■MG フリーダムガンダム Ver.2.0 レビュー
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■MG フリーダムガンダム Ver.2.0 レビュー
Ver.2.0として生まれ変わったMGフリーダム。
価格は4,860円です。
付属品はラミネートアンチビームシールド、ルプス・ビームライフル、サーベル刃2本
キラフィギュア、スタンドジョイント、交換指パーツと
ディスプレイスタンドも付属しています。
シール類はセンサーを補うホイルシールの他にマーキングシールとドライデカールのガンダムデカールが付属。
2004年に発売されたMGフリーダムがついにフルリニューアル。Ver.2.0として新たに発売されました。
以前のMGと違いディテールが一気に増え、かなり強めのアレンジが入った姿でキット化されています。
MGなのでキットの色分けはほぼ完璧でバラエーナ展開部のグレーなど細かい所を補うぐらいで良さそうです。
キットは最近のキットらしく関節には柔らか目の関節用プラが使われたキットでABSはもちろんポリキャップも使われていませんでした。
ウイングは結構重さがあるのですがある程度横に開けば自立は可能。
ただやはりバランスが悪いので普段飾る時は付属のスタンドを使ったほうが良いと思います。
バックパックを外した姿。
スタイルは細身でスラリとした綺麗なプロポーションです。
バストアップ。襟パーツのシャープさなども良い感じです。
装甲は一部が開口されていて奥のフレームパーツが覗く構造。
メカニカルな印象やメリハリが強まっています。
頭部アップ。アンテナが旧版と比べるとかなり長くなっていました。
ツインアイはシールを貼っていますがもちろんクリアパーツ。
頬など細かいパーツも全て別パーツ化されマスクは開口されています。
コクピットはもちろん開閉ギミックあり。
肩ジョイントは引き出せる他、胸ブロックが前方にスライドして可動範囲を広げる事ができます。
バックパック基部もかなりアレンジが入っていてディテールも多め。
左右貼りあわせのパーツは基本的に段落ちモールド化されています。
スラスター内部のディテールも抜かりナシ。
スタンドジョイントはバックパック下に取り付ける方式です。
4枚の翼の基部はそれぞれ開くギミックが追加されていました。
ウイングの可動は軸関節で展開する方式。
保持力も特に問題はありませんでした。
肩アーマーは腕横にあるスラスターなどの形状も格好良くアレンジされていました。
腕部は上腕が前後分割で合わせ目がありますが、面同士が合う所なので目立ちません。
前腕は手首の付け根部分も可動するようになっていました。
手首は親指以外を交換するタイプ。立ちポーズのキラフィギュアも付属しています。
肘は引き延ばすことで可動範囲が広がります。
腰は前後の他左右にも可動。
腰アーマーは全て独立可動。
大きめなリアアーマーも間延びしない複雑な造形です。
腰アーマー裏も裏打ちパーツがありスカスカした印象はありません。
股関節軸は下側に動くようになっていました。
脚部は脹脛のカバーが可動。
スラスター部分の造形も細かいです。
太腿は可動に連動してスライドするようになっていました。
足首はつま先を引き出す事で可動範囲が広がります。
旧版と比較。旧版は比較的あっさりでプレーンな印象ですが2.0は一気にディテールが増えています。
身長は若干大きめになっていました。
頭部は目つきが鋭くアンテナも長くなったため精悍な印象が増し格好良くなっています。
もちろん色分けなども良くなっていますね。
ウイングはアレンジされてちょっと飛び出たような白い小さい羽が特徴的。
可動範囲など。
旧版もMGなので良く動くのですが今回は様々なスライドギミックなどが内蔵され
より大きく可動するようになっていました。
脚部は旧版の股関節がBJだったので可動範囲が大きく向上。
またクスィフィアスも柔軟に動くので邪魔になり辛くなっています。
武器を装備させた姿。
こちらはハイマットモード。
ルプス・ビームライフルはグリップ部分やフォアグリップが可動。青い所も別パーツ化されて成形色で再現。
センサーはクリアパーツで腰に取り付けられます。
殆どの合わせ目が隠れるようなパーツ構成ですがグリップ基部あたりに少し合わせ目が出ます。
付属のスタンドジョイントを使えばアクションベース１にも接続可能です。
フォアグリップが可動しますし可動も柔軟なので両手持ちは苦になりません。
ラミネートアンチビームシールドは肘にジョイントで固定する方式でグリップも可動するので握る事が可能。
ジョイントには可動軸があるのでさまざまな位置で構えられます。
パーツ分割は前後分割なので横に合わせ目あり。
ラケルタ・ビームサーベルはピンでしっかり保持可能。
サーベル刃はMGによくあるタイプです。
差し替え無しで連結も可能でした。
クスィフィアスレール砲は画像のように展開しグリップも差し替え無しで再現。
赤いパーツも細かく別パーツ化されています。
上下や左右分割のパーツなので一部に合わせ目が出ますがディテールに組み込まれている部分もあり旧版より目立ちません。
バラエーナプラズマ収束ビーム砲は大きなアレンジが加えられ
画像のように展開するようになりました。
展開している所は作例を見るとグレーだったので塗装が必要そうです。
フルバースト
こちらはバラエーナを展開させた状態です。
バラエーナは折れ曲がるのでハイマットフルバーストも再現可能。
ウイングの開き具合も調整できるので自由度は高いです。
ただアンテナがかなり長いためバラエーナに非常に干渉しやすいです。
シャープ化する方は気をつけたほうが良いかも。
以前作ったストライクと。
Ver.RMもディテールが多かったのですが今回はそれ以上です。
以上MG フリーダムガンダム Ver.2.0 レビューでした。
旧版のフリーダムは比較的シンプルな造形でしたが今回はめちゃくちゃアレンジが入っていて大きく印象が変わっていました。
各所のスライドギミックなどのおかげか全体的に可動範囲は増していますし、顔の造形もかなり格好良く生まれ変わっていると思います。
派手なアレンジも面白いですし頭部をはじめ各所の装甲も開口されて中のフレームが見えるような作りもメカニカルな印象が増していました。
パーツの作りやギミックなどの進化っぷりも楽しめますしアレンジが好みならおすすめのキットです。
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