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■wave ラビドリードッグST版 レビュー
 



waveから新たにリリースされた1/35のATプラモシリーズ。
第一弾としてラビドリードッグが発売されました。
価格は3,600円です。



付属品はハンディソリッドシューター、手首パーツ、爆雷パーツが付属。



ホイルシールも付属しセンサー等を補う事ができます。



スコープドッグからではなく終盤にキリコが搭乗するラビドリードッグからのリリースとなった本シリーズ。
キットは接着剤不要のスナップフィットモデルで関節はポリキャップ、そして成形色でほとんどの部分の配色が再現されているなどガンプラに近いフォーマットで立体化されています。



プロポーションもカッコ良くヘビィ級ATらしいゴツさもあり角ばった部分もシャープに成形されています。
スタンダード版ということでパーツ数も多くなく、サクっと組み上がります。



バストアップ。
本体の配色はほぼパーツ分けで再現。
各種センサー等をシールか塗装で補うぐらいでよさそうです。



頭部アップ。残念ながらレンズ類は非クリアパーツ。
透明プラ板あたりをカットしてはめ込むとぐっと良くなりそうです。



バイザーは可動しターレットレンズもスライドします。



四角いカメラ部分は内部モールドもしっかり作りこまれていました。
胴体は合わせ目が目立たない構造で腰アーマーも全て可動します。



腕は手首カバーやクローが可動し排莢口もモールドされています。
クローは内側に肉抜きがありました。



ミッションパックは差し替えなしで開閉可能です。



足は考えられたパーツ割りでリベットモールドもきちんと再現されています。



足裏はサンドトリッパーになっていて履帯状のディテールになっています。
腰アーマーの裏側にもしっかりモールドが作られていました。
この細かさは素晴らしいですね。



可動範囲など。
首と腰は回転可能。肘は90度ほど曲がります。
肩はBJで自由度が高く大きくスイングが可能。



下半身は膝が90度ほどですが大きく開脚が可能で接地性もこのデザインならまずまずだと思います。
全ての関節はポリキャップが使われていてスムーズに動かせます。




ハンディソリッドシューターはモナカで砲身などを塗り分ける必要あり。
手首は画像のような軸パーツがあり好みで角度を変更できます。



ハッチも開閉できますがキリコフィギュアやシートなどはありません。



上腕や膝関節は筒状のパーツで一体成型されているので合わせ目がありません。
肩は挟みこみなので合わせ目を消す場合は後ハメ加工の必要ありです。





スタンダード版は降着ギミックなどはありませんが、後日フィギュアや降着ギミックがあるPS(プロスペック)版が発売されるみたいです。



アイアンクローの肉抜きは結構目立つのでココは埋めると見栄え良さそうです。




アイアンクローは画像のようにスライド。
内蔵銃発射形態にする事が可能です。



大きさは1/35でHGサイズのガンプラと同等のボリュームです。



ミッションパック展開ギミックと合わせて使える爆雷パーツは1つ付属。
PS版ほどではないでしょうが基本的なギミックは色々再現されているので思った以上に遊べます。




以上wave 1/35 ラビドリードッグ レビューでした。
スナップフィットとマルチカラーランナーの採用で配色をほぼ再現しつつ手軽に組めるキットとなっています。
ST版ということで降着ギミックやフィギュアは省略されているものの、
その分価格と部品数は抑えられていますしターレットレンズの可動やクローのギミックはしっかり抑えられています。
スナップフィットの精度もよく適度なテンションでしっかりはまりストレス無く組めますしプロポーションもカッコイイのでおすすめのキットです。


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