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■HGCC ターンエーガンダム レビュー
HGCCとしてキット化された∀ガンダム。
価格は1,512円です。
付属のシールはライフル等の赤部分や黒いラインを補うものが付属します。
付属品はビームラーフル、シールド、サーベル2本、コアファイター、ライフル&シールド取り付け用ジョイント
交換用マルチパーパスサイロ&ナノマシン散布用ベーン、平手の他に持ち手が左右分付属します。
1/100のキットはMGでリニューアルされましたが1/144でもHGCCとしてリニューアルされた∀。
独特の幾何学的なモールドや脚が長いスラリとした体型をしっかり再現しています。
オールガンダムプロジェクトの一環として立体化されていますが
キットは同プロジェクト共通フォーマットではなく、PC001が使われたキットです。
最近よく使われている粘りのあるプラも使われておらず、どちらかというと00二期やAGEのプラモに近い作りになっています。
ABSも使われていないのであまり気を使う事なく塗装も出来ると思います。
今までのオールガンダムプロジェクトは穴開き手のみで見た目がイマイチな部分があったのですがこちらは平手も用意されています。
持ち手自体も手の平と指が切り離されたUC系に近い作りなのでこの辺もいままでのオールガンダムプロジェクトのキットとは違う感じですね。
バストアップ。
色分けは成形色で大部分の配色を再現。
本体では細かい黒ラインや膝の赤、あとはサイロの内部などを補うぐらいでよさそうです。
頭部アップ。
丸っこい頭部にヒゲというインパクトある頭部は口部分の赤色部分まで別パーツ化されています。
額の∀はモールドがありチョンマゲ部分も別パーツで立体感ある作り。
ただヒゲには安全基準のために目立つフラッグがあったので綺麗にカットすると良さそうです。
肩アーマーは肩軸に通す方式。
コクピット部分にはクリアパーツが使われています。
胸部のマルチパーパスサイロは差し替えでハッチの開閉を再現。
ミサイルのモールドもありますが取り外しはできません。
背面のナノマシン散布用ベーンも差し替えで展開を再現します。
手首は造形も細かくて非常に良い出来です。∀は平手が欲しいと思う機体なのでこれは嬉しいですね。
上腕にロール軸はありませんが肘関節部分でのロールが可能です。
本体とは別にコアファイターも別途付属。裏面にはアクションベース2対応の穴があります。
ただしこちらは単色ですし本体のコアファイターも取り外しは出来ません。
サイドアーマーはBJで可動。
スラリとした足はラインも美しく合わせ目も中央ではなく極力横に寄せられていました。
スラスターベーンは奥行きのあるしっかりした仕上がりです。
脹脛側は2パーツを噛み合わせるような形で複雑なデザインを再現しています。
脛の可動も再現されていました。
足裏はつま先部分に肉抜きあり。
カカトのパーツはダクト部分が開口されています。
可動範囲など。
胴体や首はBJで肘は100度ほど曲がります。
肩スイングギミックもありますが肩アーマーに干渉するのであまり大きくはスイングできません。
下半身は股関節がジョイント式なのでそこそこ大きく動きますが足首はデザインの制約もあり干渉部分が多いです。
つま先は独立可動し膝は二重関節ですが曲げられるのは画像ぐらいです。
ジョイントパーツをサーベルラックごと差し替えれば背中にライフルとシールドを装備できます。
装備させるとこんな感じになります。
シールドは中央のグレーもパーツ分けで再現されていました。
シールドは差し替えでマウント部分の開閉を再現。
グリップは固定ですが裏打ちパーツもあるので立体感もあります。
ビームライフルは差し替えで2モードを再現。
パーツは赤部分を塗装かシールで補う必要がありますがグリップが可動し、持ち手ともピンで固定するので保持力は十分です。
最大出力状態はグリップがスカスカですが両手で持つので特に支障はありません。
ただライフル自体のサイズが大きいので取り回しはあまり良くないです。
オールガンダムプロジェクトは比較的小型のMSが多くリリースされてきましたが今回は設定通りガンダムより身長があります。
付属のサーベルは2本あり、HGCEストライク等と同じものなので特に細いといった事はなく普通の太さです。
手首は普通のBJなので突き刺すようなポーズは厳しいですね。
脛にも可動軸があるので独特の綺麗な脚のラインが再現されています。
それと今回は珍しくポリキャップの色が白色でした。
マルチパーパスサイロは1パーツなので交換も簡単ですが
ハッチが厚く感じますし、デコボコしているので塗装はちょっと面倒そうですね。
印象的なハンマーは付属しませんがガンダムハンマー自体はプラモや玩具で色々あるので手軽に流用できます。
画像はフォーエバーガンダム付属のものですがG30thにも同じものが付いているので持っている方は使いまわして遊べると思います。
以上HGCC ターンエーガンダム レビューでした。
オールガンダムプロジェクトの中で発売されたキットですが作りはAGEなどに近い物になっています。
デザイン的に干渉する部分があり可動範囲はやや制限されてしまいますが不満を感じるほどのものではなく、素直に動きます。
色分けも本体の配色はほぼ再現されていますし何より最近はおざなり気味だった手首も力の入った造形で良い出来でした。
月光蝶パーツも頼んでいますし塗装の手間もあまりかからなそうなのでウイングゼロ同様簡単に塗ってみたいと思います。
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