バンダイ　ダース・ベイダー　レビュー

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■バンダイ1/12　ダース・ベイダー　レビュー　

バンダイから新たに発売されたスターウォーズシリーズのプラキット。
ダースベイダーの価格は2,592円です。

付属の水転写デカール。
同じデザインのテトロンシールも付属しているのでデカールもしくはシールを選択して貼り付けられます。
ただしシールは大半の部分が凸モールドに貼るので馴染まないのがネック。
今回はライン部分などきっちり貼れる所だけ貼っています。

付属品はライトセーバー、手首オプション３つ、ベース＆ベースジョイントが付属します。

ベースは他のスターウォーズシリーズと連結が可能。
どんどん拡張できるようになっています。

バンダイから一挙３種も発売されたスターウォーズのプラキットシリーズ。
1/12でリリースされるキャラクター＆クリーチャーライン、1/72でリリースされるスペースクラフト＆ビークルラインの２ライン展開。
キャラクターラインからはダース・ベイダー、スペースクラフトラインからはXウイングとタイ・アドバンストの合計３種が一気に発売されました。
今回キット化されたのはエピソード５仕様です。

キットは接着剤不要のスナップフィットモデル。関節にはポリキャップが使われたフル可動キットです。
構造的には以前発売されたフィギュアライズ6がベースになっているようで関節の作りは似ていました。
ほぼ黒一色ですが全て同じではなく、一部がグロスインジェクションになっていたりしてツヤも使い分けられています。
パーツ数も手頃でHGを作るような感覚で組み立てられます。

バストアップ。胸にかかるパーツの黒ラインはシールで補います、この部分はガンメタリックの成形色です。
マントや腰のローブはプラ製なのでシワのモールドはリアルですが曲げて表情を付けたりすることは出来ません。

頭部アップ。
頭部はグロスインジェクションでまるで黒塗装したような美しい仕上がりが切り出しただけで楽しめます。
メットパーツはアンダーゲートになっていてゲート部分がほとんど目立ちません。

胸のパネルの色分けはさすがに無理だったようで黒一色。
シールやデカールで補えますがこのモールドにシールは厳しいのでデカール＆ソフターで仕上げるか塗装するのが良さそうです。

スーツのモールドは非常にリアル。合わせ目はありますが黒一色かつモールドが細かいのであまり気にならないかも。
脛部分はグロスインジェクションでつやありのプラです。

マントは左右が分割されていて多少開く事ができます。
保持は背中の２つのピンで接続し上下に可動します。

腰のローブも根元で画像のように開くことができます。

メットパーツは取り外し可能で内側も再現されています。
さすがに肌の色は再現されていませんが傷のモールドもリアルです。

可動範囲など。
基本的にフィギュアライズ６と同じ印象で肘は二重関節ですし腰も大きく動きます。
ただ頭部はデザインの関係で俯く事はほとんどできません。

下半身は足首が球体関節、膝が２重関節で股関節が３軸ジョイントです。
股関節が上下に可動しますし十分な可動範囲が確保されていました。

ただマントの長さが長く、あまり逃せないので結構干渉する印象です。

ライトセーバーは刃がクリアパーツ。収納時は腰に取り付ける事ができます。

後肩を動かしているとマントパーツに干渉してよくマントの左右パーツが外れやすいのがちょっと気になるかも。
シルエットは綺麗なのですがもう少し余裕のあるアクション用マントパーツでも欲しかったです。

ただ邪魔になる事ばかりではなく、地面に付く長さなので色々なポーズでもしっかりと自立させる事ができます。

ベースは黒一色のシンプルなものです。
片足をはめ込んで固定します。

左からフィギュアーツ、フィギュアライズ６、今回のダースベイダーです。
最初はフィギュアライズ６ぐらいの大きさかなと思いましたが結構大型でした。

腰後ろにあるカバーを外す事で3mm軸のスタンドが使えます。

握り手は左手だけですが持ち手は両方あるのでライトセーバーの両手持ちも可能でした。
肩は前に引き出せますし手首もBJなので無理なく持たせられます。

以上バンダイ1/12　ダース・ベイダー　レビューでした。
キット構造はフィギュアライズ６と同じような構造なのでマントが邪魔になる部分はありますが本体自体は良く可動します。
スーツの細やかなディテールも良いのですが今回はプラの質感が場所によって変えられていて
ヘルメットなどはそのままでも素晴らしい仕上がりになりました。
もちろんアンダーゲートが要所で使われゲート跡も目立ちません。
ランナーのパーツ配置も考えられていますし、関節パーツなど間違えやすいパーツには矢印がモールドされていたりととても組みやすいキットでした。
シールとデカールも選べる親切設計ですが凸モールドにシールは厳しいのでココはデカールか塗装した方が良さそうです。

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