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■コトブキヤ 斑鳩
 



コトブキヤからリリースされたSTG斑鳩の自機である飛鉄塊 斑鳩。
価格は5040円です。







全身を5方向から。
スケールは1/144という事です。
斑鳩は属性をチェンジする度に色が白黒反転するのですがまずは白からのリリースとなりました。



ブキヤキットらしく細かくパーツ分けがされていますが意外と複雑な配色をしているのでマスキングが必要な箇所も多めです。
スナップフィットも使われていますが細かい部分は接着が必要です。



パーツはかなりシャープで薄く鋭く成形されています。
その分パーツ整形には気を使いますね。



ディテールも密度あるもので見応えがあります。
バインダー部分などがある程度可動し、表情を付ける事ができます。



飛鉄塊の名の通りまさに鉄塊という感じで翼が無かったり
梵字がモールドになっていたりと独特な見た目ですね。



特徴あるマークはデカールで再現します。
薄く破れやすいので貼る時は気をつけたほうが良さそうです。



今回は黒やグレーで下地を作ってグラデ塗装で仕上げました。



スタンドもセットされていますが接続ピンが細く折れそうなので取り扱いには注意が必要ですね。
とは言ってもグリグリ動かすようなものでもないですが…



付属のスタンドはBJで角度が決められます。
スタンドは最後に斑鳩と爆発する産土神黄輝ノ塊がモチーフになっている面白いデザインです。
四角錐の部分は濃いスモーククリア成形です。



ショット発射っぽく。
エフェクトは流用でキットには付属していません。



キットのボリュームはこのぐらいです。



差替えでエナジーマックスな力の解放状態を再現できます。



金部分が大きく露出するので迫力あります。



円形の部分は根元のフレームで角度を付けられます。
左右のバインダーっぽいものもある程度広げられます。



差替えで着陸脚の展開も再現。
こう見ると鳥っぽいですね。



キットは合わせ目がディテールを跨っている部分が多く、モールドも細かいので手間かかる感じです。
バインダーなど一部モールドが甘い部分もあるので彫り直した方が良さそう。



では色レシピなど。
■白     (C)クールホワイト+(C)純色イエロー+(C)ダークアース+(C)ニュートラルグレー
■金     (F)赤金
■銀     (G)EXシルバー+(G)クリアブラック
■機銃の銀  (G)EXシルバー+(C)クリアーオレンジ+(G)クリアブラック+(C)ニュートラルグレー
■着陸脚等  (C)スーパーアイアン
■本体グレー (C)クールホワイト+(G)純色バイオレット+(G)コバルトブルー+(C)純色イエロー+(C)ニュートラルグレー
■濃いグレー (C)ニュートラルグレー+(C)ミディアムブルー+(C)ウイノーブラック
下地はグレーや黒にし、上記の色を吹いた後、白などを混ぜたものでハイライトを吹いています。
梵字のモールドがある部分はビスマスパールを吹きつけ。



スミイレはジャーマングレー、フラットブラック、レッドブラウンを混ぜたもので。
仕上げはメタリック部分以外瓶のスーパークリアつや消しを吹いています。



以上コトブキヤ 斑鳩でした。
かなりの密度あるキットであまり大きくないキットながら見応えあります。
その分色々と手間がかかる印象で部品も細かいので管理にも気を使いますね。
とは言えあまりメジャーではない機体をこのクオリティでキット化したのは凄いなーと。
同スケールでは無理でしょうが烏帽子鳥なんかも出して欲しいなあ。

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