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■マックスファクトリー COMBAT ARMORS MAX01 1/72 ダグラム レビュー
マックスファクトリーからプラキット化されたダグラム。
価格は3800円です。
付属品はターボザックと平手mそれに左リニアカノン持ち手が付属。
デカールは水転写デカールが付属。コクピットのモニタ類もデカールで補えます。
プラキットとしてマックスファクトリーから発売されたダグラム。
マルチカラーキットで大部分の配色を再現。塗装済みキャノピーもセットされていて接着剤もほぼ要らないスナップフィットモデルです。
関節はポリキャップ関節がメインで最近のロボプラモと同じようなフォーマットでした。
ABSは使われておらずポリキャップ以外はプラ製です。
プロポーションも素晴らしく劇中の雰囲気をしっかり再現しています。
パーツ数もガンプラのHGクラスなのでさっくりと組み立てられます。
バストアップ。モールドはシャープですが一部合いがイマイチな部分があり
若干隙間がでたりしますが接着すれば問題ないレベルでした。
キャノピーは可動式と固定式を選択できます。
可動式を選べば画像のように開けます。
基部のターレットも再現されており首はターレットごと回転します。
頭部アップ。額部分のハッチも開閉状態を選択できます。
スモークディスチャージャーは回転可能で開口されています。
キャノピーは塗装済みパーツがセットされ、塗り分ける必要がありません。目立つ部分なのでこの配慮は嬉しいですね。
ただゲート跡が横にでるので軽くリタッチした方がいいかも。
もちろん無塗装のキャノピーパーツも付属します。
肩はBJ接続に加え画像のような引き出しギミックがあります。
肘には回転軸あり。拳の力強い造形が良い感じです。
胸部も襟部分の赤は塗る必要がありますが胸ダクトは別パーツで赤色を再現。
腕のリニアガンは砲身が別パーツですが基部は塗り分ける必要ありでした。
サイドアーマーは可動します。
足は足の甲が別パーツになっていて可動します。このおかげでタイトなデザインですが接地性はまずまず。
足のバーも可動式です。
可動範囲など。
肘は90度ほど首は左右に回転する他少しだけですが上下にスイングできます。
腰はBJ接続ですがあまり左右に回転させる事はできません。
下半身は上半身に比べ可動範囲は狭いです。
特に股関節が窮屈で画像ぐらいが限界です。
膝も90度ほど。
デザイン的に厳しいのもありますが股関節があまり動かないので派手なポーズは取れません。
朽ち果てて座り込んでいるポーズはさすがに無理がありますけど膝立ちできたりすると嬉しかったかも。
スナップフィットの組み心地はコトブキヤキットと同じような感じでした。
パーツによってはきつすぎたり緩かったりする部分はありますが大部分はサクサクはめ込んで作れます。
ターボザック。
こちらもそこそこ色分けされています。
取り付けてみました。
取り付けははめ込むだけでしっかり固定できます。
ターボザックはありますがミサイルポッドは付属しないのでヤクトタイプにはできません。
サイズは1/72で大体1/144のガンプラと同じぐらいのボリュームです。
リニアカノンは白一色で成形されているのでリニアガン同様色を補う必要があります。
それと砲身のパーツが反り気味でそのまま組むと隙間が目立つので接着してしまった方が良いかも。
リニアカノンの砲身を握る専用の手首が付属します。
手首のポリ隠しでリングパーツを挟み込む方式なので交換時は紛失注意です。
ポリ関節は上腕が抜けやすい感じでした。前腕のパーツなんかもポロリしやすかったので要所要所で接着した方が良い部分があります。
逆に嵌め合いがきつめでテンションがかかる部分もちょこちょこあるので汚したりする人はうっかり割ってしまわないように注意が必要かも。
以上マックスファクトリー 1/72 ダグラム レビューでした。
可動範囲は股関節が厳しく、大きく動くようなポーズは厳しいのがネックですが
プロポーションは良い感じで無骨なダグラムをしっかり再現しています。
マルチカラーキット+塗装済みキャノピーなど無塗装でも楽しめるように配慮されているのも嬉しい部分ですね。
若干取れやすかったり合いが悪い部分がありましたがパーツ数も適度な数でサクっと組み上がるので
塗装したい方も思う存分楽しめるキットになっていると思います。