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■HGAC ウイングガンダム レビュー
1/144で再度キット化されたウイングガンダム
価格は1,575円です。
付属品はバスターライフル、シールド、サーベル刃2本
付属するホイルシールはダクトなどを補う物が中心です。
HGで新たにキット化されたウイングガンダム。
今回は小型MS用に開発されたと思われるPC002というポリキャップが使われています。
後は最近使われ始めた柔らかいプラが併用され、小型ながらもABSが使われていないキットになっています。
スタイルは小顔で足が長く、細身に仕上げられています。
ウイングは極端な大きさではなく、ほどほどの長さになっています。
色分けもかなり細かい部分まで再現されています。
ぱっと見足りない部分は各所にあるダクト部分の黒やマシンキャノン、股間上のグレーやウイングの赤部分にある白ぐらいでしょうか。
バストアップ。胸中央にはクリアパーツが使われています。
左右の黄色いダクトも内部が抜けていて良い感じです。
頭部アップ。
かなり小さい頭部ながらアゴなども別パーツ化され、ひさし奥にあるディテールなども再現されています。
肩は関節軸を引き出す事で広い可動範囲を確保できます。
干渉する腕の爪は画像のように起こせます。
羽は基部で上下左右にスイングできる他、開く事も可能です。
腰アーマーはリア以外可動。
脹脛のバーニアは別パーツ化されています。
アンクルガードも別パーツ化、足はカカト部分に合わせ目が出る他、足裏に肉抜きアリ。
可動範囲など
肘は二重関節なので干渉するまで曲げられます。
首、腰共に2重BJで特に首の可動範囲はかなりのもの。
下半身も柔軟で膝は2重関節ですし見た目に反し足の接地性も十分。
股関節の可動も広く、全く不満のない可動範囲です。
シールドはおおまかな色分けをパーツ分割で再現、グリップは収納できます。
先端のセンサーはシールか塗装の必要アリ。
バスターライフルはモールドも深く良い出来ですがモナカなので合わせ目が出ます。
ライフル&シールド装備
シールドは手に持たせるタイプですがストッパーがあるのでプラプラにならず、しっかり持てます。
ガンダムなどと並べるとやはり小さめ。
首が大きく動くので見上げるようなポーズもいけます。
肘や手首はポリではなくプラ関節なのですが保持力はしっかりしていました。
足や前腕などは段落ちモールドが彫られていて合わせ目が出ません。
肩アーマーの外側も同様で目につくのは肩アーマー内部やカカト、ライフルぐらいです。
サーベルはシールドを折り曲げて取り出せます。
刃はクリアグリーン。
2本あるので一本は曲げたりしても面白いかも。
続いてバード形態への変形。
まずは首と腰を180度回転。肩アーマーを下げます。
後は爪を引き出し、膝をくの字に曲げます。
そしてシールドとライフルを取り付け翼を開けばバード形態の完成。
簡単な変形なので破綻もなく、綺麗にまとまっていると思います。
薄さも十分で変形も手首を外すぐらいなので差し替えパーツを管理したりする煩わしさもありません。
腰裏の蓋をはずせば股関節ではなく腰裏にスタンド軸を差し込めるので飾りやすいです。
腰ぐらいにしかロックはありませんけど機体が小さいですし複雑な部分もないので変形時のストレスはありませんでした。
以上HGAC ウイングガンダム レビューでした。
新開発のポリキャップとプラ関節で関節がコンパクトにまとまり、妙に太くなったりするような事もなく綺麗にまとまっています。
機体が小さいのもあるのか保持力が気になる部分もなく変形も手軽に楽しめます。
色分けなどもハイレベルで合わせ目も目立たない設計なのも嬉しい部分ですね。
F91やVなどさらに小さいMSのリリースも予定されていますがこれなら無理なく立体化されそうで楽しみです。
■プレミアムバンダイ (HGUCリバウ等が受注されています)