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■バンダイ1/12 バトル・ドロイド&スタップ レビュー
バンダイSWシリーズの新作として発売されたバトル・ドロイド&スタップ。
価格は4,536円です。
付属品はE-5ブラスター、マクロバイノキュラー、各種差し替えパーツ、スタンドジョイントが付属。
それに今回はいつものベースの他にスタップ用スタンドも付属しています。
付属のシール&水転写デカール。
バトル・ドロイドの四肢や首はRGなどにあるMSジョイントのようなランナーで成形されてました。
まずはバトル・ドロイドから。
1/12サイズのプラキットとして発売されたバトル・ドロイド。
今回はMSジョイントのようなフレームで手足が成形されているので薄い板のようなフォルムを崩す事なく再現されています。
また手足はフレームに少しの装甲パーツを取り付けるだけなので組み立ても楽でした。
今回はいつもの人型キットだとポリキャップが使われていましたが今回はどこにも使われていません。
フレームパーツはABS。RGのフレームのような作りなので塗装はいつもより手間がかかりそう。
配色は成形色でほぼ再現されていてアンテナの先などはシール&デカールが付属しています。
頭部アップ。
目の部分は開口されていて奥には黒い裏打ちパーツがある作りなので立体感があります。
合わせ目もだいぶ目立たないように配慮されていてぱっと見目立つのは前後分割されている腰、バックパックぐらいです。
胴体側面にもありますが作例ではそのままのようです。
胴体は腰のシリンダー部分が胴体の可動に追従します。
腕は手首なども細かく可動。
アンテナは柔らかめのプラが使われていて破損に配慮されていました。
またブラスターを取り付ける事もできますし
バックパックがない姿もパーツの差し替えで再現可能です。
細いフレームのおかげでかなり薄く作られた脚部。
足裏にはスタップ用のジョイント穴があります。
可動は格納ポーズの兼ね合いもあり首が良く動きます。
腕も十分動きますが腰はあまり動かず、前後にスイングできますが回転はほとんどできません。
親指はBJで可動。他の指もしっかり可動します。
脚部は足があまり開けず画像ぐらいが限界。
接地性もあまり良くないですが膝は十分曲がり脚も良く上がります。
E-5ブラスター
銃口が別パーツになっていますが左右貼りあわせの3パーツ構成で合わせ目が出ます。
肩のスイングなどはできませんが、細身なので両手で構えるポーズも問題なしです。
また股関節部分にスタンドジョイントを取り付ける事で3mm軸のスタンドに対応しています。
マクロバイノキュラーも付属。保持用のダボなどはないのでちょっと持たせ辛い所がありますがディテールは細かいです。
レンズ部分はデカールで再現可能。
格納ポーズ。
アンテナは差し替えですがかなり小さいパーツなので無くさないように注意が必要かも。
他は差し替え無しで再現できます。
同じシリーズのクローントルーパーと並べて。
身長は大体同程度でした。
アーツ版とも。
こちらも大きさはほとんど変わりませんでした。
別売のC-3POがあれば、EP2に登場した工場でお互い混ぜられて組み立てられた姿も再現可能になっていました。
さすがに塗装は必要ですが首のジョイントを交換しC-3POの胴体に組み込むだけです。
ブラスターは専用のジョイントを使い持たせます。
C-3POの胴体は腕があまり動かないので両手でブラスターを持たせたりする事はできません。
逆にドロイドの胴体にC-3POの頭が取り付けられた姿。
こちらも首ジョイントを交換して取り付けます。
どちらも複雑な換装作業が必要なくサクッと組み替えられます。
そして軽量の偵察用ビークル、スタップ。
バトル・ドロイド同様スナップフィットで組み立てられますし付属のスタンドで単体でも飾れるようになっています。
立ったまま乗るビークルなので縦長のデザイン。
成形色でほとんどの部分は色分けされていますが、下部カウル側面のグレーやエンジン部分のラインなどはデカール&シールで補います。
砲塔部分は上下にスイング可能。
砲身は側面に合わせ目が出ます。
砲口は開口されていてリアルな造形ですが一部シルバーなどが抜けているので塗装の必要があります。
モールドも精密でグリップ部分などもかなり細い作り。
エンジン部分は内部のモールドも細かく再現されていました。
ウイングも薄くシャープな造形。
翼の上にあるのは足を乗せるステップです。
バトル・ドロイドを乗せてみました。
ステップにはピンがありしっかり接続できるので不安定そうな姿勢ですがわりとしっかり乗せる事ができます。
砲身が上下に動くのみですが、結構ボリュームがあり組み合わせると迫力あります。
スタンドは他のSWシリーズ同様差し替える事で角度変更が可能。
傾けて飾る事もできます。
裏側もきっちり造形されていて隙のない仕上がりでした。
またウイングを挟み込んでいるジョイントは3mm穴なので魂stageなども仕様可能。
他のフィギュアもサイズが合えば乗せられるとは思うのですが、
グリップが結構太く持てる手首が限定されそうなのに加え、レバーやステップなども繊細な作りなので重さがあるフィギュアには不向きですし
足のジョイントが組み込めず安定感もないのであまりおすすめできない感じでした。
以上1/12バトル・ドロイド&スタップ レビューでした。
バトル・ドロイドの方はMSジョイントのようなフレームが使われているので組み立てが簡単でプロポーションも良いです。
ですがその分塗装はやや難しくなると思いますし、動かしているとフレームの足首が緩くなってきて自立し難くなってくるのがちょっと気になりました。
それと首や足首などジョイントがかなり細い部分もあるので動かす時は慎重に動かす必要があると思います。
スタップの方は多数のメカキットを出しているだけあり分割も上手くドロイドもしっかり乗せる事ができます。
スタンドも付属していますしドロイドと組み合わせるとやはりカッコイイですね。
別売のC-3POとの連動ギミックもありますし、やや繊細な所はあるものの大満足のキットでした。
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