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HG境界戦機 メイレスケンブ斬 レビュー



2期が始まった境界戦機から新たな主役機、メイレスケンブ斬がキット化されました。
価格は2,750円です。



付属品は超熱振式戦闘長刀、40mm腕部機関砲、ウェポンラック、
右銃持ち手、左右持ち手が付属。



シール類ですが肩や胴体など本体の配色の一部と武器の赤色を補うホイルシールが付属。



メイレスケンブのランナーが一部流用されているため余剰パーツもいくつかありますし
携行機関砲も丸々余ります。



境界戦機2期に登場するケンブの後継機、ケンブ斬がHGで新たにキット化されました。
ケンブのデザインなどを踏襲していますが装甲などの形状は細かく変化し、
より直線的なデザインになっています。
またカラーパターンも赤色部分が増えた事で若干変化しケンブよりヒロイックさが強調されたようなデザインに変わりました。



キットの作りですが一部のパーツはケンブからの流用となり
関節の作りも変わっていないのでポリキャップ等は使われておらず、全てKPSのみとなります。
ケンブで特徴的だった片持ち式の関節も大部分は踏襲されていて
装甲の形状は変わりましたが相変わらず独特の関節です。



今回もケンブなどと同型のウェポンラックが付属し、背面に武装を懸架可能。
また左腕には40mm腕部機関砲を装着する事ができます。






各部位のアップはケンブと比較しながら進めていきます。
まずは頭部ですがデザインがより刺々しくなったもののクリアパーツの色味などは共通。
頭部はグレーが無くなったのでスッキリした配色になりました。



胴体ですが大部分はケンブの流用となっています。
ただ胸部中央や股間部分の装甲が変化していました。
胸部のシリンダーはそのままで伸縮が可能ですがやはり金色はシールまたは塗装で補う形です。



背面はリアアーマー以外共通となります。
コクピット周りのダクトやリアアーマーの黄色はシールで補えます。




肩アーマーはやや大型化して赤部分が増えました。
合わせ目は段落ちモールド化されていますが内側や側面のグレーはシールまたは塗装で補います。





腕部ですが上腕や手首周りは共通のデザイン。
前腕は大型化され刃のような突起が増えました。
デザインも対称形になっています。
またジョイント穴にはカバーもあります。



腕部に装着する40mm腕部機関砲。
合わせ目はほぼディテール化されていますが銃口部分に若干合わせ目が出ます。



股関節は特に変わっていませんしスタンド穴もあり。
リアアーマー裏には裏打ちパーツがありますが赤い部分には肉抜きあり。




脚部ですが膝下のパーツがより直線的なデザインになりました。
そのデザインの関係で膝はより深く曲がるようになっています。
ただ膝下部分は左右分割で合わせ目が出ます。
足首を囲む装甲形状は変わっていますが足首のソール周りは共通です。



足裏は一部に肉抜きがあります。




可動範囲など。
基本的に他のメイレス系と作りは変わっていないので動かした感じも似ています。
足首もかなりロールできますが、極端に開くと足首の装甲が先に接地します。





ベースとなったメイレスケンブと比較。
脚がやや長くなったので身長はわずかに高くなっています。
本体のシルエットは相変わらず独特ですがケンブよりヒロイックになった印象。



武器を装備させて。
今回は機関砲が腕部に装着される形となるのでより近接戦闘に特化したようなイメージです。



脚部はケンブ同様まっすぐ伸ばす事も可能でした。




機関砲は腕部に固定となりますが可動範囲が優れているので構えるのには不自由しません。




ウェポンラックはケンブなどと共通。
アームが可動するので抜き取るような動作も可能です。






ケンブ斬から新たに付属するもう一つの武装、超熱振式戦闘長刀。
ノーマルケンブの刀と比べるとかなり太く巨大な物になっています。
ただ構造はモナカなので意外と軽く作られています。
合わせ目は基本的にディテール化されていますが片側の刃側面に出る所があります。




赤い部分はシールでの再現となりますし刀身の一部はメタリックブルーでの塗装が必要です。




もちろんグリップの長さには余裕があり両手持ちも可能。
手首周りが良く動くので構えやすいですし保持力も相変わらず良好です。



関節はどこもしっかりしており手首などもケンブより抜けにくくなっていました。



余剰パーツとなっている携行機関砲ですが右の銃持ち手もあるため問題なく装備可能です。




ケンブと同じ折りたたみパターンで格納状態にする事も出来ますし



特大型装甲特殊運搬車に載せる事も可能でした。




最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
HG枠ですがやはり大きめで迫力あるサイズ。武器のグリップはこれまで通りガンプラや30MMに持たせやすいサイズでした。




以上HG メイレスケンブ斬 レビューでした。
ケンブの後継機という事でケンブの流用パーツはそれなりにありますが
赤部分が増え、装甲の形状も結構変わっています。
ですが独特の関節構造は健在で動かして楽しいキットなのは変わっていません。
また武器もより近接戦闘に特化したような印象で巨大な超熱振式戦闘長刀は迫力がありますし
本体の可動も相まって見た目以上に構えやすい武器になっているのも良いですね。
2期も色々な機体が出るようなのでこれからリリースされるキットも楽しみです。

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