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■バンダイビークルモデル　デス・スターII　レビュー


ビークルモデルで新たに発売されたデス・スターII
価格は864円です。



デス・スターIIは半分ほどしか完成しておらず、一部内部がむき出しになっているのですが
積層状になった細かい内部のパーツは極力まとめて成形されていて見た目に反して組みやすいキットになっています。



スター・ウォーズに登場するデス・スターIIがビークルモデルの手のひらサイズでキット化。
スケールは1/2700000（二百七十万分の一）という今まで見たことのないようなスケールになっています。



キットはスナップフィットでスタンドはビークルモデル共通のものが付属。
成形色は単色でデカールなどはありません。



まだ未完成状態ということで表面が全て覆われておらず一部内部が見える状態。
なにかの巣のような印象もあり内部が見える事でパネルで覆われている所との見た目のギャップも面白いです。
構造は簡素なのですが今までのビークルモデル同様内部表現もかなりこだわった作りになっています。



上下から。スタンドは3mm軸の物も使えました。



スーパーレーザーや表面のモールドもかなり細かいです。
また一部穴の開いたような所もしっかり内部のパーツが造形されています。



未完成部分は複雑な積層構造になっていますがパーツはかなりあっさりしています。
ですがモールドの深さなども十分ありダルい印象はありません。




表面のパーツなどは結構薄めで細い所もあるので組み立てではめ合わせる時無理な力を加えて破損させないよう一応注意した方は良いかも。



今回は一部のゲート跡などを処理してさくっと塗装してみました。
細かいパネルラインの塗装はせずグレー2色でお手軽に塗装しています。




外側のパネルを明るいグレー、内部構造などはちょっと暗めのグレーで塗り分け。
乾燥させたらジャーマングレーでスミイレをして、クレオスのスーパースムースクリアーでつや消ししています。




モールドがめちゃくちゃ細かいのでスミイレが楽しいです。





またゲート跡もかなり目立たない所に出るので表面処理の手間もほとんどかかりませんし
見える部分に目立つヒケなども見えず相変わらずこのシリーズの成形技術には驚かされます。





以前作ったスターデストロイヤーと。手のひらサイズでどちらも精密な造形が楽しめます。
ただしスターデストロイヤーが1/14500でこちらが1/2700000なので同一縮尺ではありません。



HGのジム・ガードカスタムやハロプラのハロと大きさ比較。
ちょっとした時間に塗装したり組んだりできるサイズです。






塗装ですが説明書に書いていたレシピと大体同じで
明るいグレーはクレオスクールホワイト+クレオスニュートラルグレー+クレオスウイノーブラックで塗装。
暗いグレーは上記のグレーにさらにウイノーブラックを足した物です。



以上ビークルモデル　デス・スターII　レビューでした。
デス・スターIIのキット化というのも驚きですが
今回もスター・ウォーズシリーズならではの精密なモールドや組みやすいパーツ構成は健在でした。
特に未完成部分内部の積層構造はモールドはカッチリしているのにほとんどまとめて成形されているのは驚かされます。
またヒケやゲート跡もかなり目立たなくなっていて表面処理の手間も極力簡単に済むようになっています。
ビークルモデルらしくサイズも手軽でちょっとした時間で組めますしスミイレするだけでも楽しいのでおすすめのキットです。


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