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■バンダイ1/12 クローン・トルーパー レビュー
バンダイSWシリーズの新作としてクローン・トルーパーが登場。
価格は2,592円です。
付属品はDC-15ライフル、DC-15ブラスター、フェイズIIヘッド、マクロバイノキュラー
握り手、武器持ち手、ベースが付属。
またデカールは今回もマーキングシールと水転写デカール両方が付属します。
ほぼ毎月リリースされているバンダイSWシリーズですが今回はキャラクター&クリーチャーラインからクローン・トルーパーがキット化されました。
関節の作りはストーム・トルーパー系の構造で適度な部品数でサクサク組めるのも相変わらずです。
これまでのトルーパー系キット同様グロスインジェクションが採用され白いプラはかなりツヤのある仕上がり。
もともとシンプルな配色な事もあり組んだだけでも大部分の配色がフォローされていますが
一部の細かい塗り分けはシールもしくは塗装が必要です。
今回はヘッドパーツがもう一つあり、フェイスズIの他にEP3で登場したフェイズIIタイプにも組む事ができます。
違いは頭部のみなのでパーツの交換も簡単です。
フェイズIの頭部アップ。
相変わらず凝った分割で合わせ目も目立たず、グレーのラインなども別パーツで再現。
また組むとほとんどわかりませんが、目部分のパーツはスモーククリアのパーツになっていました。
フェイズIIパーツ。
だいぶストーム・トルーパーっぽい造形になっています。
口周りのグレーなどはシールで補えますしこちらもスモーククリアのパーツが使われていました。
胸パーツはシンプルな作りですがスリットは開口され、背中の丸モールドの奥は別パーツ化されています。
右腕の細かいディテールや肘の装甲なども再現。
可動は関節の作りが同じなので他のトルーパー系と似ていますが、肘は90度ほどしか曲がらなくなっていました。
脚部は装甲が前後分割なので合わせ目が目立たない作り。
足首のカバーのようなパーツは多少可動し邪魔にならないようになっています。
ソール部分のディテールも細かく再現されていました。
股関節周りは太腿が干渉しやすいデザインなのですが軸がこれまで同様上下に可動するのである程度逃がす事ができます。
付属武装のDC-15ブラスター
細かい丸モールドなどは塗装が必要ですが基本黒一色なので比較的イメージ通りの仕上がり。
銃口は別パーツになっていますが他はモナカ構造です。
付属のベースは特にディテールなどがないシンプルなもの。
これを使えば若干不安定な姿勢でも飾る事ができます。
腰裏のカバーを外せば3mm軸のスタンドが使えるのもこれまでと変わらず。
DC-15ライフル。
こちらはかなり長さのある迫力のある武装です。
作りはブラスターと同じで基本モナカですが銃口は別パーツになっています。
小さいモールドや左手を添えるあたりのパーツを塗装する必要がありますが、ほかのトルーパーの武器よりは楽そうです。
平手もありますし両手で構えるポーズもできますが、肘の可動範囲が狭まっているのでこれまでのトルーパー系キットより少し構えにくい印象。
膝立ちも一応いけます。
装甲は前腕だけ左右分割なのでここだけちょっと目立ちますね。
アーツのクローントルーパーやメイスと並べてみました。
やはりプラモの方が若干大きいですがポーズをつければ並べてもそこまで違和感のないサイズだと思います。
頭部をフェイズIIヘッドに交換。
フレーム的なパーツを共用するような作りではなく、それぞれきちんと別に組めるので煩雑な分解作業などは必要ありません。
フェイズIはちょっと不気味な印象ですがフェイズIIになるとストームトルーパーに近くなるからか結構愛嬌が出てくる感じがします。
持ち手は両手分つくので左手でも武装が持てます。
フェイズIIヘッドには差し替えでマクロバイノキュラーの装着も可能。
角度は固定なので上に上げたりはできません。
真っ白なのでラインの色を補う必要がありますがシール&デカールで補う事ができます。
最後にプラモのストーム・トルーパーと。
身長や四肢の太さはほとんど同じでした。
以上バンダイ1/12クローン・トルーパー レビューでした。
作りはこれまでのトルーパー系キットを踏襲しています。
可動はストーム・トルーパーとほぼ同じで肘が若干狭まっている感じでしたが
そこまで派手な動きをするキャラでもないですし銃の両手持ちも出来るのであまり気になりません。
これまで通りグロスインジェクションでツヤのある仕上がりも良いですし、手軽に組めてグリグリ遊べる好キットでした。
またフェイズIIヘッドも付属しているので色々なクローントルーパーに仕上げられる作りなのも嬉しいですね。
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