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■HGUC クシャトリヤ・リペアード レビュー
HGUCでキット化されたクシャトリヤ・リペアード。
ノーマルのクシャトリヤは4,860円ですが今回は7,020円とだいぶ値上がりした感じです。
付属のシールはエングレービングや武器&タンクのラインなどを補うものが付属しています。
付属品はジャベリン用ビームパーツとビームサーベル、それにスタンドジョイントが付属。
まずはバインダーを取り付けない本体のみの写真で。
リペアードの名前通り破損したクシャトリヤを連邦のパーツを使い補修したという設定の機体です。
頭部や胸などの形状が変わり、左手がジャベリンに、右足が仮設フレームに変更されています。
バインダーとブースターを取り付けた姿。
バインダーは4枚羽だったのが2枚に減り、後ろ側の接続口には大型のプロペラント・ブースターが接続されています。
プロペラント下部には支柱があり、自立が可能になっています。
キットは以前発売されたクシャトリヤのリデコキット。
関節やフレームにはABSが使われています。
ランナーの都合でノーマルクシャトリヤの頭部や胸パーツの一部、バインダーのサブアームやメガ粒子砲の砲口パーツなど結構な量のパーツが余りますが
完璧にパーツが揃う訳ではないのでノーマルのクシャトリヤに組む事はできません。
バストアップ。配色は細かいダクト部分&ラインやエングレービングを除けばほぼパーツ分けで配色を再現しています。
機体カラーは緑色のままですが関節のランナーはメタリックカラーになっていました。
頭部アップ。
アンテナは短くなり連邦系のパーツを使ったためかバイザー顔になっています。
奥にはモノアイのモールドがありシールで補うようになっていました。
胸部のメガ粒子砲は2つの砲口が閉じられています。
肩のバインダー接続フレームはノーマルと共通でした。
前腕が丸々ビームジャベリンに変更された左腕。
肘にあたる部分で可動し、普通の腕と同じぐらい曲がります。
腰や左足はノーマルクシャトリヤと変わりません。
腰アーマーは独立可動。
仮設フレームとなった右足にはビームガトリングガンが内蔵されています。
膝関節部分はノーマルと共通なので90度以上曲り、接地もまずまず。
足裏からは砲口が見えます。
バインダー表側はそれほど変わった印象はありませんがファンネルコンテナの位置が変わったことで裏側のファンネル発射口がフタされています。
ファンネルコンテナは画像のように開くように変更され、コンテナ位置は外側に移動しました。
ファンネル自体もロケットのような形の改造ファンネルに変更。
説明書によると弾頭部分はシュツルムファウストの弾頭が使われていてビームを発射するのではなくそのままぶつけるそうです。
本体を超える長さの大型プロペラントブースター。
円柱状のパーツを使う事であまり合わせ目が目立たない作りですが長い部分はさすがに左右貼り合わせで合わせ目が出ます。
支柱は伸縮可能になっていて収納と長さ調節が可能。
ビームジャベリンは画像のようなビームパーツが付属。
適度な厚みがあり結構大きいパーツで迫力あります。
スタンドは巨体を支えるためにアクションベース1に対応するものが付属。
バインダーの接続アームはロックがあるので大きく開いても保持は十分可能です。
ただアーム自体は平気なものの、バインダー&ブースターと腕の重さが直接かかる肩関節は重さに負けやすいので保持が厳しい角度があります。
それと上半身のボリュームに対して腰の接続軸が細く強度的に不安な感じがするので真鍮線か何かを通して補強するのが良いかも。
仮設フレームのガトリングはグリップが可動し、手に持つ事ができます。
足そのものがガトリングガンになるのが珍しく面白い部分です。
ただ足は上げても画像ぐらいが限界で腰も前後スイングできないので自由度はあまりないです。
新規に作られた頭部や胸部は分割が優秀で合わせ目が出ません。
小さいパーツですがバイザーもしっかりクリアパーツなので良いですね。
元々幅があるためボリュームのあるMSですが、プロペラントタンクが巨大でさらに大きくなった印象があります。
隠し腕展開ギミック。
こちらはノーマルと同じ作りで折りたたみとクロー部分の引き出しが可能ですが爪部分は固定です。
サーベルは2本付属していてMGによく付いてくるタイプのビーム刃でした。
ファンネルコンテナ展開ギミック。
特にロックなどはありませんが合いは良くピッタリ閉じますし保持も問題無しでした。
ファンネルは左右合計で12基ありますが全て取り外しが可能です。
以上HGUC クシャトリヤ・リペアード レビューでした。
ネオジオンの機体ですが腕や足に連邦の武器パーツが接続され、いかにも突貫作業で作られたMSという姿が魅力的です。
バインダーは半減してしまいましたが、巨大なプロペラントブースターが新たに装備されていてさらに巨大になった印象があります。
ノーマルのクシャトリヤはコンテナ開閉ギミックがありませんでしたが今回は開閉ギミックが搭載され隠し腕と合わせて色々動きが付けられる作りでした。
リデコキットですが配色もほとんどの部分が成形色で再現されていますし、ボリュームはありますけどHG枠なのでサクサクと組む事ができます。
ですがキットのボリュームはさほど変わっていない割に値段がかなり上がってしまったので割高感はどうしてもあるかもしれません。
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