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■S.I.C.VOL.63 アナザーアギト レビュー
 



ギルスとセットで発売され、リニューアルされたアナザーアギト。
関節ジョイントなどはギルスと同じものが使われています。
ダイキャストは手首と足首のリング部分のみとこちらも使用箇所は少ないです。



ギルスはメタリック塗装ですがこちらは普通の塗料でマットな質感です。
地味目のボディカラーに派手なアクセントになっているマフラーはクリアパーツで再現。



付属品は交換ヘッドと左右分の平手のみ
…と思いきや自分の物は両方左手という罠が。



バストアップ。
塗装はシャドーも吹かれていますし、塗り分けも良い感じで綺麗に塗られています。



頭部アップ。
細かいディテールは増えていますがあまりイメージが変わらない感じで立体化されています。



交換ヘッドはクラッシャーが開いた物です。



ワイズマンモノリスやアンクポイントにはクリアパーツが使われています。



手足のバイオクロウは軟質パーツですがグラデ塗装が凝った仕上がり。



マフラーは昆虫の羽のようなディテールと色になっています。
基部で回転&スイングが可能。



肩には紋章が彫られています。
黒にオレンジラインが良いアクセントになっていますね。



可動範囲は関節機構が共通なのでギルスとほぼ変わりません。



マフラーは大きく広がった形状なので動きも良い感じに付けられます。



胸部などは軟質パーツなので多少歪めて干渉を逃がす事が可能。
画像のような変身時のポーズなども自然に出来るようになっています。



スーツ部分はアギトと同じような鱗のようなモールドがあり、密度あるディテールになっていますね。



肩パッドは上腕と一体式ですが胸部は柔軟に変形するので不都合は感じません。



ギルスと。
ボディの塗装が対照的ですね。



マントは結構重いパーツなのであまり動かしすぎると保持力が厳しくなりそう。



両方とも換装ナシなのでアーマーパーツがポロリしたりする事もなく遊べるのは良い感じ。



ただアナザーアギトは股関節がプラプラでした。
腰のスッポ抜け癖はありませんでしたけどすぐ股裂け状態になってしまうので
調整しないとこちらも動かしているとややストレスを感じます。



頭部を付け替えて




アサルトキック。



以上SIC 仮面ライダーギルス&アナザーアギト レビューでした。
今回は換装無しの緑ライダー2体セットでしたがどちらもぎっしりとした細かいディテールが非常に見応えあります。
ギルスの水を浴びた状態をイメージしたかのようなメタリック塗装も面白いですね。
可動範囲も軟質パーツをうまく使い、無駄な隙間などが極力でないように配慮されていました。
ですが関節パーツの精度がイマイチなのかやたら抜けやすかったりプラプラだったりする部分があったのでそこが遊び辛い部分でしょうか。
それ以外は大サイズならではの存在感や独特のアレンジを楽しめるフィギュアに仕上がっていました。
■ギルスのレビューはこちら

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