MG MSA-003 ネモ ユニコーンデザートカラーVer. レビュー【機動戦士ガンダムUC】

「ガンダムUC」に登場したデザートカラーのネモ。
こちらはHGUCとMG両方でキット化されていますが今回はMG版を紹介します。
キットの初版は2012年発売の物で価格は3,850円(10%税込)です。
パッケージは単色タイプで説明書はノーマルネモと共通ですが、ランナー構成などを補足したペーパーが1枚追加されています。

付属品はビームライフル、ビーム・スプレーガン、ジム・ライフル&換装パーツ一式、シールド、
パイロットフィギュア、それにサーベル刃2本が付属します。
・ランナーについてはこちら

シール類はマーキングシールと転写式のガンダムデカールが付属。
UC版ではありますが、特に専用の物ではなくエウーゴのマークなどがある通常の物でした。


今回は異なる配色を再現するためAランナーとEランナーが成型色違いで2枚入っています。

使わない側が余剰となるため余剰パーツは大量にあります。
余剰となる頭部のバイザーは無色クリアなので好みの色に塗りたい時などには便利そうです。


こちらはフレーム状態。
ベースとなるMG ネモは2006年に発売された物なのですが
初期の簡素なフレームとは異なり、ほぼ全身のフレームが再現されています。

コクピット内部には着座姿勢のパイロットフィギュアがあります。


太腿や足首にはシリンダーがあり、動きに合わせ伸縮します。


装甲を取り付けた状態。
「機動戦士ガンダムUC」に登場したデザートカラーのネモがMGでキット化されました。
こちらは2006年に発売されたMG ネモがベースとなっていて本体は基本的にカラバリとなります。
ですが今回は劇中で使用していたジム・ライフルなどが新たに付属し、よりプレイバリューが増した内容となっています。
ただジム・ライフルは新規ではなく、MG ジム改などに使われている物の流用となります。


キットは2006年の物がベースではありますが、初期の簡素なMGからだいぶフレームなどが作り込まれた内容となっています。
古く感じる所も相応にありますがプロポーションなどは良好で、装甲の追加モールドなども最小限でスッキリまとまっています。
関節はABSとポリキャップが併用されたタイプです。


カラーですがUC版は2種類あり、淡いグリーンのUC版と今回のデザートカラー版があります。
プレバンキットらしく成型色違いの複数のランナーを用意する事で、ノーマルから配色パターンが変わった姿を成型色でほぼ再現。
赤いスラスター部分なども細かく再現されています。




頭部アップ。頭部はバイザーにクリアパーツが使われ、額部分もしっかり色分けされています。
バイザーはクリアオレンジからクリアブルーに変わっていました。


もちろん内部ディテールも細かく作られています。
また立ちポーズのパイロットフィギュアも付属しています。


胴体のアップ。
量産型MSらしいシンプルなデザインですがダクトなどは開口され、バックパックのバーニアも内部まで色分けされています。


コクピットは差し替え無しで開閉可能。
バーニアはBJ接続である程度動かせます。


サイドアーマーにはビーム・ライフルを取り付け可能。
腰部のサーベルラックは画像のように展開できます。


肩アーマーは合わせ目の出ない作り。
小さいダクトもしっかり色分けされています。


腕部も前腕の合わせ目はディテール化されていてカバーを取り付ける事で肘のカラーリングも再現されています。
ただ肩アーマーの内側のジョイント部分には合わせ目あり。
手首は一昔前の各指の付け根が動くタイプで武器保持用のダボも一応あります。


腰アーマーは裏打ちパーツはありませんが、ディテールは入っています。
股関節軸はBJですが前方にスイング可能です。




脚部は脛のフレームが露出するデザインで特徴的な脹脛周りの形状も再現されています。
サイドの小さいスラスターダクトも色分けされ、バリュート用のジョイント穴はカバーで隠されています。


脹脛のカバーは大きく跳ね上げる事が可能です。
つま先部分が可動しますしディテール自体も細かいです。
足裏は肉抜きはありませんが、成型色が赤色になっています。



可動範囲など。
首と腰はBJ接続である程度スイング可能。
ただ股関節のスイングを使えばかなり前屈しているように見せる事はできます。
肘は二重関節でかなり深く曲げる事が可能でした。


