MG ガンダムアストレイ レッドフレーム改 レビュー

様々なバリエーションが発売されているMG アストレイシリーズ。
今回は「ガンダムアストレイ レッドフレーム改」を紹介します。
こちらのキットの初版は2010年で価格は5,940円(税10%込)となります。
スタンドにビスが使われているので組み立てにはニッパーなどの他、プラスドライバーも必要です。

付属品はタクティカルアームズIIL、ガーベラストレート、タイガーピアス、
ロウ・ギュールフィギュア、スタンドジョイント、それにアクションベース2が付属します。
・ランナーについてはこちら

シール類はセンサーや胸部の赤の一部を補うホイルシール、
転写式のガンダムデカール、そしてマーキングシールが付属します。

余剰パーツですが一部MG ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドリバイのパーツが流用されているため使わないパーツが余剰になり、
アーマーシュナイダーも余ります。


こちらはフレーム状態。
MGアストレイ系のフレームが流用されていてレッドフレームなのでフレームの大半は赤色です。


上半身のアップ。
装甲で覆われる部分は少なめでフレームがそのまま露出する部分も多いです。

コクピットにはロウ・ギュールが乗っています。


脚部アップ。ポリキャップも赤色で成形されています。

装甲を取り付けて本体の完成。
「機動戦士ガンダムSEED ヴァーサスアストレイ」からMGでキット化されたガンダムアストレイ レッドフレーム改。
ロウが損傷したレッドフレームを改修する際、これまで手掛けてきたモビルスーツの技術を投入した機体となっています。
一番の特徴は背面に装備された「タクティカルアームズIIL」で多彩なフォームチェンジギミックが内蔵されています。



背面にタクティカルアームズIILを背負っている関係でバックパックが取り外され、
刀はガーベラストレートとタイガーピアスの2本を装備しているのが特徴となります。
キットはMGアストレイ系の構造のため基本的な作りは変わっておらず、
関節はポリキャップとABSが併用されたタイプです。
また新規パーツもありますが、タクティカルアームズIILは先に発売されたブルーフレームセカンドリバイのパーツの多くが流用されていました。


タクティカルアームズIILを取り外した姿。
タクティカルアームズIIL取付部にはプレートがあり背面と接続されています。
プロポーションはMGアストレイ系共通でやや細身でメリハリのある体型バランスとなっています。
配色はほぼ成型色で再現されていますが、胸部のモールドの一部はシールで補います。
また一部のパーツはアンダーゲートが採用されているのも変わりません。




頭部アップ。頭部はこれまでのレッドフレームと変わらず見慣れたデザインです。
頭頂部のカメラなどはクリアパーツが使われアンテナもシャープに成形されています。

ツインアイ部分もクリアパーツが使われていますがフレーム色の関係で黄色っぽく見える場合もあります。



胴体は通常のアストレイと同じでディテールが細かく、立体感のある構造。
背面のプレートは2箇所取り付け穴があり、フォームによって位置を上下させる事ができます。


コクピットは開閉可能で立ちポーズのロウ・ギュールフィギュアも付属します。


背面に装着される「タクティカルアームズIIL」
セカンドリバイのタクティカルアームズIIと多くのギミックは共通ですが一部のパーツが異なり、フォームも異なります。
カラーリングはレッドフレームに合わせたカラーで「ブイフォーム」の場合刀身部分が「V」の字になっています。




腕部も通常のレッドフレームと変わらず肩後ろのメカディテールも精密に再現され
前腕の装甲は一部肘可動に合わせ分離します。
手首はこれまで通り各指の付け根が可動するタイプで短めですが武器保持用のダボもあります。

股関節は軸関節でポリキャップもフレームの色に合わせられています。
リアアーマーには裏打ちパーツもありました。




脚部はメリハリのあるラインで膝を曲げると装甲が複雑に連動します。
太腿には鞘を取り付けるためのジョイントが装着されBJで回転と若干の角度調整も可能です。

足首は比較的コンパクトなバランスでつま先部分が可動。
肉抜きなどはなく足裏のディテールも精密です。




可動範囲など。
本体は基本的に通常のアストレイなので特に変わった所はありません。
肘や手首周りも良く動き、腰の可動域も広め。
肩スイング幅も十分あります。


下半身も良く動き接地なども良好。
ベースとなっているセカンドリバイは2009年発売のキットですが今でも十分通用すると思います。



MG ガンダムアストレイブルーフレームセカンドリバイと比較。
本体はセカンドリバイほど大きな違いはなく、通常のアストレイと同じです。
背面のタクティカルアームズIILは刃の向きが異なりますが、基本的な配置は同じです。
ただ中央部分はガトリングではなくアローユニットに変わっています。

