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■UNIVERSAL UNIT　ゼク・ツヴァイ　レビュー

ユニバーサルユニットシリーズで立体化されたゼク・ツヴァイ。
価格は4,860円で積んでいたものを組んでみました。
発売月は2016年11月です。
箱はコンパクトなんですがパンパンに膨らんでいました。



このシリーズは後にも先にもこれしか買っていないので他の物はまた違うのかもしれませんが
基本的に組み立て式のプラモデルになっていて素材はABS。
一部組み立て済みのパーツもあるので組み立てはシンプルなHGのガンプラを作るぐらいの手軽さです。
また一部は塗装済みになっていて大まかな配色は再現されていました。
それと食玩枠なのでガムも1粒ついていました。



付属品は遠射用ビームスマートガン、マシンガン、サーベル2本、クラブのグリップパーツ6本が付属。



シールはミサイルポッド内部やセンサーを補うものとDマークが付属。




ガンダムセンチネルから貴重な立体化となるユニバールユニットのゼク・ツヴァイ。
異形で巨大なMSですが比較的手頃なサイズで立体化されています。
ですがゴロっとした塊のような姿で前後の幅もかなり長いためボリュームかなりのもの。




キットは手軽に組めるスナップフィットなので接着剤は必要ありません。
ポリキャップも使われておらずABSパーツ同士のかみ合わせによるシンプルな関節です。
ですが一部関節が固い所があり、個体差もあると思いますが調整が必要な所があったのでドリルかヤスリはあった方が良いかも。
塗装箇所も結構多いのでそこまで色が足りない感じもありませんがダクト内部などの色は省かれています。




腰に付けられた遠射用のレドームや背面に取り付けられた巨大なブースタータンク
それに4本もあるサブアームなど個性的で迫力ある姿です。
パーツ分割はガンプラと比べるとかなりシンプルで基本モナカ割りが多め。
またディテールをまたぐ分割も多いのできっちり処理したい人は手間がかかると思います。



頭部アップ。前後に長さがあるデザインです。
モノアイは塗装で可動ギミックはなし。



また頭部は左右に回転できるような作りではあるのですが、溝にピッタリ嵌まるようになっているので実質固定です。
塗装は所々に飛び散りやはみ出しもあり精度はあまり高い物ではなかったです。



胸部やバックパック。
胸部は塗装されていてツヤ消しになっているので質感は良いです。


リアスカートと同じような形状のバックパックは
裏面もきっちり造形されています。左右に6つあるグレーのパーツはクラブの弾頭部分。



バーニア内部は塗装ですが暗い色に赤を塗っているためか発色は暗め。
バックパックとテールスカートは跳ね上げられる構造になってはいますが、背面にブースタータンクが付くのであまり動かなくなります。



また完全に固定はできませんがスカートのラッチに武器を乗せる事も可能。



ランドセル上部とスカートに付くブースタータンクはBJで可動。
またテール部分のブースターは自立の支えにもなります。



肩のジョイントは軸関節で前後にスイングします。
また肩アーマー内側の腕を取り付ける部分はBJで細かい動きを付ける事が可能。



腕部は片側2本、合計4本のサブアームがあります。
上のサブアームは軸関節で根本とクロー部分が可動。
下のサブアームは根本がBJで可動します。
上のサブアームの軸関節なのですが、自分のものはかなり固めだったのでドリルで軽くさらって緩く調整しました。



肩の弾倉は取り外しが可能です。



腰アーマーには遠射用のレドームとミサイルポッドが３つ装備されています。
レドームはシールあり。
アーマー裏は簡素な造形になっています。



特徴的な脚部は脹脛にプロペラントタンクが取り付けられています。
こちらは3本まとめて左右貼り合わせのパーツになっていて上下にスイング可能。
股関節はBJです。



足首は塗装されています。
接続はL字に曲がったBJで接続されていてかなり伸ばす事ができます。
足裏はモールドなどがなくシンプルな作り。




可動範囲など。肩はスイングギミックがあるので前後にスイングする事はできますが
弾倉パーツが邪魔になりあまり肩を回転させる事はできません。
肘は90度ほど曲がり手首は回転可能。また上腕にロール軸もあります。



下半身は股関節がBJですが切れ込みが入っているのでかなり開けます。
膝も曲がりますが足首もかなり伸ばせますし装甲部分も可動します。




付属武器のマシンガン。
1パーツなので若干薄い感じがありますし銃口も開いていないので軽く開口すると良いかも。



こちらはサブアームに持たせる事も可能。





遠射用のビームスマートガンは左右貼り合わせなので厚みも十分。
グリップはBJ接続で手首とサブアームで持たせる事ができます。
ちょっと窮屈ですが上側のサブアームでグリップを握る事も可能。



股関節には3mm穴があり色々なスタンドが使えます。



干渉する部分が多くモノアイなども固定なので派手なポーズを付けたりする事は厳しめです。




ビームサーベルは手首とサブアームどちらでも持てます。
刀身はクリアパーツではありませんが塗装仕上げ。



クラブはバックパックから弾頭パーツを取り外し、付属するグリップパーツに取り付けて引き抜いた状態を再現。
弾頭は1パーツで結構派手な肉抜きがあります。



またミサイルポッドのハッチは全て展開可能。
弾頭の色分けはシールでも補えます。





ハッチにロックなどはありませんが特に勝手に閉まるような事はなく
全身の関節の保持力も今のところは十分です。




HGUCのゼータプラスとキットの大きさ比較。こちらのスケール表記はありませんでした。
実サイズだと高さはそこまでないのですがやはり前後のボリュームが凄まじいです。



以上　ユニバーサルユニット　ゼク・ツヴァイ　レビューでした。
組み立てはスナップフィットでパーツ数も少なめなので組み立て自体は手軽ですが
ランナーにナンバーがなかったり個体差もあると思うのですが一部きついパーツがあったりと若干組みにくい所もあります。
デザインがデザインなので干渉する所も多いのですがミサイルハッチやサブアームなど楽しいギミックはしっかり再現されていますし
塗装されている部分も多く、はみ出しなどは結構あるものの組むだけで雰囲気よく仕上がるのも良かったです。
何よりこの特異な姿のMSが手頃なサイズで手に取れるのが嬉しいですね。


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