MG　ガンダム（GUNDAM THE ORIGIN版）　レビュー

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■MG　RX-78-02　ガンダム　（GUNDAM　THE　ORIGIN版）　レビュー

MGでジ・オリジン版として発売されたガンダム。
価格は4,860円です。箱絵が凄く格好良いですね。

付属武器はビームライフル前期型、ビームライフル後期型、ハイパーバズーカ
ショルダーキャノン、ビームサーベル刃、シールド

スタンドジョイント、アムロ立ちポーズフィギュア、各種差し替えパーツ
エフェクトパーツが付属します。

Ver2.0のランナーを使うので一部余剰が出ます。

付属のシールはセンサー類を補うホイルシールとマーキングシール。
ドライデカールはありません。

THE ORIGIN版としてMG化されたガンダム。
従来のガンダムとは細かい差異があり、細かく程よい密度のディテールが格好良いキットです。
1/100ですと以前GFFMで発売されていてそちらは初期、中期、後期型が選択式でしたがこちらは初期型で立体化されています。
なのでコアポッドもありません。

キットはフレームの一部にガンダムVer2.0のランナーが使われていますが使われているのはごく一部。
ほとんどの部分が新規造形されています。
エモーションマニピュレーターやVer2.0ランナーはABSが使われています。

ショルダーキャノンは選択式でサーベルに変更する事も可能。

バストアップ。
MGなので色分けは成形色でほぼ再現。
センサー類はクリアパーツ製で色を補うホイルシールもあります。

頭部アップ。バルカンやツインアイは黄色のパーツがありシールを使わず配色を再現しています。
各所のスリットも抜けていますしMGらしい精密な作りです。
胸部にはガンプラLEDユニットを仕込む事が可能で首が透明な軸なのでツインアイを発光させる事もできるようです。

ツインアイは黄色のパーツなのですが、クリアパーツもあるのでクリア地を生かした仕上げにも出来ます。
胸のガトリングガンのハッチは青か黄色の選択式。好みで青を使っています。

付属のアムロフィギュア。
肩アーマーは画像のように開きます。

胸部のフィンは抜けていますがフィンの可動はありません。
コクピットハッチには開閉ギミックがあり、画像のように展開します。

手首は全指独立可動。
肘などはお馴染みのシリンダー連動ギミックがあります。

右手は腕部バルカンのありなしを選択可能。

バックパックはバーニアが可動します。

ショルダーキャノンはジョイントが可動し前方に構えられますしセンサー類はクリアパーツ。
合わせ目にあたる部分は段落ちモールド化されています。

腰アーマーは全て独立可動

股関節軸はスイングギミックがありアーマー裏の裏打ちパーツもしっかりしていました。

脚部は○モールドなども丁寧に別パーツ化されているのですが
膝を曲げると画像のように動きダクトごと分割されるのでちょっと違和感あります。

脹脛のバーニアは展開可能。
足裏は画像のようなディテールになっていました。

足首ですが画像のように細かく可動し、つま先はひねりも加えられるのでとても良く動きます。

可動範囲ですが肩部分の青い装甲がはね上がり肩も分割されるので腕は垂直に近い状態まで上げられます。
引き出しがあるので前後スイングもできますし腹部の可動範囲も広くかなり動きます。

脚部は股関節スイングのおかげで足も上げられますし膝も180度近く曲がり接地も良いです。

武器を装備するとこのような姿になります。

腰のジョイントはビームライフルにも対応していてどちらのライフルも取り付けられました。

シールドは色分けもですがシャッターの展開も再現。
ジョイントで前腕にも接続するので保持も安定しています。

ジョイントを反転させれば普通のガンダムっぽいシールドの向きで持たせる事も出来ます。

ジョイントを起こしてライフルをシールド裏に取り付ける事ができます。

ビームライフル前期型
スコープがクリアパーツで可動します。
合わせ目が出る所は段落ちになっていました。

フォアグリップが展開し両手持ちも可能。
エモーションマニピュレーターなので武装はピン接続方式。
簡単には外れません。

ショルダーキャノンは前後スイングの他、ある程度左右にも動かせます。

ビームライフル後期型。こちらは見慣れた形状です。

スコープはクリアパーツでフォアグリップも可動するのは前期型と変わらず。
スタンドジョイントはいつもと変わらずアクションベース１に対応しています。

砲身なども別パーツ化されていますがこちらはグリップ後ろ部分に合わせ目が出ます。
と言っても持たせればほぼ見えないのであまり気になりません。

肩が良く上がるのでラストシューティングのような真上に銃を構えるポーズも可能な作りでした。

ハイパーバズーカもスコープがクリアパーツ。
ランナーの都合で弾頭パーツは１つ余分に組めます。
グリップが可動するので抱えるように持つのはもちろん

肩に担ぐ事も楽にできます。

こちらも合わせ目が出ない作りで本体も特に無いのでMGらしく見栄えが良いです。

ビームサーベルはMGでよく使われるサーベル刃。
こちらもピンで手のひらに固定する作りなので抜け落ちる事はありません。

特に調整しなくてもポロリし易い箇所や緩い所は見当たらず細かい分割ですが触りやすいです。

胸部にはガトリングガンとミサイルランチャーがあり
ガトリングガンは差し替え無しで展開します。

そして両方に対応するエフェクトが付属。
クリアパーツ製ですがミサイルの弾頭は塗装の必要があります。

腕部バルカンのエフェクトも付属していました。

最後にGFFMオリジンガンダム＆MGガンダムVer3.0と。
左GFFM,右がVer3.0です。

モールドの密度が2.0では物足りなく3.0まで行くとクドく感じるという方には調度良いバランスかも。

以上MG　RX-78-02　ガンダム（GUNDAM THE ORIGIN版）　レビューでした。
今回は成形色で細かく再現された配色や合わせ目がほとんど出ない分割などMGらしい所はもちろんですが
可動にもかなり力が入っていてひねる事が可能で接地も良い足首や
大きく動く肩と腰の可動が効果的でより柔軟に動くガンダムになっています。
さらに武装も多く、ガンプラでは珍しいマズルフラッシュエフェクトも特徴的ですね。
オリジン版という事もありガンダムではありますが新鮮な気持ちで楽しめるキットでした。

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