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HG ガンダムサンドロックカスタム レビュー【新機動戦記ガンダムW Endless Waltz】 



2026年6月にHGAC版の発売が決まっているサンドロック改。
今回はそちらと比較してみようと思い、1998年に初版が発売されたHG サンドロックカスタムを組んでみました。
価格は880円(税10%込)ですが再販されたりする場合改定される事になると思います。



付属品はヒートショーテル左右分、シールド、アクション用胴体パーツ、
ポリパーツの持ち手&平手、それにヒートショーテル手持ち用グリップ左右分が付属します。
余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら



シールですが腰部のブルーやブラック、アンテナや顎の赤、
肩のホワイト、そして前腕とシールド部分を補うホイルシールが付属します。



「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」より1998年に初版が発売されたOVA版のHG サンドロック。
カトル・ラバーバ・ウィナーが乗る機体で現在では「ガンダムサンドロック改 EW」と呼ばれるようになっていますが、
ウイングガンダムゼロカスタムなどと同じく、当時の名前なので商品名は「ガンダムサンドロックカスタム」です。
エンドレスワルツ版という事でTV版のサンドロックからは大きく形状が変更され
スラッとした細身のプロポーションが特徴的です。



キットはスナップフィットが採用されていますが、さすがに28年前のキットという事もありポリキャップがむき出しの部分が多め。
一応フル可動キットである程度の可動範囲は確保されていますが、
脚を広げて立たせると足首がしっかり接地しないなど古さを感じる部分もあります。
関節は全てポリキャップによる可動で今回はアクション用の胴体パーツが付属しています。



機体の配色ですが意外とカラフルな仕上がりです。
胴体や腕部の一部はシールで補えますが、手足の関節にある◯ディテールや足の甲など塗装が必要な部分はそれなりにあります。
またMGや今度発売されるHGAC版と異なり、耐ビームコーティングマントは付属していません。






頭部アップ。旧キットのサンドロックやHGACサンドロック改と比較しています。
頭部はサンドロック系のヘルメットのデザインを踏襲しつつもアンテナなどはシンプルになり顔も小顔になりました。
トサカ部分などは中央に合わせ目が出る他、アンテナ基部や顎の赤はシールで補う方式。
形状は良好だと思いますがバルカンの砲口のディテールなどはやや甘めです。



ツインアイはモールドで再現。マスクのスリットのモールドが浅いので見にくいですがしっかり刻まれてはいます。



胴体のアップ。立体的な構造を少ないパーツ数で再現。
胸ダクトなどは別パーツ化されていますが鎖骨のユニットなどは塗装が必要ですし
腰部の色分けもシールです。



バックパック接続穴は昔のキットなので最近の物と互換性はありません。



バックパックのバーニアは別パーツ化されヒートショーテルマウント部もポリキャップによりスイングと回転が可能。



肩アーマーは前後分割で合わせ目あり。
また装甲の一部のホワイトはシールで補う他、細かいディテールも塗り分ける必要があります。



腕部ですが配色は再現されていないものの、ポリキャップ製の握り手と平手が付属。
肘関節部分でロールが可能な作りですがこの部分もポリキャップがむき出しとなります。
前腕の黒はシールがありますが、肘周りの塗装が必要ですし腕部はモナカ分割で中央に合わせ目あり。



股関節はシンプルなBJです。
腰アーマーはフロントとサイドが可動します。




かなり長くスラッとしたEW版らしいシルエットの脚部。
こちらも分割はシンプルで中央に合わせ目が出ます。
また膝部分はポリキャップが露出しますし、足の甲や膝周りなど細かい部分は塗装も必要となります。



足裏は軽くディテールが入っていました。
左右分割のため肉抜きはありません。



可動範囲など。
HGではありますがかなり昔のキットという事もあり構造はシンプルです。
首はBJで可動し腰は回転と若干の前後スイングが可能。
肩は十分上がり肘は90度ほど曲がります。



肩軸は棒軸のためスイングギミックはありません。



下半身は開脚はまずまず良好で膝も100度ほど曲がります。
ただ足首はBJなのですがほとんど左右に動かず接地性はいまいちでした。





旧キットのTV版サンドロックやHGAC サンドロック改と比較。
TV版と比べるとスマートで上半身のカラーリングも大きく変化しています。
キットサイズはHGAC版よりわずかに頭頂高が低めでした。





武器を装備させて。
ヒートショーテルはバックパックにマウント可能。
スライドロックタイプなので固定はしっかりしています。
HG版にはラフスケッチを元にしたシールドが付属しているのが新鮮です。





もちろん昔のキットなのでスタンド穴などはありません。
MG版ではヒートショーテルのマント部分の下のパーツが動き、固定時にはロックされる構造でしたが
こちらは固定となります。



「ヒートショーテル」
EW版のデザインのため機体の全高に匹敵する長さです。
TV版の物と比べるとかなりのサイズ差があります。





このヒートショーテルですが手に持つ場合、手首付きのグリップパーツに差し替えて持たせるようになっています。
こちらのパーツは手甲が別パーツで白い手首のカラーも再現されていました。




ただヒートショーテルは白い成型色のため全塗装が必要となります。
とはいえサイズも変に小さくなる事もなく見栄えのする武装です。



関節はポリキャップがメインで使われていますが、組んだままの状態だとポーズによっては肘の関節が重さに負ける場合がありました。





「シールド」ラフスケッチを元にして立体化したものでTV版よりかなり大きめのサイズとなっています。
裏面の刃なども再現されていて取り外しは出来ませんが、クロスクラッシャー再現時のためか裏面にはヒートショーテルグリップのディテールがあります。



前腕に取り付ける構造で回転は出来ますが位置調整などはできません。
また一応黒部分にはシールがありますが、フチの白や刃部分の黄色などは塗装が必要です。





ヒートショーテルの刃を取り付ける事で「クロスクラッシャー」の再現が可能です。
刃は固定で開いたりはできませんがEW版はヒートショーテルが長いためかなりの迫力です。




武装はシンプルなのでこういったギミックがあると遊びの幅が広がって良いですね。




続いてアクション用のボディパーツ。
こちらはあらかじめ腹部を前屈させ、肩軸を前に出したボディパーツです。




こちらのボディパーツを使う事でヒートショーテルを振り下ろすポーズが取らせやすくなります。
昔のHGUCにあったメモリアルアクション用のパーツに近い物ですね。




丸ごと差し替える必要があり、今のキットのように普通に動いてくれたほうが楽な部分はあるのですが
可動範囲が限定される昔のキットだとポーズの幅が広がります。



またヒートショーテルは刃を反転させる事で逆向きに固定する事もできました。





最後にMG ガンダムサンドロック改EWと画像サイズを合わせて比較。
流石に色分けなどはMG版の方がかなり細かいですがスラッとしたプロポーションなどは今でも十分通用すると思います。




以上HG ガンダムサンドロックカスタム レビューでした。
初版が1998年発売のキットのため構造はかなりシンプルです。
ですがポーズの幅を広げるアクション用ボディパーツや
ラフスケッチを元にしたシールドを使ったクロスクラッシャーなど面白い部分も多いです。
今度発売されるHGAC版にシールドを組み合わせたりしても楽しそうですし
旧TV版のサンドロックからの進化も感じられるキットでした。

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執筆者:星丸
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