HGAWガンダムエアマスター　レビュー

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■HGAW　ガンダムエアマスター　レビュー　

ダブルエックスに続きキット化されたエアマスター。
価格は1,836円です。

付属するホイルシールは肩のラインとセンサー類を補うものです。

ダブルエックスと同じPC002が使われたオールガンダムプロジェクトフォーマットでキット化されたエアマスター。
同フォーマットならではのポリキャップとプラ関節の組み合わせで少なめのパーツ数かつスッキリとしたシルエットで立体化されています。

付属品はバスターライフルとショルダーミサイル各2セットのみ。
大きなウイングとノーズのパーツを背負っていますが展開時のバランスも良くしっかりと立たせる事ができます。

バスターライフルは細長いピンがあるのでサイドアーマーに取付可能
ショルダーミサイルは肩に取り付けできます。

バストアップ。色分けは大部分が成形色で再現されていますが
肩ウイングの赤や胸部の黒ライン、サイドアーマーの白などは塗装で補う必要があります。
肩部分も黒ラインが足りませんがここはシールアリ。
後はダクト類も塗装する必要がありました。

頭部アップ。
ヘルメットは左右分割なので頭頂部に合わせ目が出ます。最近は前後分割が多いので珍しい感じですね。
バルカンのグレーを補う必要がありますがアゴや額などはキッチリ別パーツ化されています。

肩のプレートは画像のように跳ね上がるので腕可動の邪魔にはなりません。

手首は画像の銃持ち手のみ。
何も持たせない握り手として見ると少し変な感じですが手持ち武器がバスターライフルのみですしあまり気にならないと思います。

腰アーマーはサイドアーマー基部の白とダクト類の色が足りません。
フロントとサイドアーマーは可動します。

ウイングは画像のようなジョイントで接続。
ノーズのダクトはフィン状のモールドが入っています。

大腿部は筒状のパーツで合わせ目が出ません。
ヒザ下部分は背面に合わせ目が少しでますがモールドに沿った形になっているのでほとんど気にならないレベルです。
この辺は真っ白なのでダクト部分だけでも塗ると締まりそうです。

足裏はつま先に肉抜きがあります。
このタイプは結構目立ちますし埋めるのも内側のモールドの関係で面倒なのでできればきちんとしたフタパーツが欲しいですね。

可動範囲など。
基本的にストライクやDXとほぼ同じ作りです。
肩プレートが跳ね上がるので邪魔になりませんし肩や肘可動も柔軟で良く動きます。

股関節は3軸のジョイントで大きく開く事ができますし膝も180度近く曲がります。
ただしデザインの都合で足首の接地性はそれほど良くないです。

いつも通り股関節には3mm軸に対応する穴が開いています。

バスターライフルは2パーツの左右貼り合わせ。
単色なので配色を再現したい場合グリップ周りを塗装する必要があります。

ウイングは差し替えなしで画像のように展開できます。
ジョイントは関節に使われているプラ素材なので耐久性も十分あると思います。

手首は2パーツで穴開き手に近い造形のパーツですがトリガーに指がかかる形になっていました。

ショルダーミサイルは取り外し可能。
1パーツですが肉抜きはありません。ただし赤ラインは塗装の必要があります。
ノズルが3mm穴なので市販のスタンドを使ってディスプレイが可能です。

同フォーマットで立体化されているDXと並べて。

ファイターモードへの変形ギミック
まずは頭部と胸カバーを取り外します。
カバーは後で取り付けますが頭部は余剰パーツとなります。

翼と肩のプレートを展開し胸部を90度回転させます。

続いてファイターノーズを前方に展開、腰を180度回しノーズの裏側に取り外しておいたカバーを取り付け。
足首をたたんだら腕と膝の位置を調整しライフルを腕に取り付ければ完成です。

ファイターモードの完成。
ウイングなどと同じ寝そべりタイプの変形なので変形手順も簡単で気軽に変形させられます。

各所にロックは無く、BJや股関節軸の可動のせいでパーツを整えるのはやや面倒なものの保持力自体は良好です。

リアアーマーのカバーを外せば3mm穴があるのでファイターモード時でもスタンドを取り付ける事ができます。

主翼はパーツで色分けを再現していますが薄さも十分でシャープな作り。
合わせ目も武器を除けば翼の基部や頭部、肩＆ヒザ下の一部ぐらいしかなくかなり目立たないようになっています。
オールガンダムプロジェクトのキットはこの辺りも優秀ですね。

以上HGAW　ガンダムエアマスター　レビューでした。
キットは最新のフォーマットならではの合理的なパーツ割りとシャープなディテールで組みやすくカッコイイ出来になっています。
変形ギミックはありますが可動も優秀でMS形態でもしっかり遊べます。
後今回は腰のBJや肩のBJがきつめで抜けにくくなっており、かなり触りやすいキットになっていました。
同フォーマットのキットでは上記の部分が気になる物が多かったのでこれは嬉しいですね。

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