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■HG ガンタンク初期型 レビュー
HGオリジンシリーズで発売されたガンタンク初期型。
価格は1,836円です。
今回はホイルシールは付属せずマーキングシールのみです。
ランナーの都合で背面に取り付ける排煙ダクトパーツが一つ余剰となります。
シャアザクに続きオリジンに登場したガンタンク初期型が立体化。
キットのポリキャップはPC-132Cが使われていてカメラ部分などはクリアパーツ。
履帯は軟質樹脂ではなく普通のプラで成形されています。
色はグレー基調の渋いカラーリング。
重心も低くノーマルのガンタンクと比べると無骨なスタイルです。
色分けは機銃砲身など細かい部分はさすがに再現されていませんが腕のカバーなどを始め大まかな所はきっちりパーツ分けで配色を再現しています。
排煙カバーは関節に使われているグレーとは色が違うようですがダークグレーなのでそこまで違和感はありません。
両肩には大口径砲、腕には4連装機関砲を装備。
機体の下面にもきっちりディテールがありました。
頭部アップ。
バイザーはクリアパーツです。
額のセンサーは色分けされていませんがモールドはシャープです。
首はBJ可動で回転の他多少上下にも動かせます。
胴体下側には3連装機銃。逆側にあるハッチは開閉可能です。
背面の排煙ダクトは少しだけですが上下にスイング。
胸部にはスモークディスチャージャーがありどちらも1パーツで再現されています。
後ろ側のルーバー状のディテールは開口されていて精密さがあります。
腕の4連装機関砲は銃身が別パーツで回転できます。
履帯は軟質樹脂や連結式ではなくプラの一体成型。
左右2パーツになっていて貼り合わせる事で太い履帯を再現しています。
組みやすくたるみもリアルに再現されています。
転輪部分の穴も開口されていました。
後部のバーは別パーツですが丸いダクトなどは1パーツで成形されています。
上半身の可動範囲は首ど腰がBJで360度回転。
腕は肘が二重関節。肩は曲げても隙間が見えない作りです。
各所にあるボルトのようなモールドに加えスモークディスチャージャーがありますし
色もグレーなのでかなりミリタリーチックな機体です。
砲身は上下に可動しますが砲身パーツが筒状のパーツを組み合わせる方式で
基部も段落ちモールド化されているので合わせ目が出ず見栄えが良いです。
砲身のシリンダーはそれぞれ可動。
砲身は若干ですがハの字に開く事が可能です。
左右の履帯ユニットは画像のように展開が可能。
これによりタンクとは思えない大きな動きを付ける事ができます。
ダブルボールジョイントで360度回転可能。接続フレームはL字型なので少しクセがありますが保持力も十分です。
ハの字に開く事もできるのでダイナミックに動かせます
砲身以外の分割も凝っていてほとんど合わせ目が目立ちません。
胴体横は段落ちモールドになっていますし目立つのは肩ぐらいかも。
タンクなので身長はありませんが全体のボリュームは結構あります。
以上HG ガンタンク初期型 レビューでした。
今回もディテールが多めで密度があり履帯のたるみなどもリアルに造形されています。
転輪や機体後部のルーバー状のディテールも開口されていたりして見栄えも良いです。
グレー基調の渋いカラーリングながら履帯の可動ギミックのおかげで大きな動きが付けられる所も面白いキットでした。
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