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■HG MS-06R高機動型ザク ”サイコ・ザク” レビュー
HGガンダムサンダーボルトシリーズにサイコザクが登場。
価格は2,835円です。
シールはホイルシールで補う部分が結構多めです。他のサンダーボルト物同様マーキングシールも付属します。
付属品はサブアーム、ロケットブースター、手首オプション(銃持ち手、平手)それにスタンドが付属。
さらに武器も山のように付属します。
内容はザクバズーカ×3、ジャイアントバズ×2、シュツルムファウスト×4、ザクマシンガン、ヒートホーク
各種マガジン×4です。
リユース・P・デバイスが組み込まれたサイコ・ザク。
ビッグ・ガン付属のザクはノーマルザクをアレンジした姿でしたがこちらはR2ザクをアレンジしたような姿です。
高機動型の名前通り全身にスラスターが追加され背中のランドセルも大型化されています。
カラーはジョニーライデン機のような赤色ですがメインカラーはマルーンに近い濃い赤色になっています。
バーニアやスパイクは金色でサンダーボルト版らしく関節部や動力パイプはシーリングされています。
キット自体は以前発売されたザクがベースですが装甲はほぼ別物と言っていいぐらい変更が加えられています。
ベースとなったR2ザクと並べて。
フルアーマーガンダム同様面影はありますが大きくアレンジが加えられています。
頭部アップ。
モノアイはシールで再現。モノアイ自体はアゴ下のレバーで回転できます。
頭頂部にはアンテナあり。
アンテナもですがスパイクは普通のHGと比べると段違いのシャープさです。
シールドにはスラスターが追加されています。
胸や腰にもスラスターが追加。
サイドアーマーとフロントアーマーのラインは繋がっておらず、フロントアーマーが長くなっています。
大型ランドセルにも多数のバーニアがありサブアームが装備されています。
収納時のサブアームはピンが長すぎたのかちょっと隙間が開くので小さいピンを若干カットして嵌め合わせると綺麗に組めます。
脹脛のスラスターカバーは可動します。
足はノーマルザクと比べるとやや角ばったラインに変更されています。
足裏は相変わらず埋めるのが面倒そうな肉抜きアリ。
付属武器のザクバズーカ。
こちらはTB版ザクのものと変わらず、マガジンが取り付けられフォアグリップ&グリップとスコープも可動します。
ジャイアントバズ
若干のアレンジが加わっています。
こちらもグリップ、フォアグリップ、スコープ、砲口部分のバーが可動します。
各種マガジンは全て取り外し可能。
弾頭も別パーツ化されています。
ザクマシンガンとヒートホークもノーマルザクと共通。
シュツルムファウストはやや短めにアレンジされています。
武器は画像のようにロケットブースターにセット可能。
ロケットブースターはV字のシルエットになるように取り付けられます。
ロックがあるので抜けませんがやはりかなりの重さがあります。
フル装備。ヤケクソ気味にセットされた多数の武器と長いブースターが威圧感あるシルエットを形作っています。
ガンダムの4枚シールドも面白かったですがこちらの攻撃的なアレンジも良いですね。
ジャイアントバズはグリップが可動するもののやはりマガジンが干渉するので背負うのはちょっと厳しめ。
手首軸が外側にオフセットされているので抱えるように持つのも窮屈な感じで手首軸も抜けやすく感じました。
可動範囲は基本的にノーマルザクと変わりませんが腰の前後スイングがわずかしか出来なくなっています。
ザクぐらい動くと仰け反ってどうしようもないと思うのでこの辺はしょうがないですね。
ノーマルザクと。
手首は共通なのでもちろんビッグ・ガンとも合わせられます。
サブアームは他のTB物と同様にアーム自体は固定なものの、根本が回転&スイング可能。
今回はサブアームの接続ピンが一本増えているので見た目は悪くなっているものの、配置の自由度が上がりました。
サブアームにはもちろん銃器を持たせて武器換装できますが持たせられるのはグリップの太さが合う物に限られます。
ただ裏面は相変わらず派手な肉抜きがあり目立ちます。
配色は意外と複雑で、腰アーマーなどにあるオレンジやランドセルの細かい色分けはさすがに再現されていません。
全部塗り分けるのはちょっと大変そうですね。
ノーマルザク用ジョイントも付属していてアームの移植が可能です。
ビッグ・ガン付属のザクは展開アームがなかったのでこれは嬉しいですね。
以上HG MS-06R 高機動型ザク ”サイコ・ザク” レビューでした。
関節の構造等はビッグ・ガンに付属していたザクと同じなのですが今回は大型化されたランドセルに多数のスラスター
それに山盛りの武器とより攻撃的な姿が魅力のキットになっています。
普通のHGとは違いスパイクやアンテナも鋭く成形されているのでそのままでも野暮ったさが無いのも良いですね。
シーリングされた関節やバックパックのサブアームなどサンダーボルト版らしい独特のアレンジは健在ですし
そのサブアームも以前のキットと比べると配置の自由度が上がっていて扱いやすくなっています。
山盛りの武器を組むのはちょっと面倒ですが、独特の迫力があるMSに仕上がっていました。
■プレミアムバンダイ (HGCCターンエー用月光蝶などが受注されています)