■ROBOT魂 ガンキャノンディテクターのデカール
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■ROBOT魂 ガンキャノンディテクターのデカール
不具合があり後日発送するという事だったディテクターのデカールが届きました。
このシリーズのデカールは水転写デカールになっていて、キチンと貼るとシールより綺麗に貼る事ができます。
せっかくなので貼るついでに自分のデカールの貼り方やデカール用ツールを紹介してみようと思います。
用意するものは
■小皿に水を入れたもの
■デザインナイフ
■ピンセット
■模型用もしくは化粧用綿棒（筆があると尚良いです）
■マークセッター
■写し忘れましたが100円ライター
水転写という名前だけあって水につけてから貼り付けるデカールなのですが
まずは貼るデカールをおおまかに切り取ります。
普通に切り取っても良いのですが
画像のように軽く切れ目を入れてピンセットで台紙から剥ぎ取るようにすると水がより素早く浸透します。
この後水に浸すのですが、水に浸したままだとデカールのノリ成分まで溶け出してしまうので
裏側にちょんと水をつけたら小皿のフチに置いておきます。
30秒ほど浸けておけば台紙からデカールが浮き、スライドさせて貼る事が出来ますが、
ディテクターの場合、表面がつや消しでデコボコしているので
画像のようにデカールが密着せず、浮いて白くなるシルバリングという現象が起きてしまいます。
そこで用意するのはクレオスのマークセッター。
バンダイのデカールはコレさえあれば大抵事足ります。
デカールとパーツの間に塗る事によってデカールを軟化させ、しっかり密着させるツールです。
白く濁っているのはノリが入っているため。
価格は260円程度と安価で、一本あれば数年持ちます。
セッターを良く振ってノリをしっかり混ぜたら貼る部分にちょんと塗ります。
デカールを軟化させる成分も入っていて、付け過ぎるとデカールをダメにしてしまうので少量で十分です。
そしてその部分にデカールを乗せ、ピンセット等で位置を決めたら
水につけてから水気を切った綿棒や筆で水分を吸い取り貼り付けます。
模型用の綿棒や筆を使うと繊維が残り辛いので便利です。
そして最後に水に濡らした綿棒をライターで炙り、軽くデカールの上に押し付けます。
こうするとガッチリパーツに密着してシルバリングを防げます。
蒸しタオルなどでも良いのですがコチラのほうが小回りが効き、その都度サクっと作業できるので楽です。
尚、マークセッターはノリが入っているので回りにノリがはみ出て跡が残ってしまう場合があります。
この場合はぬるま湯などで拭き取って綺麗にします。
そんな作業をチマチマと繰り返し貼り終わりました。
このままだとデカールのツヤが気になりますし、デカールの保護もしたいのでつや消しクリアを吹き付けます。
つや消しを吹き付け完成しました。
一気にドバっとつや消しを吹いてしまうとデカールが溶剤にやられてしまうので
最初はササっと薄く吹いてから本吹きすると失敗しないと思います。
ライフルは安っぽかったのでグレーで塗装してしまいました。
結構な量を貼るのですがデカールがライトグレーなのでさほど煩さは無い感じですね。
ただ相変わらず貼り付け指示がないのでパッケとにらめっこですが…
余裕がある方はキャノンも透け気味なのでココも塗ったりすると締まりそうですね。
細部の画像がないので後なんかは結構適当だったり。
続いてセッター以外のデカールツールのご紹介。
まずはこちらも定番のマークソフター。価格は210円です。
デカールを軟化させディテールに追従しやすくします。
ノリは入っていませんがセッターより強力なのでデカールを痛めやすく、取り扱いには注意が必要ですね。
VF-27のインテーク回りのような入り組んだ所はセッターじゃきついのでソフターを使うしっかり貼る事ができます。
HIQパーツ デカールフィクサー 価格は357円。
業務用ノリを小分けにしたものです。
透明な液体ノリでマークセッターと同じように使います。
デカール軟化成分が入っていないのでデカールに優しく、ガンダムデカールのような薄いデカールと相性良いです。
こちらもセッター同様ノリがはみ出す場合があるので、ぬるま湯などで拭き取ります。
グッドスマイルカンパニー デカール剛力軟化剤 価格は600円です。
こちらはノリなしのデカール軟化剤。
名前の通りかなり強力でガンダムデカールのような薄いデカールは速攻でダメになります。
その分ねんどろカー付属のデカールのような、クレオスのマークソフターでは歯がたたないデカールでも柔らかくする事ができます。
マイクロスケール リキッドデカールフィルム お値段は大体650円程度。
こちらはデカール軟化剤の類ではなく、デカール補修材です。
古く劣化したデカールは水につけただけでバラバラになったりするのですが、
これをデカールの上に塗ると透明なフィルムを形成し、デカールの補修をしてくれます。
ちぎれたデカールをくっつけたりもできるのでいざというときに使えますね。
以上でした。
このシリーズはデカール貼るとカトキっぽさが一気に増しますし、水転写デカールはシールと違って段差や白浮きも気になりません。
慣れるとドライデカールより楽なので是非お試しを。
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