■TOP
■HGCE　フォースインパルスガンダム　レビュー



ストライクやフリーダムに続きリニューアルされたインパルス。
今回はフォースシルエットが付属し価格は1,944円です。
旧HGは1500円（税抜き）こちらは1800円（税抜き）なので300円UPしています。



付属品は高エネルギービームライフル、機動防盾、コアスプレンダー、シルエットフライヤー、ディスプレイ用パーツ、サーベル刃2本が付属します。



今回ホイルシールは結構多めです。
胸や膝の黄色の他、ライフルのセンサーと赤部分、それにフォースシルエットの翼に貼るシールがあります。



フォースシルエットを取り付けない状態。
今回は完全新規キットとなっていてポリキャップはPC002が使われたABSレスキット。
旧HGからの流用はなく全く別物に生まれ変わっています。



フォースシルエットを取り付けた姿。
旧HGからプロポーションが大幅に変わり、一気に細身になりました。
足などもスラリと長く、フォースシルエットの翼も大きめで小ささを感じさせません。





背負い物が大きめですが倒れやすい事もなく安定しています。
本体の色分けは大幅に進化していて肩や腰の水色なども成形色でフォローされていました。



バストアップ。胸部はかなり色分けされていて複雑なダクトまわりの配色も再現。
胸中央のV字はグレーなのでシールで補いますが、胸の青部分とは別パーツになっているので塗り分けも簡単にできるようになっていました。



頭部アップ。本体同様シャープな顔つきになりました。
アンテナが旧HGよりも太めなので薄くすると格好良くなりそうです。



またツインアイのパーツはクリアグリーンになっていました。
塗り分ける必要はありますがクリア地を生かした仕上げも可能です。




胴回りは細かい分割ですが裏側のコアスプレンダーは簡素な作りなので真っ白。配色を再現したい場合は腰裏の赤と一緒に塗装が必要です。
背中の接続穴はそれぞれ3mmです。



ダクトの内部は塗装の必要がありますが水色まで再現された肩部。
前後分割で一部合わせ目が出ます。



腕部は肘が二重関節。上腕は筒状のパーツですが前腕は左右分割なので合わせ目が出ます。
手首はHGに多い穴あき手です。



腰アーマーはフロントとサイドが可動。裏側には特にモールドはありませんでした。
また腰後ろにはライフルを取り付けできます。



スラリと長い脚部。細かいダクトの他、膝の三角モールドの色が足りませんが三角モールドはシールあり。
脹脛のスラスターは可動します。
合わせ目は目立たず膝から下の裏側にしか出ない作りです。
追記：アンクルアーマーには合わせ目が出ます。



足裏はつま先の一部にしか肉抜きがなく、埋めやすそうな形です。




フォースシルエットは翼が上下に可動するのである程度角度を付ける事ができます。
翼は1パーツなのでさすがに色分けはされておらず、赤い部分はシールで補います。



下側のウイングはBJなのでハの字に開くこともできます。
またスラスターはフィン状のディテールがあり密度が高められていました。




旧HGとくらべて。
翼が長く、角度もだいぶ変えられています。





本体も旧HGと並べてみました。
本体の色分けはかなり進化していて身長も若干高くなっていました。




アンテナは少し太くなっていますが細かく色分けを再現。
肩もそうですが胴回りの分割の進化もスゴイです。





可動範囲など。
変形機構の兼ね合いもあり両方とも肩は大きく上がりますが、旧HGと違い肩の軸をスライドさせて伸ばす必要が無くなりました。
そのおかげで自然に動きますし、腰などもスイング可能になりました。




下半身は股関節がBJから3軸ジョイントになったのでより大きく動くようになり、つま先の曲がり具合なども良くなっています。





フォースシルエットを取り付けた姿でも。
HGCEでは白がグレーがかった色になり青も淡い色合いになっていました。



ピッタリと合わず、若干浮いてしまいますが新本体に旧フォースシルエットを付けることも一応できました。




MA-BAR72高エネルギービームライフル。
センサーや横の赤部分はシールが付属。
基本モナカですが銃口は別パーツです。





MMIーRG59V　機動防盾
シールドは差し替えで展開状態を再現します。ジョイントを介して腕に取り付ける方式で腕の横と裏側2箇所に接続ピンがあります。
旧HGと比べると本体同様色分けが大幅に進化していました。




可動範囲が広く、大きく脚を開いたポーズなども楽です。
ただ穴あき手なのでトリガーに指はかかりません。



旧HGと違いライフルはスコープとフォアグリップが可動。
両手持ちもできるようになっていました。



シールドが大きめで結構翼に干渉するのですが、翼は上に可動するためある程度逃がす事ができます。




ビームサーベルは手首と一体成型のものから別パーツ式になり刃もクリアパーツに進化。




サーベルは2本付属。刃の長さも十分です。




続いて分離、変形ギミックの紹介です。
コアスプレンダーは変形をオミットした変形後の物が付属。成形色は真っ白でシールもないので塗装する必要があります。




チェストフライヤー。
みたままの変形で差し替えなしです。



ディスプレイジョイントを使う事で3mm軸のスタンドが使えます。




レッグフライヤー。
こちらも膝を曲げ足首をたたむ簡単な変形で差し替えはありません。



チェストフライヤー同様ディスプレイジョイントが付属。




フォースシルエット。
シルエットフライヤーは真っ白なのでやはりこちらも塗装が必要。
また旧HGでは一部赤色などが補われていましたがこちらは省略されていました。




旧HGと並べてみました。
翼に角度が付きフォースシルエットも格好良くなっています。




全て3mm軸のスタンドに対応しているので浮かせて飾るのも簡単になっていました。




以上HGCE　フォースインパルスガンダム　レビューでした。
プロポーションがスマートになり可動範囲も向上したおかげで派手なポーズも取らせやすくなっています。
何より本体の分割がかなり細かくなっているのでそのままでも見栄えがしますし、塗装する方もマスキングの手間が旧HGよりだいぶ省けるキットになっています。
さすがに翼の赤やコアスプレンダーなど細かい所は足りませんが結構複雑な配色の機体なのでここまで分割されているのは良いですね。
それに合わせ目も四肢の真ん中を走っていたものがだいぶ目立たなくなっていますし、毎度の事ですが他のリニューアルキットと同様進化に驚かされるキットです。

■プレミアムバンダイ　HGCEブラストインパスルガンダム2次分などが受注されています
(amazon)










■レビュー一覧はこちら
■TOP