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■SDBF S×D×Gガンダム レビュー



SDBFでキット化されたS×D×Gガンダム
価格は1080円です。


キットはスナイバルガンダム、ドラゴナーゲルガンダム、ギラカノンガンダムの選択式となっており
選択した機体以外の胸パーツと武器パーツが余ります。
目線パーツは2つあるので今回は豊富な表情が選択可能になっていました。



キットは黄色ランナーがないので黄色部分はシール。
あとは合体形態の目や歯にあたる部分の白や赤
それに武器の先端とセンサー類を補うシールが付属します。



目線シールは全部で5種類。
ただし合体時には黒目パーツを使うのでそれ以外の4種の中から3つを選ぶ形になります。




今回は合体ギミックも試したかったので3セット買って組んでみました。
左のシールドを装備しているのがスナイバルガンダム、中央はドラゴナーゲルガンダム、右の肩にライフルを装備しているのがギラカノンガンダムです。
それぞれの違いは胸パーツと武器のみなので違いはわずか。
1キットあれば3つのガンダムを選んで組む事ができます。




キットフォーマットはレジェンドBBに近いですが、合体ギミックがあるため一部の関節は強度に配慮された構造になっています。
緑の色合いも良い感じで配色も細かい所以外はパーツ分割で再現されていますしシールで手軽に補う事もできます。




頭部は装飾があまりないシンプルな造形。
アゴやマスクは別パーツになっています。



ヘルメットパーツは取り外し可能で簡単に目線パーツが交換できます。
首は合体時の強度確保のためかポリキャップを覆うようなパーツ構成で左右方向の回転のみになっていました。



腰パーツも同様に回転のみの作りでLBBのようにBJで前後スイングは出来なくなっています。
腕は肘に可動ポイントがあるタイプですが拳が前腕と一体化されているので手首の回転はできません。



脚部はBJで繋がれたいつも通りの作りですがつま先に可動ポイントがあります。



胸パーツも簡単に取りはずし可能なので他のガンダムに換装するのも簡単でした。




箱絵の中央に描かれているスナイバルガンダムはスパイクとシールドを装備。
シールドは3mm軸のジョイントで接続しているので手に持たせたりする事も出来ました。





スパイクは伸縮可能で先端部分はシールも付属しています。




シールドとスパイクは合体する事も可能です。



クローを装備しているドラゴナーゲルガンダム。
前腕部にクローを装備する事ができます。



爪はそれぞれ独立可動します。



胸部に装備すればアブソーブシステムを使う姿を再現できます。



右肩にライフルを装備したギラカノンガンダム。




実体弾を発射するライフルですが反転させる事でバズーカとしても使えるそうです。
腰や首は制限がかかっていますが目線パーツが2つあるので目線の選択幅も広いですしつま先も可動するのが良い感じです。



ライフルは背中にも装備可能。




さらに頭部にも装着可能でシンプルな武器ですが色々な装着法が考えられています。




ボリュームはウイニングなどと同程度で並べても調度良い大きさです。




3機並べて。
頭部や腰の制限はそれほど気になりませんが手首が固定で武器を持つ方向が固定されてしまうのがやや扱い辛く感じます。



続いてスナイバル・ドラゴ・ギラへの合体ギミック。
まずは全員黒目にして2体の胴体を頭部で繋ぎます。
両肩にはスパイクを装着。



さらに背面に頭部とスパイクを繋げ尻尾を作ります。
これで胴体部分は完成。



さらに頭部を作りますが中央の頭部は3体目の胴体にシールドとクローを装着。
首にはライフルを使います。



左右に首にもライフルを使いシールドで頭部を再現。



左右に腕は3機分の腕を繋げ先端にクローを装備します。



それぞれのパーツを画像のように繋げ、胴体に装着すれば完成です。




3機が合体するスナイバル・ドラゴ・ギラの完成。
さすがに劇中のような巨大さはありませんがそれでも3機分合体させることでかなりのボリュームを確保しています。




頭部が大きくSDらしいかわいらしさも感じられるプロポーション。
長さは大体32センチほどでだいぶ長さがあります。




中央の頭部は足がベースになっているので口はやや動かせますがそれほど大きい可動範囲はありません。
首は回転こそできますが他は固定なので極端な角度変更も不可。



左右の頭はライフルのモールドが口になるので可動しません。
また中央の頭と違い回転もできない完全固定仕様です。



反面腕部は腕の可動がフルに生かせるので触手のようにウネウネと動きます。



結構無茶な合体なので強度が心配でしたが腰や頭部の可動を制限しているだけあり意外と安定感はあります。



スターウイニングと並べて。



左右の首が動かないのであまり表情は変えられません。
腕は柔軟に可動しますが体全体を使った派手なポーズは厳しいです。



3体分となるとかなりのボリュームですがSDでサクっと組めるキットだったので組み立ては苦になりませんでした。




以上SDBF S×D×Gガンダム レビューでした。
キット単体では色分けも良いですし簡単なパーツの差し替えでスナイバル、ドラゴナーゲル、ギラカノンの各ガンダムを手軽に再現できます。
それぞれのガンダムが組める形なので武器も豊富ですし目線パーツが2つあるのもあり予想以上に遊べると感じました。
3機合体する事で再現できるスナイバル・ドラゴ・ギラは3個買いが必要になるのがネックですが
目玉となるギミックだけあり3機をフルに使うとんでもないボリュームで
可動部位こそ少ないもののSDキットらしからぬ迫力が魅力のキットでした。


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