肩は跳ね上げも前後スイングも可能な作り。
腰は若干ですが左右にもスイングできます。


脚部ですが股関節と足首がBJ接続です。
太腿のロール軸が無いためそのあたりは物足りない所がありますが接地はまずまず。
膝はカバーが干渉するまで曲げる事ができます。



Zガンダムに登場するノーマル版のMG ネモと比較。
肩や腰アーマーなど配色パターンが変わった部分もしっかり再現されていました。


武器を装備させて。
デザートカラーという事でメインカラーはライトサンド系の成型色となり、ミリタリー感が強まっています。


古いMGがベースなのでスタンドジョイントなどはありません。
浮かせる場合はアクションベースのジョイントなどを使って飾る必要があります。



「ビーム・ライフル」
ノーマル版の流用ですがグレーの色味が若干異なります。
コンパクトで取り回しの良いライフルでフォアグリップが可動します。


銃口は別パーツ化されていますが基部はモナカで合わせ目あり。
また保持ダボはありますが、ジョイント穴が浅く簡単に外れてしまいます。
ただ武器自体は軽いのでポロリするような事はあまりありません。



「ビーム・スプレーガン」
こちらもコンパクトな装備ですが元はジム改系キットの流用となります。


こちらもビーム・ライフルと同じで合わせ目は出ますが銃口部分は別パーツ化され綺麗な円形になっています。
ただ昔のキットの流用のため保持ダボはありません。




シールドも流用ですが成型色が若干異なります。
ギミックも共通で伸縮が可能な他、前腕のジョイントは2箇所取り付け部分があります。

関節はポリキャップとABSの組み合わせで武装もシンプルなため保持力は良好です。

そしてジム・ライフル周りのパーツですが、バレルやマガジンパーツなどを組み替える事により
「ジム・ライフル」、「90mmマシンガン」、「ロングライフル」に組み替える事ができます。



「ジム・ライフル」
基部は共通なのですがモナカ分割で合わせ目あり。
この組み換えギミックですがパーツはスライドさせる事で簡単に外せるため
特に煩わしい部分はありません。




「90mmマシンガン」
ブルパップタイプのマシンガンでコンパクトな作りです。



「ロングライフル」組み替えで再現する中では一番ボリュームのあるライフルです。

バイポッド部分は展開できるのですが、開くことはできずモノポッドのような形状で固定されます。


グリップはやはり保持ダボはなく、ロングライフルなどはちょっと保持が安定せずグラつきやすい部分があります。



ビーム・サーベルは標準的な長さの物が付属。
腰のサーベルグリップを取り外しそのまま持たせます。


武器の保持は今のキットに慣れると少し保持しにくい部分はあるものの、
基本的にシンプルで軽い物が多いので極端に気になるほどではありません。
また通常のネモよりぐっとプレイバリューが増しているのは良いですね。



画像サイズを合わせてHGUC版との比較。
太腿装甲の長さの違いや脹脛スラスターのボリュームの違いはありますが、基本的に同じようなプロポーションです。
ただ各所のダクトなどは細かく再現されているためMGらしい精密感があります。



最後にMG ジムII UCVer.やMG ジムII セミストライカーと比較。
頭頂高がジムIIは18.1m、ネモは18.5mなのでわずかにネモの方が大きめです。
デザートカラーはセミストライカーなどの物と合わせられていました。

・説明書はノーマル版で追加のペーパーにも色レシピの記載はありませんでした。
以上MG ネモ ユニコーンデザートカラーVer. レビューでした。
本体はノーマルネモのカラバリなのですが、ランナーを複数用意する事でノーマルとは異なる配色パターンを再現しています。
ベースが2006年のキットという事もあり、古さを感じる所はそれなりにあるのですが
プロポーションやスッキリしたディテールなどは今でも十分良い出来だと思います。
量産機という事もあり、ノーマル版は武装がシンプルでしたが、
今回はビーム・スプレーガンと組み換えできるジム・ライフルが付属するので武装周りがぐっと充実しているのも嬉しいですね。
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執筆者:星丸
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