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■フジミ1/200 戦艦大和 九四式46センチ3連装主砲塔 レビュー
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■フジミ1/200 戦艦大和 九四式46センチ3連装主砲塔 レビュー
■2018/04/04
塗装したものを追記しました。
前回そのまま組んだものを紹介しましたがもう一基は塗装していて塗り終わったので追記しておきます。
塗装は一応全塗装ですが合わせ目処理やパーティングライン処理などはしていないお手軽仕上げです。
塗装は黒立ち上げで塗装しました。
グレーはクレオスの呉海軍工廠色を使っています。
内部もこんな感じに塗装。
地味にマスキングが必要な箇所が多く塗り分けるのは結構手間がかかる所もあります。
砲身のキャンバスはクールホワイトにガルグレーを混ぜ、パッケージのような暗めの白で塗装しました。
砲尾などの金色は黒下地にクレオスのスーパーゴールドで塗装。
各所の白はクレオスのクールホワイトとガイアノーツのインテリアカラーを半々ぐらいで混ぜ塗装しています。
あとは茶系のエナメル塗料でスミイレをして縦方向に拭き取り軽くウォッシングをしたような感じで仕上げました。
塗装した側にはディテールアップパーツを取り付けています。
未塗装のものと並べて。
ベアリングローラーはクレオスの黒鉄色を塗りメッキシルバーで塗り分けしました。
塗り分けはちょっと面倒な所があるのですがこういった変わったキットは新鮮で面白いのでこれからのラインナップも気になりますね。
フジミから新たに発売された集める装備品シリーズ。
第一弾として戦艦大和や武蔵に搭載されていた事で有名な94式3連装主砲塔が発売されました。
価格は4,860円です。
最初は1/200とは言え主砲塔だけでこの値段は高いなと思ったのですが、組めるのは１つではなく3個セットで同じ物が3つ組めます。
箱も大きめサイズのMG箱ぐらいの大きさがありました。
接着が必要になりますが艦NEXTなどと同じくディテールアップパーツが付属。（部品NO.3のもの）
この２つのパーツは砲塔両横に貼り付けるパーツで3セット付属します。
余剰パーツ。こちらも3セット余剰となります。
大和型に搭載される46センチ3連装主砲が主砲塔のみで1/200というビッグサイズでキット化されました。
世界最大口径の艦砲で一基の重量は役2,700トンと長門型の1,020トンから3倍近くに増え、駆逐艦の総重量を凌ぐ巨大な砲塔を再現しています。
まずはそのまま組んだ状態。こちらはディテールアップパーツを取り付けていません。
キットはこの砲塔を合計3つ組む事ができますが今回はまず１つを塗装せずそのまま組みました。
大和の主砲塔は手すりや機銃の有無など第一～第三砲塔でそれぞれ違いがありますがこちらはそういった違いはなく全て共通です。
キットはフジミの艦NEXTと同じようなフォーマットで接着剤不要のマルチカラーキットです。
砲塔のキャンバスなど目立つ部分は別パーツで配色を再現。
またバイタルパート内に格納されている砲塔下部は透明なカバーが付属。分解する事なく内部が見えるようになっています。
砲塔後ろや内部にあるハッチは固定でモールドでの再現となります。
砲身は当然全て独立可動しこのみの角度を付ける事ができます。
またカップ状の透明スタンドは取り外しが可能。
一応外した状態でもディスプレイは可能でした。
砲身のキャンバスは別パーツでシワの造形も自然。
合わせ目も出ない構造です。
砲身はそれぞれ一体成型で合わせ目なし。
また銃口もシャープに開口されていました。
測距儀は画像の状態で固定。カバーを外す事はできません。
直射手用照準望遠鏡は別パーツで再現。
ラッタル類は砲塔と一体成型されていました。
またキャンバス受けも一体成型。
砲身周りなどにあるリベット状のモールドは繊細に作られています。
砲塔の装甲パーツは簡単に取りはずしが可能。
内部も再現されていました。
内部は砲尾部分の金色が足りませんが尾栓は別パーツで金色が再現されています。
砲弾もモールドで再現されていました。
ただ内部はグレーと白の色分けが足りておらず再現する場合結構な部分を塗装する必要があります。
両サイドにある白いウインチのようなパーツですが個体差もあるのか片方が緩く固定できなかったのでそこだけは接着しています。
壁面などもパーツ分割の関係で結構マスキングが必要になると思います。
旋回盤部分にある砲塔を回転させるためのローラーベアリングはモールドで再現されています。
砲塔下部にはずらりと並べられた砲弾があります。
砲弾は全て一体成型で取り外しはできません。
下部の給弾室やその下にある上下の給薬室もシンプルな分割で組みやすく作られていました。
上部給薬室には砲弾状の気蓄器がモールドされています。
３基セットなのでカバーを外した状態で並べたりするのも良さそうですね。
以前作った1/350大和の砲塔と並べて。
分割は結構シンプルでこのサイズなので極端に小さい部品もなくガンプラのようにサクサク組み立てる事ができます。
HGサイズのガンプラと並べて。
砲塔だけですがそれでも結構なボリュームです。
サクサク組める分手すりなどはありませんしラッタルなども簡素な表現なのでディテールアップしたりするのも面白そうです。
ただ様々なアフターパーツがある1/350&1/700と違い選択肢が限られる1/200だとアフターパーツを安価に流用したりするのはなかなか難しそう。
以上フジミ1/200 集める装備品シリーズNo.1 戦艦大和九四式46センチ3連装主砲塔 レビューでした。
キットは3基セットとなっていて部品量はなかなかのものですが、１つ組むだけならHGのガンプラ感覚でサクッと組み上がります。
透明なスタンドカバーが付属していているのでホコリが細部にたまるのを防ぎつつ中も眺める事ができ、砲塔だけという事もありデスクなどにも飾りやすいキットです。
配色は目立つキャンバスなどが別パーツにはなっていますが、きっちり塗り分けたい場合は床の塗装など結構な部分を塗装する必要はあります。
また3基セットという事を生かして装甲を外した姿や、好みの塗装をしてノーマルの砲塔と並べて飾ったりと色々楽しめる内容になっていると思います。
一基はそのまま組んだ状態を紹介しましたがもう一基は今塗装しているので完成したらまたこちらで紹介しようと思います。
(amazon)
