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■コトブキヤV.I. UCR-10/L AGNI レビュー
コトブキヤV.I.シリーズの新作は初のVよりUCR-10/L AGNI。
価格は6,090円です。
キットはパーツの選択で武器を含め画像のような組み換えが可能。
今回はパッケの組み合わせで組んでいます。
V系初のキット化となったUCR-10/L AGNI
直線を多用した無骨なフォルムで今までのものより小型化されているのが特徴です。
キットは非常に細かい分割で小型化もされているのでまるでRGを組んでいるような気分になりました。
渋い色合いですが細かいパーツ分割を生かして色分けもしっかりしています。
バストアップ。
頭部アップ。
カメラはクリアオレンジのパーツが使われています。
首関節はBJ。
左肩にはミサイルポッド。
差し替えで展開できます。
繊細なモールドが多く、細かいパーツが多いので扱いには気を使います。
アンテナも細いプラなので間違って折らないよう注意が必要です。
主要な関節はほぼABS
股関節は円柱形のジョイントが画像のように開き広い可動範囲を確保しています。
足は画像のように開きます。
大腿部のユニットはそれぞれ可動。
足首も円柱状のジョイントで接続され接地性も高いです。
シールドは画像のように開きます。
下側のシリンダーパーツも可動。
可動範囲は腰が回転のみ。肩のスイングもありません。ここはいつものV.I.といった感じでディテール重視の部分ですね。
下半身は自由度が高く十分な可動範囲があります。
スタンドも付属していて浮かせて飾る事も出来ます。
付属武器は
ブレードのLB-66 MOONLIGHT
バトルライフルの KO-2H4/PODENKA
ライフルの URF-15/A JESUP
そして巨大なスナイパーキャノン
HARICOT SC61が付属。
キャノンは折りたたみが可能です。
両肩にはハンガーを取り付けられます。
武器を装備した状態。
かなり大きい武器もありますが関節がガッチリしているので保持に困る事はありません。
以前作ったサンシャインLと
設定通りかなり小型化されています。
武器は全てモナカで本体にも結構合わせ目がでるのでキチンと処理したい人は結構手間かもしれません。
スタンドを使えば浮かせられますがスタンドにロール軸がなく、
支柱の締め付けも調整できないのでANUBISシリーズなどの支柱と比べるとちょっと使いづらいです。
接着剤ナシでも組み立てられるスナップフィットのキットですが、そのまま組むととにかく部品が外れやすいです。
関節は固いのですが装甲パーツの組み付けがイマイチ弱いので動かす度に何処かのパーツがポロポロと…
部品も小さいので可動に関係ない部分は接着しちゃった方が良いと思います。
ミサイルはトースターように展開。
蓋を差し替えて内部パーツを取り付けます。
足の横にあるプレートはBJ接続なのですがここも簡単に外れるのでボールを少し太らせたほうがいいかも。
シールドは画像のようにスライドし、射撃姿勢を取れるようになっています。
足首パーツも角度がついた専用のパーツが付属。
ディテールは滅茶苦茶細かいので写真に取ると今までのV.I.より大きく見えます。
以上コトブキヤV.I. UCR-10/L AGNI レビューでした。
初のV機体からの立体化ですが小さくなった機体もしっかり再現し、ディテールもかなり細かくギュッと凝縮されたようなキットです。
合わせ目は多いもののエッジはシャープで直線的で無骨な機体の雰囲気もしっかり出ていると思います。
機体は小さくなっていますがキット自体のボリュームは変わらず、かなり細かいパーツ分けで細部まで色分け等も再現されています。
ただその分組んだだけではパーツがポロポロ外れて動かすのが一苦労。しっかり接着していかないと動かして遊ぶには辛い部分がありました。
最近は汚した物を作っていなかったのでこのキットはサンシャイン同様汚く作ってみようかなと思います。
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