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HG ガンダムバルバトスアダプト レビュー【鉄血のオルフェンズ】 



「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の10周年企画、「幕間の楔」からHG ガンダムバルバトスアダプトがキット化されました。
価格は2,420円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
パッケージはフルカラーで説明書も機体説明のある一般販売品と変わらない物でした。



付属品は太刀、小太刀、それに自由に使えるおまけ扱いですが、第4形態の太刀とメイスも付属する他、



こちらも自由に使えるジョイントが付属。
このジョイントですが、PC-002のポリキャップをKPSに置き換える事ができる物で保持力の向上が可能です。
・ランナーについてはこちら



シール類ですが鉄華団マークや膝などのマークの他、
胴体や上腕、ブースターなどの色を補うホイルシールが付属します。



余剰パーツですがバルバトス第4形態のフレーム(ガンダムフレーム1)が流用されているため
改良されて使わなくなった部分などが余ります。




こちらが新たに追加されたアダプトのフレーム部分に使われるランナーです。
アダプトだけではなく、他のガンダムフレームのアップデートにも使えるようにポリキャップの形状をしたKPSのジョイントなどもセットされています。



まずはフレーム状態から。
今回のアダプトですがバルバトス第4形態のガンダムフレーム1が流用されているもののかなりの部分が改良され新規パーツに置き換わっています。
特に保持力が不安だったり緩くなりやすかった胴体や肩などの保持力が一気にアップしました。
またポリキャップが使われなくなり今回は全てKPSの組み合わせに変わっています。




胴体のアップ。腕などは流用されている部分が多いのですが胴体はほぼ新造されています。




脚部ですが一部のフレームなどがむき出しになるため茶色いフレームカバーなどが取り付けられています。
また足首の白いパーツやヒール状のカカトなどで全高が第4と比べると高くなっています。




改良された部分をベースとなっている旧フレーム(ガンダムフレーム1)と比較して紹介します。
まずは胴体ですが肩がポリキャップからKPSの組み合わせになり保持力がアップした他、見た目の精密さも増しました。
また腹部などのシリンダー造形も改良されゆるい形状だった物がシリンダーらしいメリハリのある形に変わっています。




そして旧ガンダムフレームはどれも気になっていた部分ですが、脊椎状のフレームが一体成型のダブルボールジョイントに変わりました。
旧フレームはこの挟み込み部分が開きやすく、すぐ緩くなっていたのですが一気に改善されました。
また左右のシリンダーは別パーツ化され、腰の接続部はポリボールからKPSのボールジョイントに変わりました。



この腹部のシリンダーは胴体に入り込む形となります。



そのため腰を捻っても自然な形で動きに追従します。
胸部は前後スイングの他、BJによる回転も可能になりより自然な捻りが可能。
また鎖骨のシリンダーもより精密な形状に進化しています。




肩アーマー固定ジョイントはC型タイプに変更。
旧フレームと比べるとボールが見えていた肩の接続部や途切れていた鎖骨のシリンダーがより自然な見た目になっているのが分かります。




股関節軸のフレームですがこちらは左右に回転するタイプから上下にスイングできるタイプに変更。
より自然に動きます。



股関節ジョイントは旧フレームだとポリパーツが使われていて、どうにもフニャっとした感触だったのですが
このジョイントがKPSに変わりカッチリとした物になりました。



また足首の付け根のジョイントもポリパーツからプラパーツに変更され保持力が上がっています。





バルバトス第4形態のフレーム(ガンダムフレーム1)との比較。
脚部などが延長されているため頭頂高はかなり高くなりました。
また各所のフレームもより精密感のある作りになり、装甲を付けても見える部分はぐっと出来が良くなっています。





装甲を取り付けてガンダムバルバトスアダプトの完成です。
こちらは10周年記念新作短編「幕間の楔」に登場したバルバトスで、
第6形態で戦った後に補修されましたがボロボロになってしまった姿を再現しています。
この後テイワズの歳星に送られバルバトスルプスとして生まれ変わります。
キットでは破損したアンテナや一部のフレームがむき出しになった姿が再現され
腰や脚部にブースターが装着されているのも特徴的です。



キットはフレームで紹介した通りかなり手が加えられ最新の構造にアップデートされています。
特に胴体の改良は非常に効果的で、これまでフニャっとした感触のあったガンダムフレームが一気にカッチリとした物に変わりました。
また造形面も進化していて頭部の造形や色分けなどもさらに進化しています。



機体のカラーリングですが大部分は成型色で色分けされているものの、
上腕の白い部分や前腕、フンドシ&ブースターのグレー、それに胸や膝のマークなどはシールでの再現となります。
また指先はルプスと同じく白なのでこのあたりは塗装で再現する必要があります。






頭部アップ。頭部ですが分割がパワーアップして頬のグレーなども再現。
フラッグを切っただけですがアンテナなどもよりシャープになり顎周りも色分けされています。
ただ後頭部のフレームは流用なので合わせ目は出ます。



ツインアイはモールドでの再現となります。
首関節はポリパーツから中央に可動部が追加されたプラパーツになり見た目も可動域も向上しています。




胴体の比較。アダプトは襟の片側の突起が破損しています。
胸部アーマーはダクトなどがより立体感のある形状になりました。
腰アーマーですが一見可動するように見えますがフロントアーマーは固定です。
また背面にバックパックはなくカバーのような物が取り付けられています。




カバーを外すと鉄血系の2穴ジョイントがあるので鉄血系のパックを流用できます。




腰のブースターですが先端のイエローなども別パーツ化されていますがそれでも足りない所がありグレーのフレームの一部はシールで補う方式。
接続部はBJで回転とある程度のスイングが可能ですが左右分割なので合わせ目が出ます。
また裏面になるのでほとんど目立ちませんが、基部パーツは肉抜きが多めです。




