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■バンダイ1/48 98式AV イングラム
バンダイからキット化されたTHE NEXT GENERATION版のイングラム。
価格は3,240円です。
付属品はシールド、電磁警棒(スタンスティック)、リボルバーカノンが付属します。
付属のシールは色分けを補うホイルシールとナンバープレートなどが印刷されたマーキングシール
後は水転写デカールも付属していました。
改造を重ねアフターサポートも怪しくなってしまったNEXT GENERATION版の98式AVイングラムが1/48でキット化。
MGシリーズは1/35ぐらいのサイズだったので一回り小さい姿で立体化されています。
カラーはお馴染みの警察車両チックなカラーですが形状はかなり変わっており
足などはよりメカニカルなイメージとなっています。
成形色の色分けは結構細かく、襟や腰の黒ラインやアンテナの先端などはさすがに色分けされていませんがそれでもだいぶ設定通りの配色になるよう工夫されています。
バストアップ。
胸部の旭日章はメッキパーツ。アンダーゲートなのでゲート跡も気になりません。
より機械的な印象になった頭部はメインカメラがクリアパーツで再現されています。
モールドも細かいですが頭頂部には合わせ目が出ます。
肩のパトランプはクリアパーツ。
装甲が独立可動します。
コクピットは開閉可能で泉野 明フィギュアも付属。
基本スナップフィットですがパイロットの腕のみ接着が必要です。
ゴムっぽい素材が使われる事が多かった関節カバーですが
今回は画像のような薄いビニール状のカバーが付属。
これをボールペンなどに通し押しつぶす事でシワを再現するようになっています。
キットはABSレスでそこまでパーツ数は多くないものの、ガンプラのHGと比べると細かいパーツが多めでした。
腰のウインチは固定です。
関節カバーは薄くあまり可動に干渉しない面白い作りです。
シワも実際に押しつぶしてつけるので意外とリアルなのも良いです。
だいぶ印象の変わった脚部はモールドもシャープ。
つま先も可動するようになっています。
可動範囲など。腰は回転可能ですがあまり前後にスイングはできません。
肩アーマーが可動するので干渉もし辛いですし肘も結構曲がります。
下半身は股関節と足首がBJ。膝は二重関節です。
カバーが薄いのでこちらもさほど影響せず、ポーズ付けに困るといった事は無かったです。
シールドは収納状態のスタンスティックが取り付けられています。
腕にそのままパチンとはめ込んで固定します。
前腕はロール可能なのでシールドの固定位置は気になりません。
肩はスイング可能で手首はMGのような指の根元がBJで可動するタイプでした。
スタンスティックは収納状態の他、展開状態のものも付属します。
関節カバーはやや長めに作られているので腕のカバーはちょっとカットした方が扱いやすいと思います。
それとウインチなど結構細いプラパーツがあるので破損注意です。
リボルバーカノンは内蔵部分も精密に再現され、画像のようにカバーを開き腕を伸ばして取り出す事ができます。
取り出したリボルバーカノンはそのまま持てますがダボ穴があったりするので
手持ち用のリボルバーカノンが別途付属します。
こちらの方が若干大きく見栄えする作りになっていました。
関節の可動範囲が十分なので両手で構えるポーズや膝立ちで構える事も難なくこなします。
大きさはMGとHGのちょうど中間ぐらいの大きさです。
スケールが1/48なので色々と並べやすいですし適度な大きさなので塗装もしやすい大きさだと思います。
以上バンダイ1/48 98式AV イングラム レビューでした。
MGより1サイズ小さいサイズでキット化されましたがディテールは細かく、合わせ目も頭頂部や脹脛部分ぐらいしか目立つ部分は無いのであまり気になりません。
成形色での色分けもかなり頑張っているので部分塗装で仕上げたい方も楽そうです。
新方式の関節カバーはゴム系のカバーと比べるとかなり薄く可動を妨げない物となっているのですが、シワも自然な感じに仕上がり良く考えられた素材だと思います。
旭日章やパトライトなど印象的な部分はメッキやクリアパーツもキッチリ使われていますし組んでいて楽しいキットでした。
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