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HGUC ザクI　レビュー

2006年に発売されたHGUCザクI。
今回は再販された物を組んでみました。
価格は1,100円です。


付属品はザクマシンガン、ザクバズーカ、スパイクシールド、シュツルムファウスト、ヒートホーク、
バズーカラックパーツ、右銃持ち手2種、それに左平手が付属。



シール類はモノアイとザクマシンガンのセンサーを補うホイルシールが付属します。



2006年に発売されたザクI。
所謂旧ザクでザクIIと比べると動力パイプやシールドなどが無いよりシンプルなデザインです。
また肩アーマーもスパイクがないシンプルな形状でザクIIから逆算されたような姿が特徴的です。



キットの関節ですが使われているポリキャップはPC123プラス。
また一部の関節パーツにはABSも使われています。
旧HGUCザクからの流用箇所は無く、関節構造もそちらと比べるとより動くような作りになっています。



頭部はアンテナありのタイプも付属していて簡単に交換可能。
また右肩にはバズーカラックを取り付ける事ができます。
機体のカラーはグリーン＆ブルーの組み合わせで整形色でしっかり再現されていました。




頭部アップ。
モノアイにはモールドが無くシールでの再現。
またモノアイ基部の黒い部分もシール再現となります。
モノアイは顎下にレバーがあり回転が可能になっています。



アンテナありの頭部。
中央のパーツを差し替えるだけなので簡単に着脱可能です。



胴体は動力パイプのないシンプルな形状。
ランドセルにはバーニアが2基ありそれぞれ別パーツ化されています。



バックパック接続ジョイントは最近のキットによくある2穴や1穴タイプではないので互換性は考えられていません。
リアアーマーのラッチを展開する事でバズーカを装着する事ができあｍす。



バズーカラックですが鎖骨部分のパーツを一部交換して取り付けます。
このラックはスイング可能な作りになっているため腕の可動に干渉しません。



腕部ですが左肩のみにアーマーが装着されています。
スイングできるので可動の妨げにはなりませんが合わせ目は側面に出ます。



腕部は肘の突起などがないシンプルなデザイン。
左手のみ平手があります。
肩や前腕には合わせ目が出ます。



アーマー裏は特にディテールはなく、股関節はシンプルなボールジョイントです。
スタンド穴もありますが普段はカバーで隠す事ができるのは良いですね。
腰部にはヒートホークを装着する事ができます。




脚部ですがこちらもパイプのないシンプルな形状。
太腿、膝、脛は中央に合わせ目が出ます。



足首ですがスリッパのように関節ジョイントを引き出す事が可能で意外と良く動きます。
足裏は蓋パーツがあるため肉抜きはありません。




可動範囲など。
頭部や腰のスイングは控えめですが他は最新キットと変わらないぐらい良く動きます。
特に肩は前方に大きくスイング可能。



脚部ですが引き出しギミックがあるので見た目以上に接地は良いです。
膝も十分曲がりますが股関節はBJなのでそのあたりは少し窮屈に感じる場合もあります。



武器を装備させて。
廉価なキットですが武装は豊富です。





ザクマシンガン。
ザクIIのマシンガンと違いマガジンがサイドについています。
スコープやフォアグリップは可動しますし砲口も別パーツ。
一部に合わせ目が出ます。



銃持ち手があるためしっかりとした保持が可能。
ただ左手の銃持ち手はありません。



もちろん楽に両手持ちが出来る可動範囲があります。




スパイクシールド。
ザクIIの肩に付いているシールドを手持ちにして先端にスパイクを取り付けたような形状です。
裏打ちパーツもありペラペラさは感じません。




手首のみで保持するのですが、保持ダボなどはなくどうしてもクルクルと手の中で回ってしまう所があります。





シュツルム・ファウストは1本付属。
ジョイントパーツを使う事でシールド裏に取り付けられます。




ザクバズーカはモナカですが砲口はやはり別パーツ。
こちらはスコープなどのないシンプルな形状です。



右の銃持ち手は2種類あり片方は角度つき。
可動部位の無いバズーカもしっかり担げるようになっています。



関節の保持力は十分でどこもしっかりとしていました。




バズーカラックを装着。
このラックにバズーカを乗せて構える事ができます。



古いキットではありますが3mm穴があるので大半のスタンドが使えるのは楽で良いですね。




ヒートホークは1パーツのため塗装が必要です。
またこちらはかなりスカスカで保持しにくいため引っ掛かりを作るなどの加工が必要かも。




ガンダムにタックル。





新旧HGUCシャア専用ザクと並べてみました。
頭身バランス的には新HGUCの方が合う気がしますがどちらもディテールはシンプルですしそこまで違和感はないと想います。




以上HGUC ザクI　レビューでした。
2006年発売のキットなので合わせ目が正面に来る部分は多いですが配色はしっかり再現されています。
また可動についても意外と良く動き、股関節がBJな事以外は十分動きポーズも付けやすいです。
一部の武器が保持し辛い所はありますが、武装なども豊富で安価なキットですがかなり遊べるのも素晴らしいですね。

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