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■wave スペースポットクラブ03 レビュー


waveより発売されたオリジナル作業メカ スペースポッドクラブ03
販売元はwaveですがキットはKEIKOという海外メーカー製です。
価格は3,980円。

宇宙基地の建設、宇宙船の修理などを行う作業ポッドをイメージしたSFメカ、スペースポッドクラブ03
建機チックな色とパイプやアームの無骨なデザインに加え、名前通りカニのような愛嬌ある姿が良い感じ。
本体の他に画像のような可動式のスタンドもあり、浮かせて飾っておく事が出来ます。



キットはクリアレンズ以外ABS製。
一部接着が必要なパーツがありますが大体の部分はスナップフィットで手軽に組み立てられます。
接着剤はタミヤの緑瓶を使いましたが特に問題なく接着できました。


オレンジのプラはちょっとテカテカしてて安っぽい感じはしますけどモールドは細かく、見応えのある出来です。
パーツ分けもかなり細かく分割されていてパッケージ通り塗るとしてもマスキングの手間はあまりかからないと思います。

キットは2体セットとなっていてもう1つはオレンジ部分がクリアパーツ化されています。
フレームのグレーもグリーングレー変更されていました。


コクピット部分はスモークのパーツで中のパイロットを見る事が出来ます。
ライトもキチンとクリアパーツ化されていて小さいながらも凝った作り。


クリアパーツVerはちょっと安っぽいかなと思いましたけど腕部分の内側にはリブ状のモールドがあったりしてなかなか拘ってます。
裏側から塗装したりすると面白いかもですね。


アーム類はコンパクトに折りたたまれています。
ブレーキランプはクリアレッドのパーツが使われています。


機体中央にあるアームはそれぞれ展開が可能。
可動軸も多く細かい動きが付けられます。

スタンドのアームも可動式。
ロック等は特に無いですが十分な保持力がありました。

スタンド底面に取り付けてあるプレートは取り外し作業プレートとしてアームに持たせる事が出来ます。

軽い小物なら色々乗せられます。

さらに両サイドの大型アームもぐわっと展開が可能。

まさにカニのような姿になりますね。

メインアームも多数の可動軸があり、ツメも全て独立可動します。

大きさはこのぐらい。RGにも負けない密度があります。
ノンスケールらしいですがフィギュアの大きさを見ると1/48程度のスケールかも。
尚通常VerもクリアVerもパーツは共通なので組み替えて色の変更も可能です。

ザクにエフェクトをセット
作業ロボなので適当な玩具の隣に置いたりしても面白いです。

海外メーカー製なのでパーツの合いなどが心配でしたが思った以上に組みやすく合いも良かったです。
ただ軸がきつかったり緩かったりする部分はあるので少し調整は必要かも。
ブキヤキットより少し組みにくい感じですね。

大きなアームユニットは取り外しが可能で付属の小型ラックを取り付ける事でコクピットのみの軽作業モードに換装できます。


ショベルカーの運転席に小型アームを付けたような姿ですね。

コクピットも画像のように開く事が出来ます。

以上wave スペースポッドクラブ03 レビューでした。
現実の建機をSFチックにしたようなデザインでカニのような愛嬌のあるフォルムながらリアリティも十分感じられる面白いキットです。
ちょっと外れやすい部分はありますが多数の可動アームも秀逸で小さいサイズながら色々なギミックがぎっしり詰まってます。
海外キットではありますが合いも悪くなく、スナップフィットが多用された作りやすいキットなのも驚かされました。
一風変わったメカキットが作りたいという人には結構おすすめです。
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