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■HGUC ネオ・ジオング 完成編 その1
 



HGUCで発売された超大型キット、ネオ・ジオング。
キットの価格は27,000円でシュツルムブースターを取り付けた画像の状態だと全高86cmもあるというまさに最大級のボリュームを誇るキットです。
あまりにも巨大なので各部位ごとに「仮組ー表面処理や改修ー塗装」を繰り返して進めていましたがやっと完成しました。
部位ごとに進めていたので完成まで大きさをきちんと実感できなかったのですが、組み上げるとやはりとんでもないボリュームで圧倒されます。



手持ちの背景紙では入らないと思い180センチの背景を買っておいたのですがそれだけでは収まらず、
壁に背景を真っ直ぐ貼り床にシートを敷いてやっと全身がフレームに収まるという巨大さです。
キットにはディスプレイスタンドが付属していますが透明な太いアクリルパイプで支えるシンプルな作りのため角度変更などはできません。
それとスタンドはパイプのみではなく、ブースターを使って3点接地させるので塗装した場合コスレに十分注意する必要がありました。



今回はバーニアなど一部を除きつや消しの塗装で仕上げています。
あっさりした部分をディテールアップし合わせ目なども消してから組んでいます。
シナンジュは以前HGUCを作ったのですがグロス塗装で作ったため、キット付属のものをもう一体つや消しで作りました。




バストアップ。
超巨大なキットではありますが部品数は約500と結構少なめです(PGダブルオーライザーが約1000、タミヤ1/350大和が約1500)
簡単な構造なので剛性もあり安定性のあるしっかりとした作りですが
反面パーツ割りは左右貼り合わせがメインなので合わせ目消しや表面処理は本当に手間がかかりました。



胸部分にはシナンジュがスッポリと収まっています。
デカールはNCデカールやガンダムデカールDXのUC用をメインに使用。
最初は1/144を使おうと思っていましたが小さすぎて目立たないので1/100用を使っています。
シナンジュはガンダムデカールシナンジュ用を使いました。
撮影後胸デカールのシルバリングに気がついたのでソフターを流し込んで修正したり。



HGUCユニコーンと一緒に置いてみました。
ブースター1つにに2体は収まりそうですね。



肩にある大型メガ粒子砲はシャープなモールドです。1パーツですが外と内を塗り分けてみました。
腹部にあるノズル類は全てくり抜いて別パーツ化しています。
肩バーニアもノズルを作り別パーツ化。



大口径ハイメガ粒子砲は砲身パーツを別パーツ化。
ダクト類は1パーツのためマスキングして塗り分けています。



各所の○モールドは作り直しより複雑なモールドにしてメリハリをつけてみました。
あっさりしている部分はスジボリやプラ板などで軽くディテールアップしています。



手は○モールドや白い四角いモールドをディテールアップした後
関節技の球体ジョイントを使い可動化してあります。



サイコシャードのフレームは塗り分けてみましたがこのせいで別売のサイコシャードのフレームも大量にマスクするはめに。
腕まわりはモナカの挟み込みなのでパーツをノコで分割し後ハメ加工してあります。
腕もスジボリやプラ板を使いディテールアップしています。



スタンドはクレオスのメタルブラックで軽く塗っておきました。
シュツルムブースターの白いラインは別パーツ化されています。
ブースター部分のダクトもですがフレームは数色使い塗り分けています。
下側にはプラ板とスジボリでディテール追加、丸モールドもディテールアップしています。



バーニア類は2重構造にして○モールド同様メリハリをつけてみました。
スカートの基部はくり抜いてプラ板やビルダーズパーツなどを使いディテールアップしています。



背面には隠し腕が4つ。全て同じ造形です。
スカートアーマーはモールドを彫りこみ
ネオジオンマークはシールではなくビルダーズパーツのレリーフを曲げて取り付けています。



シナンジュは合わせ目消し等の後にバーニアなどのノズルを作って各部位をシャープにしたぐらいです。



可動は一応腰がわずかに回転可能で手首も360度回転。肩も前後左右に可動します。
とは言え装甲に干渉するのであまり動かせず肘も90度ほど曲がるぐらいなのでほぼ置物に近い感じです。



一応シナンジュの首を動かせば多少表情が付きますがブースターは固定ですし派手な動きは付けられません。
ただこの重さでグリグリ動いても危なっかしいですししょうがないですね。



指にあたる有線式大型ファンネルビットも固定なのですが可動化するとかなり表情が付くようになりますし
加工も簡単なのでおすすめの工作です。



塗装はつや消しですが基本色の上にハイライトを吹き軽くグラデを付けています。




肩部分は差し替えで画像のように展開できます。
内部パーツは塗り分けておきました。



ハッチを展開した全体図。



展開部分には画像のようにバズーカを取り付けられます。



胸装甲をずらせばシナンジュの腕が使えるようになり、バズーカを持たせる事ができます。



バズーカは合わせ目処理をした後スコープをクリアパーツ化しています。



シナンジュを入れるスペースは結構タイトですぐどこかに引っかかります。
特に肩アーマーのスパイクや腕周りは塗装を擦ってしまいがちなので塗装される方はあまり動かしたり取り外したりしない方が良いかもしれません。



バズーカもですが一応シナンジュのモノアイもクリアパーツ化してあります。




キット付属のシナンジュにはサーベルパーツが付属していません。
なので以前作ったHGUCシナンジュのものを使っています。
ただし手首や肩まわりが干渉しまくるので振り下ろすようなポーズは厳しいですね。




ワイヤーを使って射出状態を再現できるようにしてみました。



ファンネルビットのジョイントは取り外し可能にしておいたので加工前のように揃えられます。



とりあえずその1は以上です。
次回はブースターを取り外した姿やサイコシャードの紹介をー

■製作記はこちら

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■HGUC ネオ・ジオング(あみあみ)

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