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■SDX 黄金神スペリオルカイザー レビュー



新SDガンダム外伝 黄金神話よりスペリオルカイザーがSDXで発売されました。
魂webでの受注品となっていて価格は29,916円です。



付属品は握り手、平手、ウイングに使うジョイントパーツ、それに差し替え手甲パーツが付属。



スタンドはメタルビルドと同じタイプのスタンドで箔押しで機体名などがプリントされています。



まずはコアとなるSスペリオルドラゴン。
こちらはいつものSDXサイズではなく5cmほどの小ささで立体化されています。




小さいのですが作りはカイザーワイバーンと同様でフル塗装仕様。
一部にはメッキやクリアパーツが使われたサイズを感じさせない豪華な仕上がりになっています。



可動ポイントも若干あり、首が回るほか肩がBJで可動。



足首はBJで可動しますしつま先も動きます。



普通のSDXと並べるとこれぐらいのサイズ差となります。
塗り分けがかなり細かいので写真に撮ってみると小ささを感じさせません。





続いてスペリオルカイザーの体となる暴竜カイザーワイバーン。
2つの首と巨大な翼が大迫力。
また足やアームの一部はダイキャストで重みも結構あります。



上から見るとこんな感じです。
こちらもSスペリオルドラゴン同様可動ジョイントなどを除き塗装されています。
ゴールドの他、メタリックレッド部分も美しい光沢がありました。




頭部アップ。
口は開閉可能です。



腹部にあるクリアグリーンのパーツは自立補助のための支え棒。
自分の物はこれ無しで自立は出来ませんでした。
翼のジョイントは翼の大きさからすると細く感じますが金属製なので強度は十分だと思います。
また可動ポイントも多いので様々な位置で固定できます。



翼は全てメタリック塗装。エッジもシャープで見応えがあります。



根本の他画像の部分でも多少動かせるようになっていました。



尻尾も左右に振る事ができます。
リアアーマー裏などにもモールドが細かく入っていました。



足首は変形の兼ね合いもあり爪がどちらも可動します。




首はスペリオルカイザーの脚部となるパーツなので前後左右様々な方向に動かせます。
翼も大きく広げられるので大迫力です。



Sスペリオルドラゴンと。
こうして見るとスペリオルドラゴンがかなり小さく感じます。





こちらは浮かせて飾る事は考えられていないようで付属のスタンドには対応していません。
画像では2つスタンドを使って無理やり浮かせています。




首や口がダイナミックに動きますし予想以上にこの形態で動かすのが楽しいです。
保持力も問題なく大きい翼もしっかり保持可能でした。



続いてスペリオルカイザーへの変形&合体ギミック。
まずはカイザーワイバーンの頭部を取り外します。



下顎部分と上顎固定ジョイントをスライドさせ収納。
スペリオルカイザーの足首となります。



翼は一度取り外し



接続ジョイントを交換。
リアアーマーを開いて尻尾を背面に通します。



続いてカイザーワイバーンの足首を取り外し



取り外した部分の手甲パーツを交換。
手首パーツを取り付けます。



パーツを取り外すとこんな感じになっています。



後は曲げていた関節を調整して人の形に。



平面に翼を取り付け



翼の先を曲げ、足首になっていたパーツの爪をたたんでから背中に取り付けます。



カイザーワイバーンの頭部は肩に被せるように取り付け。



Sスペリオルドラゴンは肩アーマーを後ろに回し、足首を伸ばします。



そして胸部装甲を展開し



スペリオルドラゴンを収納。収納したら胸部装甲を閉じます。



ドッキングの際ジョイントピンがスペリオルドラゴンの股関節にあるピンを押し出す事で首が自動で伸びるギミックがあります。



合体完了。スペリオルカイザーの完成です。





この形態でもボリュームは圧倒的。フル塗装ならではの質感が素晴らしいです。
所々にあるメッキパーツも良いアクセントになっていました。



頭部アップ。
Sスペリオルドラゴンの頭部がそのままスペリオルカイザーの頭部になっています。
アイプリントも小さいですが精密で額なども綺麗に塗装されていました。



肩アーマーはクリアパーツの内側にガンダムフェイスのディテールがあり特徴的な外観に。
腕部の塗り分けも綺麗でした。



また肩アーマーにある羽のようなメッキパーツは可動するようになっていて干渉を逃がせます。
メッキパーツも目立つ傷などはなく綺麗でした。



腰アーマーも可動します。
脚部はエッジに合わせ目が来るようになっていて分割線が極力目立たないようになっていました。



つま先も柔軟に可動します。
足裏なども細かいディテールあり。



翼のクリアパーツも内部が塗装されているので暗くならないようになっています。



スタンドなしでも自立は可能。



翼を広げると神々しいですがめちゃくちゃ場所を取ります。
空間占有率はメタルビルドのデスティニーやフリーダム並な印象。



可動範囲ですが肩は回転できるものの装甲が邪魔になるので腕はあまり開けません。
肘は90度ちょっと曲がる感じで手首側も可動します。



肩は回しすぎると背面の翼に干渉するので動かす時は気をつけたほうがいいかも。



腰はわずかですが前方にスイング、回転もできます。



上半身に比べると下半身は良く動きます。
接地も良いですし膝立ちが出来る程度には脚も上げられます。



HGのカミキバーニング、MGのガンダムMk-IIと並べて。
機体サイズはおよそガンプラで言う1/100サイズと同程度です。
ただ翼が大きいのでボリュームはかなりのもの。




アイランドウォーズっぽくカミキバーニングと並べてみました。
さすがに劇中ほどのサイズ差は出ませんが飾るには良い感じです。



上半身があまり動かないので派手な格闘ポーズみたいなものは厳しいです。




スタンドはメタルビルドタイプなので細かい調整が可能ですし
ロックもしっかりしていて重い機体でも十分飾れます。



濃淡の付けられた金色にメッキパーツがあるので単調にならず見ごたえのある仕上がり。



関節はかなり固めでこの姿でも保持力は十分でした。
最初はスペリオルドラゴンSRぐらいの扱い辛さを覚悟していたのですが
合体分離もさほど複雑な変形ではないのでスムーズですし意外と遊びやすかったです。



以上SDX スペリオルカイザー レビューでした。
今回はほぼ全塗装仕上げとなっていて金や赤部分は美しいメタリック塗装で再現されています。
さらに金色には濃淡が付けられ、メッキパーツも一部使われているのが良いアクセントになっていますし、やはりこれだけの大きさでしっかり塗装されているのは嬉しいです。
Sスペリオルドラゴンもかなり小さめなんですが本体と変わらないぐらい作り込まれていますし合体ギミックも扱いやすいものでした。
またカイザーワイバーンもダイナミックな動きが付けられるので分離状態でもかなり遊べます。
ROBOT魂のようにグリグリ動かすのには向いていませんが存在感は凄まじいですし注文して良かったです。


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