それぞれのフォームや武器などを紹介していきます。
こちらは「ブイフォーム」
基本となる形態で瞬時に他の形態へ変形するフォームです。




「ガーベラストレート」と「タイガーピアス」
刀身がメッキされた日本刀でどちらも形状自体は同じですが、両方の銘がしっかり入っています。
鞘も色分けされそのまま刀を収納できます。


柄には浅めですが保持用のダボがあり、刀自体は軽いので十分保持可能。
スタンドジョイントは股関節に接続するタイプですがしっかり固定され外れにくいです。


続いて両端の刃と下側のアローユニット部分を回転&移動させる事で


「デルタフォーム」の完成です。
逆三角形のシルエットでヴォワチュール・リュミエールを使用するためのフォームとなります。

特にロックなどはありませんが、刃部分の保持力は良好です。
ただこの形態は若干鞘がタクティカルアームズIILに干渉しやすく感じます。


多少個体差もあると思いますが、鞘とジョイント部分が外れやすく、触っているとポロリしやすいです。
気になる場合は少し調整した方が遊びやすいと思います。


続いてブイフォームからアロー部分の位置などを変え、背面のスラスターやウイングを起こす事で


「フライトフォーム」の完成です。
刃部分を翼にする高速移動形態となります。

この状態だと背面のジョイントが重さに負け、垂れ下がってきてしまいますが、タクティカルアームズIIL下部にスタンドを取り付ける事で角度を維持できます。
ただこのスタンドジョイントはアクションベース2のみに対応していて、専用の支柱が採用されているもののちょっと付属のスタンドでは高さが足りない感じです。
自分はスタンドジョイントピンを削って他のスタンドが使えるようにしました。

またこの形態は本体とタクティカルアームズIILのジョイント部分は外れやすい角度になり
本体がポトっと落下したりするため、長時間飾る場合は地面に足を付けて飾ったほうが良いと思います。



続いて刃部分を展開、グリップやアロー部分の位置を調整する事で


巨大な大剣を装備する「ソードフォーム」にフォームチェンジ。
背面プレートを上にする事でソードをしっかり背負えます。




基本的なシルエットはセカンドリバイのソードと共通です。
この大きさなので片手保持などはかなり厳しく付属するスタンドでの支えが必要となる場合が多いです。


タクティカルアームズIILの刀身はダボがあるのでぴったり合わせる事が可能。
形状も安定しています。


刀身をさらに展開し、グリップとなっていた部分を取り外す事で

マジックハンドとして機能する「ワークフォーム」の完成です。

グリップ部分はビーム・ライフルとしても機能する「ビーム・トーチ」となります。

マジックハンドは手首のみでの保持となるので、ポーズを付ける場合は支えが必要でした。


続いて刃を折りたたみ、先端のパーツを回転させる事で「アローフォーム」に変形させる事ができます。

アローフォームは名前通り弓矢をイメージしたフォームで
ヴォワチュール・リュミエールによって自在にコントロールできるビームを発射する形態です。



こちらは両手で保持するため、結構ギリギリではありましたがスタンド無しでの保持も一応可能でした。

メタルビルドにあるマガノイクタチフォームっぽく。


基本的な作りはセカンドリバイのタクティカルアームズIIと同じなので、
説明書にはありませんが、刃部分を分離してソードアームとして使ったりする事も一応可能ですし


余剰パーツにガトリング砲身があるのでそちらを取り付けてガトリングフォームのように構えたりする事もできます。
余剰パーツを組み合わせればかなり遊べるようになるのは面白いですね。



最後にガンダムアストレイレッドフレーム フライトユニットやガンダムアストレイ レッドドラゴンと比較。
レッドドラゴンほどの派手さはありませんが、タクティカルアームズIILを使ったフォームチェンジで様々なシルエットを作り出す事ができます。


以上MG ガンダムアストレイ レッドフレーム改 レビューでした。
レッドフレームにセカンドリバイのパーツを一部流用したタクティカルアームズIILを装備した機体となっているのですが、
そちらのタクティカルアームズIIと構造は似ているものの、ギミックには色々な違いがあり
アローフォームやデルタフォームなど個性的な形状を作り出す事ができます。
また余剰パーツや使われていないギミックを使う事でさらに様々なフォームを楽しめます。
巨大な装備なのでやや保持に気を使う部分はありますが、触っていて非常に面白いキットでした。
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執筆者:星丸
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