肩アーマーはコンパクトな形状に変わっています。




腕部ですが前腕が若干長くなり第4というよりルプスに近いバランスです。
上腕の白い装甲部分や前腕のフィン状の部分のグレーなどはシールで補う方式。
また前腕の装甲は左右分割で合わせ目が出ます。






脚部アップ。脚部はバルバトスらしい短めの太腿と長い膝部分が特徴的です。
こちらも装甲の一部が無くなっていて膝周りはフレームのカバーがむき出しになっています。
ブラウンのカバーは左右分割で合わせ目あり。膝などのマークはシールで補える他、脹脛横にはブースターが装着されています。



ブースター部分は回転可能。ノズルも細かく造形されています。



足首ですがこちらも一部の装甲が無くなっていてフレームむき出し部分が多いです。
足裏はつま先周りがまるごと肉抜きなのでやや目立つ所はあります。




可動範囲など。構造が複雑になりましたが全体的にさらに良く動くようになりました。
首はポリボールからプラ関節になり自由度もアップ。
肩も良く上がり、胴体もより自然にひねる事ができます。



肩スイングや胴体の横スイングも良好です。




下半身ですが、股関節軸がスイング可能になったものの、腰のフロントアーマーが固定のため若干干渉しやすい部分はあります。
膝は深く曲がり接地などは相変わらず良好でした。






HG バルバトス第4形態HG バルバトス第6形態との比較。
見えるシリンダーなどの出来がぐっと良くなりましたし、頭部の造形など細かい部分も進化しています。
頭頂高は第6形態を補修した物なのでそちらに合わせられていました。




武器を装備させて。
嫌々使っている太刀と小太刀が付属します。



それぞれの刀はブースターのジョイントに装着可能です。



股関節に3mmジョイントがあり市販の様々なスタンドを使って浮かせられます。
また太刀装着ジョイントは回転可能です。




首が良く動くようになり上を向かせやすいです。
またブースター類はそれぞれ動かせますし重さに負けて垂れ下がるような事はありません。




「太刀」と「小太刀」
テイワズが用意した武器でどちらも1パーツで成形されているものの太さも十分あります。
HGなので流石に先端は丸いのでシャープ化するとより格好良くなりそうです。




特にギミックの無い軽い装備なので保持なども問題なし。
またフレームの関節強度もかなり上がっていて非常に遊びやすくなっていました。




特に背骨のパーツが緩んで開かなくなったのは個人的にかなり嬉しい改良点です。
これから何かガンダムフレームの機体が出る場合は是非こちらを基準にして欲しいですね。




太刀はかなり長さがあり、頭頂高が高くなったアダプトでも短く感じる事はありません。





グリップの長さも十分なので両手持ちも余裕があります。
肩周りが良く動きポーズも付けやすいです。



装甲も特にポロリは気になりませんでしたが、ブースターのジョイントに太刀を何度か付け外ししていると若干外れやすくなる印象。





小太刀を投げつけて刺さった所にキック。
胴体などが自然に動くようになったのでさらにポーズが付けやすくなりました。




またおまけ扱いですが第4形態などに付属する太刀や





メイスも好みで装備させる事ができます。
ただ本体が結構大きくなっているのでやや小さく感じるかも。



また今回のフレームですが脚のカバーなどを外せば他のガンダムに流用する事ができるようになります。
ただ太腿はフレームむき出しの専用デザインのため、このあたりは元キットの物に入れ替える必要があります。



バルバトスなどはほとんどそのまま使えるため組み込む事で他の形態もアップデートできます。



こちらを付けると肩周りや腹部などの見た目が良くなり、カチっとした関節に生まれ変わります。



ただ全部が全部まるごと流用できる訳ではなく、フレームが異なる物があります。




フルシティをアップデートしようとしてみたのですが、
股関節のジョイントがスカスカで新型のパーツがカッチリはまらず、KPSジョイント部分だけを流用する必要がありました。




ガンダムグシオンリベイクフルシティに組み込んだ状態。
そのまま使える部分はキットによってまちまちですが効果的な胴体は組み込みやすいと思います。




シリンダーなどの見た目の他、肩の保持力も大幅に向上するためこういった巨大な武器も垂れ下がる事はありません。



ただこちらはルプスの胸部装甲ですが、問題なく取り付けられる物でも肩関節がポリキャップと異なり少し飛び出ているため
肩スイングが制限されたり、動かすと側面装甲に干渉する物もあります。
塗装したりする場合塗膜が傷ついたりする事がありそうなので、流用する場合しっかり確認した方が良いと思います。





最後にHG バルバトスルプスHG バルバトスルプスレクスと比較。
腕のバランスなどがルプスに近付いているのが面白いです。



最後に5体並べて。
他のガンダムフレームもアップデートしたくなるのでフレームだけ3セットぐらい纏めてキット化してくれると嬉しいですね。




以上HG ガンダムバルバトスアダプト レビューでした。
幕間の楔で見せたボロボロになりつつも補修された姿が再現されていて、
部分的にフレームがむき出しだったりアンテナなどが破損していたりと他のバルバトスとは異なる魅力があります。
また何よりフレームのアップデートが素晴らしく、これまでネックだった保持力が一気に改善され
シリンダーの見た目もぐっと良くなっていました。
他のガンダムフレームの機体にも気軽に流用できる構造のため是非フレーム単品のキット化も期待したいですね。

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執筆者:星丸
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