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■D-Arts コノハナサクヤ レビュー
D-Arts ペルソナシリーズにコノハナサクヤが登場。
価格は4,410円です。
付属品は共通デザインのスタンドと平手が付属。
羽パーツをつけない状態だとこんな感じです。
比較的シンプルな人型ですね。
足首のデザイン的に自立は不可能なのでスタンドで支える必要があります。
羽を取り付けた状態で。
天城雪子が操るペルソナのコノハナサクヤがイザナギに続き立体化。
背中を覆う花びらのような羽が特徴あるデザインです。
羽は両手に付けるものが1対、左右の腕を繋ぐものは5分割に分割されて再現されています。
バストアップ。今回はジョイント以外全塗装。
一部はパール塗装になっていて細かいシャドーが吹かれていたりと凝った塗装です。
塗装精度も良好で上々の仕上がりではないでしょうか。
頭部アップ。
髪飾りなど女性的な部分はあるものの昆虫を思い起こす若干不気味なデザインです。
目はクリアパーツで再現。
花をモチーフにした部分は立体的な仕上がり。
腕には円盤状のジョイントがあり、ここに羽パーツを取り付けます。
スカートは軟質素材で可動の邪魔になりません。
手足には丁寧に陰影が付けられています。
可動範囲など。
首や胴体は大きく仰け反らせる事が出来ます。
肘は90度ほどですが羽の都合上このぐらい曲がれば十分かなといった所。
下半身は足首が固定。
股関節はBJで膝は90度ほど。
スカートは軟質パーツ+切れ目のある作りで可動の邪魔になりません。
羽は半透明のクリアパーツにグラデ塗装が施されています。
先端も鋭く見た目は申し分なし。
それぞれの羽はBJで接続します。
羽はかなりのボリュームで保持しきれないので専用のアームをスタンドアームに取り付けて保持します。
ただし羽の位置決めの難易度がめちゃくちゃ高いのが困りモノ。
こんなポーズを取るにも一苦労です。
羽のBJはキツイ所と緩い所があるため動かし辛く、アームも含めて位置決めをしないといけません。
さらに手首や肩もその細さの為か抜けやすく、動かすたびに色々な場所が外れます。
腕の羽だけならそこそこ動かしやすいです。
この状態なら普通に遊べますね。
ただし羽の重さに腕のジョイント軸が負けてクルクルと回ってしまうので瞬着である程度キツくしたほうが良さそう。
イザナギと。
大きさは大体同じ感じでしょうか。
バサっと広げるとさすがの迫力。
ですが両腕が羽でつながっていて、その羽自体思ったほど動かないので腕のポーズはやや制限されてしまいます。
羽は薄いパーツなのでBJにあまり無理をさせると折れる危険があります。
キツい箇所(自分のものは特に中央の羽)があるので動かす時は要注意。
手持ち武器こそありませんが羽で大きくシルエットが変えられるのが面白いです。
ただし結構根気が必要ですが…
腕のジョイント軸と手首軸を瞬着で太らせたら若干動かしやすくなりましたけど
PVCパーツの厚みがあまりないのですぐ緩くなりそうな気もします。
羽ジョイントの支柱もちょっと使い辛いのでもう少し動かしやすいようにして欲しかったですね。
以上D-Arts コノハナサクヤ レビューでした。
花を模したような羽のボリュームが凄まじく、広げると華やかで見応えあるペルソナです。
塗装も細かいグラデ塗装が施されているので他のアーツより1ランク上の仕上がりという感じですね。
たまにポーズを変えて飾るぐらいなら良い出来だと思います。
ただアクションフィギュアとして見ると、デザインのせいもありますがちょっと遊び辛すぎますね。
羽のジョイントはスタンド含めゆるい部分がすぐ外れてしまいますし、腕周りの関節も保持力不足&抜けやすいのでかなりストレスを感じてしまいます。
なので普通のアクションフィギュアのようにグリグリ遊びたいって方にはあまりオススメ出来ない感じでした。
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