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■コトブキヤ フレームアームズ マガツキ レビュー
コトブキヤからリリースされているフレームアームズシリーズにマガツキが登場。
キット価格は5,076円で同時発売されたドゥルガーは西洋風ですがこちらは和風テイストです。
初回分には刀と青いクリアパーツを無色クリアにしたランナーが別途付属。
これで元のクリアブルーの色が好みではなかった場合、好きな色に塗装して組み込めるようになっています。
刀はシルバーのランナーですがこのボーナスパーツのおかげで半透明な刀身にできたりと表現の幅が広がりますね。
まずは大きな装甲を取り付けない姿で。
この姿は基体ユニットというそうです。
フレームアームズなので基本となるフレームは組み立て済みになっていてその上に装甲を組み付けていきます。
フレームはガンメタリックの成形色になっていました。
頭部は飾りのないシンプルな造形でこの状態だとあまり和風なテイストは感じられません。
キットはスナップフィットで接着の必要はなく、サクサク組み立てられますが一部接着したほうが扱いやすい部分もあります。
顔のモールドはシャープでフェイスパーツが別パーツ化されています。
クリアパーツには単調にならないようモールドが加えられています。
腕や脚部にもクリアパーツがあり程よいアクセントになっています。
パーツはどれも尖っていてシャープな成形でした。
各所には3mm穴が開いていて幅広いカスタム性があります。
可動範囲など。
上半身はフレームアーキテクトの可動範囲が生かされていて肩や腰も柔軟に動きます。
下半身は股関節の装甲がジョイントを覆うような形なのでやや可動に影響しますが膝や足首などはまずまずの可動範囲でした。
付属する武器と装甲類。
オプション手首は平手と持ち手が付属します。
装甲を組み付けるとこのような姿になります。
鎧を連装させる装甲と頭部の立物のせいで一気に和風な機体に変化するのが面白いです。
スケールは1/100でキットのサイズは16センチほどなので結構大きめ。
背面には刀が4本装備されています。
キットはシルバー部分などが細かく別パーツ化されていてパチ組みでも大部分の配色が再現されています。
足りないのは肩や腕などの細かい銀ラインぐらいですね。
頭部は大きな立物が装着され、後頭部にも装甲パーツを取り付けます。
まさに兜といったデザインになりますね。
肩の装甲はイオンブラスターというブースターユニットが装着されています。
接続部で可動する他、下側の装甲も可動します。
腰や足にも増加装甲を取り付け。
脹脛部分にも取り付けるので足回りのボリュームが一気に増しますね。
背面の刀はクランク状のジョイントで懸架されていて自由に角度が付けられるようになっています。
なので刀を引き抜くようなポーズも余裕で取れます。
ただ頭部の立物が大きいので腕を上げると結構干渉する場合も。
小さい刀は戦術要撃刀<サツガ>
小ぶりの刀で取り回しを優先した小回りの利く刀なそうです。
刀身は別パーツになっていますがばらさずに鞘に収納できます。
巨大な刀は戦術迫撃刀<テンカイ>
非常に長い刀で持たせるとかなりカッコイイです。
持ち手は比較的しっかりした作りになっており、ポーズをつけていてもバラける事はなかったです。
股関節には3mm穴があるので各種スタンドが使えるようになっています。
ただこの部分は2パーツの挟みこみなのでしっかり固定したい方は接着してしまったほうがいいかも。
今回は極端に外れやすかったりする部品もなく扱いやすい機体でした。
ただ二の腕のパーツがややバラけやすい印象があるのでココは接着するとより扱いやすくなると思います。
装甲のジョイント穴は3mmで統一されているのである程度の組み換えが可能。
キット単体でも色々と組み替えて好みの姿にする事ができます。
以上コトブキヤフレームアームズ マガツキ レビューでした。
まさに鎧武者といったデザインが格好良く、クリアパーツも良いアクセントになっている個性的な機体です。
コトブキヤならではのシャープなパーツはもちろんですがクリアパーツにも細かいディテールが入っているのが良いですね。
フレームが組立済なので手軽に組み立てられますし、
3mm穴が各所にあるので高いカスタム性がありキット単体でも装甲を組み替えて遊べました。
さらに初回分には透明なクリアランナーが付属するのでオリジナルカラーで塗装したい人には嬉しい特典ですね。
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