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■ヘキサギア バルクアームα レビュー

ヘキサギアの新作としてバルクアームαが発売されました。
価格は6,264円です。

付属品は120mm砲、ドッキングハンガー、交換ヘッドパーツ
交換腰ジョイント、簡易型マニピュレーター、3mm変換ジョイントが付属。


ゾアテックスの登場以前に主流だったという人型二足歩行ヘキサギアのバルクアームα。名前にあるαは戦闘用に調整された機体に付けられるそうです。
主力戦車の発展型の1つらしく厚い装甲に覆われた重量感のあるフォルムです。


キットフォーマットは今まで通りABSとポリキャップの組み合わせ。
前作までは汎用ジョイントが多数付属していましたが今回は3つのみと少量。
ですが装甲の各所には六角ジョイントがあり様々なヘキサギアのパーツが手軽に組み込める構造になっています。


また今回は交換ヘッドが2種類あり画像のタイプに交換可能。
配色も大部分は成形色で再現されていますが各所のシリンダーやなどのゴールドやシルバー
肩の一部にあるレッドなどは塗装が必要です。


頭部アップ。
こちらは大型の角型カメラタイプでクリアパーツが使われています。


交換ヘッドはスリット状のカメラでこちらはクリアパーツが使われていません。


クリアパーツは頭部と胸部の2箇所に使われていてどちらもクリアオレンジです。


厚い装甲や太いロールバーで構成された胴体。
胸部のセンサーもしくはライトのような球体パーツは回転可能です。

ガバナーが乗り込むため後ろ側にも大きく張り出した胴体。
背面のスリットは開口されています。


肩アーマーは可動式で画像のように引き伸ばす事が可能。
装甲の一部はレッドだったりシルバーだったりする所があり、シールなども付属していないので塗装が必要です。


腕部などにも細かいシリンダーパーツが取り付けられていますがこちらはフレームと一緒のガンメタカラーなので設定通りにしたい肩はゴールド&シルバーの塗装が必要です。
またマニピュレータはアイアンフィストという小型ドーザーブレードとなっていて付け根部分で可動します。


各所には六角ジョイントがあり組み換えやパーツの増設に対応。
ロールバーやシリンダーの裏側は若干肉抜きがありますがそこまで目立ちません。



脚部も厚めの装甲で覆われているデザインでこちらも多数ジョイントあり。
腕同様シリンダーがありますが固定で伸縮したりはしません。



脚部はつま先部分が可動しつま先とカカトのクローも可動します。




可動範囲など。腰の可動範囲は広く、回転の他前後スイングも広め。
頭部はデザイン状埋まったような形なのであまり動かせませんが肘は深く曲がります。
腰のジョイントは六角形ですが、流用しやすい5mm軸タイプに交換できます。
ただし肩は軸関節なので前後スイングはできません。


ですが肩関節は回転ギミックがあり肩軸を大きく下げる事が可能です。


見た目に反して脚部の可動は良好で接地もばっちり。
膝も十分曲がります。


操縦殻と呼ばれるコクピット部分は画像のようにガバっと展開します。

シートや操縦桿なども造形されています。




操縦桿やペダルはそれぞれ可動。

またハッチを閉めると頭部の前に来る部分にはディスプレイのようなパーツが配置されています。


別売のガバナーを乗せ、操縦桿を握らせる事が出来ます。

パーツの収まりも良くサイズもピッタリ。

説明書には特に名称は書かれていなかったのですが、肩の回転ギミックを使う事で待機姿勢のような手を地面に付けるポーズを取る事ができます。


ガバナーを乗せ武装を装着した姿。


腰に取り付けるパーツはドッキングハンガーと呼ばれるパーツです。



こちらはレール部分がスライド可能。バー部分も可動します。



120mm砲は腕のジョイントに固定。砲身はモナカです。
マズルブレーキは別パーツで開口されています。

股関節には3mm穴があるので3mm軸のスタンドが使用可能。

砲身はモナカで軽く、保持は問題なしでした。


砲身とドッキングハンガーに装着された弾倉部分は差し替え無しでドッキング可能です。

弾倉は取り外し可能で砲弾のモールドもあり。

連結した状態だとほとんど砲身を動かせなくなるので構えの幅は狭いです。


ただハンガーから弾倉ユニットを外せば自由に構えられるようにはなります。

ジョイントを差し替えれば右手にも装着可能。



手首に簡易マニピュレータパーツを取り付ける事でMSGなど様々な武装を手に持つ事ができるようになります。

もちろん六角ジョイントはそのままヘキサギアのパーツを流用するのにも使えます。


またジョイントパーツを使う事で3mmピンなどに対応でき、こちらも手軽にMSGなどを盛る事が可能。

人型なので色々な武装が流用しやすいのもありかなり遊べます。

同じヘキサギアのレイブレードやHGダブルオーダイバーと並べてサイズ比較。
人型でガバナーもすっぽり乗り込むタイプですがそこまで極端な大きさではなかったです。


以上ヘキサギア バルクアームα レビューでした。
以前まで動物や昆虫などがモチーフになっていたヘキサギアですが今回は初の人型タイプが登場。
戦車の発展型という事もあり重厚なフォルムが格好良く、砲身のドッキングギミックも楽しいギミックです。
以前のヘキサギアはバイクのようなシートに跨がらせるタイプでしたが
こちらはすっぽり包み込むように乗せるタイプで操縦桿なども細かく作られているのでこちらも新鮮です。
また各所のジョイントで武装も手軽に盛れるので好きなMSGと組み合わせるのもおすすめです。
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