノーマルビャクチから省かれた武装は無いのでノーマル仕様の姿に組む事もできます。

60mm携行機関砲（多弾倉型）
ケンブなどの物と違い弾倉がドラムタイプのような形状になっています。

汎用携行盾。
シンプルなシールドで3mm軸を腕に差し込んで固定します。

四連装誘導弾携行発射機。
ウェポンラックに接続するので動かしやすいです。

もちろんそれぞれの武装を混ぜて装着する事も可能。
遊びの幅が一気に広がっていました。

最後に先に発売されたノーマルビャクチと比較。
カラーリングが大きく変わった事でヒロイックな印象からぐっと渋くなりました。

以上HG 境界戦機　メイレスビャクチ（F.G.E.カラー）レビューでした。
以前発売されたビャクチの成形色を変更し、新規武装を追加した内容となっています。
元々メイレス系の中では無骨なデザインだったのでミリタリーカラーとの相性も良好でとても似合っています。
武器が新規で三種追加されていますが元からあった武装が省かれた訳ではないのでぐっと遊びの幅が広がっていて
満足感のあるカラバリキットとなっていました。

(プレミアムバンダイ)